お向かいに座った人は世界放浪の旅人でした！

・　　　　　　　　　　　　　【下田の「名無しのごんべい」さんと知り合います】

（お名前は名乗られたのですが忘れました！）

伊豆行きは追突事故でバイクは禁止ですから電車で行きます、でも逆境を楽しみに変えるのは
僕にとって何でもありません小田原駅で駅弁買って、たる酒添えてＪＲの先頭車両のボックス席で
一人背を丸めて飲んでいます・・・（平日の昼酒は世間の皆様に申し訳ありません）
お向かいに座った派手目の年配の方も興味ありげに飲みたそうな顔つきで僕を覗きます、
小田原ではお土産に名物アンパンの「守屋のアンパン」を５個買っています

（先週キャンデーを戴いた元パイロットのＫさんへのお土産です、Ｋさんは札幌の出身で僕と同じ道産子です
　先日愛犬をなくして深い悲しみに落ち込んでいました、僕もペットが亡くなった時は、
　悲しかったけれど朝の散歩がなくなって内心ではホットしていた薄情者なのです）

小田原名物のパン屋さんで年一回ほど買っています、昔と比べて高くなったなあ！
今は１４０円ですが昔は８０円でしたよ！等の感想を述べるとますます興味ありげです、
良かったら一個食べてみますか？最初は遠慮していましたが、一個受け取って食べてくれました



これから何処へいくの？下田に行きます、青春切符で来ていますから伊東で伊豆急行へ乗り換えのため降ります


・　　　　　　　　　　　　【大室山へ行く途中でした、車には十分気をつけましょう】　　

青春切符とは年齢に関係なくその日、一日ＪＲ線内が乗り放題という格安切符なのです
僕もやった事があります、５枚で１００００円（今は消費税がつくと思う）の切符を握り締めて
深夜の大垣行き電車に飛び乗り日付が変わる小田原からの乗車扱いで大垣まで行って、
大垣から乗り換えて米原まで行き、米原から特別快速に乗って姫路迄でした、乗るだけなら
２０００円位で九州までいける超割安切符だと思います

（下田は伊豆急ですから伊東で乗り換え、このまま乗って乗り越し扱いでも良いと思いますが降りて行きました）

他に東海バス＆駿河湾フェリーが乗り放題の南伊豆圏内フリーバス切符まで所有していました

（きっと時刻表マニアでもありまして３月１５日のダイヤ改正では廃止されるブルートレイン
　「あけぼの」に乗ってるかもね！です）

２９歳から放浪生活に入って６１歳になるまで日本だけでなく全世界を放浪するヒッピーさんでありました

（見かけは全くヒッピー風ではありません、ちょっと派手目な服装かな程度で普通の小柄なおじさんでした）



趣味は放浪なんですが「乗り鉄」さんで鉄道に乗るのが好きな方で小さな手帳には行った
鉄道のメモがびっしっり書き連ねてあって目の悪い僕には読みきれません！

あの悪名高きトイレを持つ中国の列車の硬座にも乗った事でしょう、中央アジアでは襲われなかったのでしょうか？

下田にアパートを買っているので後から遊びにいらっしゃい！と言ってくれます


・　　　　　　　　　　　　【今日は寒いです、最後の灯油と思って買いました】

下田駅を降りて国道を南伊豆方面に向かって二つ目の信号です・・・・ちょちょっと待ってください
言葉でそれ以上事言われたって頭の悪くなったシイタケには記憶できません

携帯電話が下田においてあるので連絡いれますと電話番号を聞いてくれました

通常は携帯電話を必要としません、いつも一人で行動しています



全世界を放浪！いい響きに聞こえてきます、自分も徘徊といわれようと放浪生活を決めました

年ですし臆病者ですから日本国内にとどめまして、バイクで行けなかった所とか、親戚や知人を訪ねて
思い出に浸るのも良いでしょうし、季節によって印象は変わる所に興味があります、
冬は南国、夏は北海道へ行こうと思っています、車の運転ができる今しかないように思います

放浪の大先輩ですから是非にでも我が家に来てもらって、放浪話をお聞きしたいのです
明日はテニスがあります予定が遭いません、夜に下田の彼から電話がかかってきました

（明日だけはママも居ますので都合が悪いのです）

ヨパッラって電話してきたようです、明日は都合が悪いと申しました、来週は又海外と言ってました

２９歳から放浪の果てに、姉がいると言ってましたが、生活はどうしていたのでしょうか
親兄弟の世話や介護といった世間のしがらみはどうなっているのでしょうか？

北海道ではアルバイト生活を堪能していたようです、年金もなく放浪なんて簡単にできるのでしょうか？

いろいろ聞きたい事があります



確か翌日からは又放浪に出発すると言ってました、放浪先ではどんな事がまっているのでしょうか
今頃は日本を後にしてミヤンマーあたりの列車に乗っている筈ですが、思い切って携帯電話を
かけましたが伝言に繋がっていました

（見ず知らずの人と会って無用心ではないかいと言われてしまいました、確かにその通りです、
　今までもそれで失敗してきました、でも失敗したって日本では命までとられません
　リスクを負うあまりに何もしないより、追い先短いシイタケは明日の放浪の参考にしたいのです）

これは北海道人の共通のところだと思います



先に行けば放浪なんかできません、仕事も上がって運転できる今しか放浪のチャンスはないとおもいます
北海道は年２回１０年間もバイクで行ってまして、料金０円もしないただの宿から２食ついて３０００円位の
安宿も沢山知っています


・　　　　　　　　　　　　　【伊豆高原の全景です】

季節によって斡旋される「シャケバイト」、「にんじん堀のバイト」、「かずのこバイト」があるのも知ってます

今までは１週間と休みが少なく期間が限れていましたし、バイトする必要も時間もありませんでした、
旅から放浪へと変化するとこれらにもチャレンジしたいね、住んで働くと旅行者から一時的地元民へ変身できます

（旅人として見てきた町は地元民から見れば違った印象になると思います）



伊東には全国のオートキャンパーが集まる、伊東マリンタウン「道の駅」があります
放浪旅の予行練習として最適です、今までなんとも感じませんでしたが、病気明けもあって
運転に不安が募ります、家から２０ｋｍ位ですが運転席に座ると緊張します、車もエンジン掛けておかねば
バッテリーも上がります、車は当分無理といわれてます、運転できると思って今年の車検は取りました、保険にも入りました

（行きがけに「マクド」に寄って、コーヒーを飲んでいざ「マリンタウン」です）

季節の変わり目で少ないとはいえキャンパーさんが集まっています、知っているキャンパーの車もあります
何時もなら話しかけるのですが、コーヒーを飲んでおしまいです

（完璧な運転振りと思われましたが、バックで車庫入れのとき少しこすってしまいました
　これは病気のせいではありません何時ものことです）

	これが本当の「冷えとり」の手引書
	PHP研究所