親は家無しツバメの巣！

・　　 　【親子団欒のお家に親はいません！】

一羽、二羽と数えて五羽も巣の中で雛が懸命にえさを欲しがります
既に親燕と同じくらいの大きさになっています
狭いお部屋でくるりと向きを変えてお尻を見せてくれます
なんと、起用にフンを出していますから
巣の中は清潔なのです。

子供達は垂れ流しではありません、親に作法を教えられたわけ
でもないのにキチンと始末できますから偉いですね！



さてこんなに小さな家にどうやって親子の団欒は
営まれているのでしょうか？
親はせっせと餌を運び、子供はチイチイないて自己アピール
いっぺんに２羽分の餌は運べません
５回往復してやっと全員に餌が回ります
早く孵化して自己主張の強い子供は少し体も大きいね！

（いづれにしても親子の会話なんかしている閑はありません）

早朝、巣から離れた広場では親達は鳩首ならぬ燕首会談
していますね
親は巣で寝ないようで、野宿していました。
もっともツバメですから一定の距離に近づくと
パッと一斉に逃げていきます。


・　　　　【燕首会談？している親燕さん達です】

ガソリンスタンドで巣作りしているツバメさん
２,３回カラスの襲撃にあって可哀想
ツバメは巣を壊されると何度でも産卵するらしく
最期まで巣作りしていましたが、結局諦めました
従って、今年は巣作りしていません

（城ガ崎海岸は「カラス」がとても多いのです！）


今朝、電線を仰いだらツバメさん達が勢ぞろいです
この近くに巣があるのでしょう？
親同士も兄弟なのかしら集団で休んでいます
これから巣立ちまでもう一息です

（親は一生懸命子育てをしますが、子供は巣離れすれば
　生きる上でライバルと思っていましたが
　血縁はこうして存在しているのですね！）


・　　　　　　【親も集団で休みますから】

きっと血縁同士でまとまっているんでしょうな！