しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

仙台空港付近には住宅地も広がっていました!

2011年06月01日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・          【そんな土地でも津波には弱かったのです】

空港の周囲は事業所や工場、住宅街が広がっています、空港の被害もさる事ながらこちらも
大変な被害に遭遇していました

高速道路を走っていますと仙台空港鉄道は名取駅から海側を回って空港へ行きますから
気が付きませんでした

(空港は再開しましたが空港鉄道の復旧は未だのようです)


・          【空港に入る直前は地下に潜ります】

地下トンネルにもぐった鉄道も水没していました


・           【仙台駅まで快速で17分ですから】

土地は広いし、宅地分譲として売り出されて新興住宅街として広がっていたのでしょう!

仙台空港の海側にありますから、海から来る津波の威力が衰えないので瀟洒な木造住宅等は全く無防備
完全に押し流してしまいました!

(垂れ下がっている白い断熱材の切れ端が破壊の凄さを物語っています)

新興住宅街ですからほとんどが新築のようです



悲しい風景です、ここには家族一家の団欒があって、幸せを絵に描いたような住宅街があったのです!


・           【後方に仙台空港線の駅舎が見えています】

仙台駅まで快速で17分の新興住宅街ですから、仙台に住むサラリーマンの憧れだったかも知れません

(ヒルズではありませんが高級住宅街だったかも知れません!)

住めない家にローンだけが残る悲劇、住宅ローンの2重債務が発生します、これは何とか
救済する措置をとって下さい!



空港ができると全国、全世界からのアクセスが可能になります!


・           【空港周辺には住宅以外に事業所も出来ています】

写真は津波前の航空写真です!

滑走路を中心として、事業所が立ち並び、住宅街が出来上がってショッピングセンター
もオープンしていたようです

(2mの潮位の津波で海側は壊滅、滑走路横の事業所は建物が大きい分残っていますが
 1階部分は水浸しです!)

河川にも逆流した建物の残骸が瓦礫となって空港を去る僕の後ろにいつまでも取りついて
いました!
海水が引かずにポンプで排水していました



国道4号バイパスから国道6号線に入っていく辺りだと思います!
 

・           【海沿いは田園風景が続くのんびりとした景色だったはず】

津波は平坦な道路を横切り、阿武隈川の堤防まで進んで止まったようです
海側に目を転じても海は全く見えません、ここまで海岸から2,3kmはあったのではと
想像します


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