しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

偶然、市場へ急行する富戸漁港トラックを目撃!

2010年09月21日 | 雑感&放浪
・     【市場へ急ぐ「魚急送便」ですからもっと飛ばすと思っていました】

本日は大きな魚の箱3箱も乗せていますから、最近になく大漁だったと思います
この箱には「さば」や「いか」が満載でして、カーブに差し掛かると右に左に水が溢れて
道路に水跡を残して行くのです

いつもはこの水跡を見て、市場直行で飛ばしているものだと思っていました
実際に見ているとやたら滅多ら飛ばさず、むしろ安全運転ゆっくり走行なのです

(水だけでなく魚まで落っことしては保健所から苦情が出るそうです!)

富戸市場で「マグロ」(シビ)が揚がったと聞いています、
30kg~50kgの「本マグロ」でダイバーさん達も海は「マグロ」で一杯だあと
話しておりました、従って定置網にも入るのですね!
伊東市場では規模小さく、直ぐに大漁貧乏になって裁けませんから小田原や沼津の市場に
持っていたようです、相場は期待に反してお安く1500円から良い所2500円と
聞いております

(それでも1本10万近くになりますから久しぶりの大漁で漁師さんのお顔もほころぶでしょうね!)

沼津は清水や焼津からの遠洋マグロが入って競合になって値段が安く、小田原は消費地が
近いので少し相場は良いと言ってました

この所富戸市場での水揚げは見ていません、やはり地球温暖化の影響でしょうか?
回遊魚の進路が変わっています、本来なら「マグロ」は黒潮の本流を北上して定置網に掛かるのは
めったにないはずです。「カツオ」も千葉県では不良ですが宮城沖では豊漁です

今年は釧路でも「秋刀魚」が不漁で高値になっているそうでわかりませんね



目撃写真を撮ろうと、カメラを取り出す為に止まったら間に車が入ってしまいました


・       【富戸漁港では大雑把に仕分けられますが!】

伊東市場では魚種別に大中小のサイズ別に上場していきますからさらに細かく「とろ箱」に
目方を量られて分類されていき、「富戸網」「さば」「○・○kg」の札を貼られて
競りを待つのです

(この時の売買結果が翌日の相場表として富戸浜値として購入単価となるのです)

消費市場としての伊東市場の規模は小さく、「大漁」だと大漁貧乏ですぐに値段が下がり
少ないと「高値」になって買受人さん達も二の足を踏みますから。市場の規模としては
中途半端状態です

(何時だったか「やっぱた」(スミヤキ)という真っ黒な太刀魚のような魚がTVで
 幻の魚と放映されて目の玉飛び出る高値になったそうで、地元のおかず魚を買いあさる
 のはやめて貰いたい!)

大都市市場へ転送すれば「本日追っかけ物」として鮮度勝負の市場ですから高値は
間違いない所ですが運送費が余計に掛かりますから「さば」や「するめいか」では見合い
ませんね、年に何回もない「わらさ」の大漁だと小田原や沼津まで持ち込むと思います

漁師さんは自嘲的に「富戸定置は貧乏網、一匹でも売りますよ!」といつも言ってますし
富戸市場は取れ立て、鮮度抜群、なんでもお刺身になりますから皆様一度いらっしゃって
下され!

軍手一個、バケツは魚を取り分ける為必要です、素手では魚はヌルがあって掴めませんし
ビニール袋では背びれで破けます
足元はぬれても良い様に長靴がベスト、魚は絶えず水で流しながらトラックに積み込み
ますからサンダルでは濡れてしまいます



おふくろ様「ひ孫」達は大きくなっていたでしょう?
「大ばあちゃん」に会いたいと言ってましたから、会えてよかったです
先日の伊豆訪問はとても疲れていたようで、とても心配になりました
猛暑、酷暑が続いていますから、体力をつけて頑張って下さいね

できれば今週の後半にでも訪問を計画しています、ママも一緒に行きたい
と言ってますから週末のご予定はいかがでしょうか?





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