厚岸の朝を迎えました 、この時点では穏やかな朝だったのです

・　　　　　　　　　　　　　　　　【隅っこでは始発電車が準備していました】

ＪＲ：花咲線の1両編成の電車が出発準備でジーゼルのアイドリング音が街中を響き渡らせていました、今日は何が起こるのでしょうか？


・　　　　　　　　　　　　　【静かな町の朝です】

漁業の町厚岸は厚岸湾を挟んで町並みが続いています、橋を渡ると道道が伸びていて霧多布、根室方面に行けます、ここまでは国道が線路沿いを走っていて
トラックは国道を行き道路は分岐するのです、ライダーには厚岸湾を渡って根室や霧多布に行く、シカやキツネが出る寂しい道道の方が推奨されています

（霧の出ない琵琶瀬展望台は霧多布湿原の南に位置する高台にあり、360度の視界を楽しむことができます。北側を見ると広大な
　霧多布湿原の中を琵琶瀬川が蛇行する大パノラマが展開し、振り返ると太平洋を一望することができます。）


・　　　　　　　　　　　　　　【道の駅も車が少なくなってきました】

９月になるとコチラは秋風が吹き始めます、釧路からトンネルが連続する無料の高速道路を通って１００ｋｍ帯広側に行きますと
急に十勝平野の夏空が迎えてくれます



急にママのスマフォの電話が鳴ってふんふん聞いております、話しぶりでは異変を知らせる仕事の電話のようです


・　　　　　　　　　　　　　　【幸い厚岸は釧路に近いのです】

ママは急遽帰還を決めたようです、釧路空港に駆け付け１２日の便を本日に変更です、スマフォでもできますが、ＡＮＡに電話連絡してます
ママのスマフォは耐用年数が過ぎているようで音声が途切れて、１０分に一度は自動的に切れる割安設定もしてあります、急な対応には対応できません
急ぎ空港のカウンターへ行きました、どうやら致命的なトラブルではないようなのですが、帰らねばならないそうです


・　　　　　　　　　　　　　　【幸い本日の夕方便がとれて羽田に向かいます】

帰り支度や荷物を郵便局で送るために釧路市内を奔走、和商市場近くの郵便局でお土産とともに発送でした、帰った後を見ますと
車のロッカーには冬物コートや長袖のシャツが一杯残ってましたので、いかに慌てていたのか想像が着きます


・　　　　　　　　　　　　　　　【和商市場で慌ただしく食事です】

ママはお土産を買っています、トウモロコシ１００円はとても安く４，５本手に持って帰るといいます、荷物は郵送で送りましたが
背中にリユックを背負い、大きなバッグをおなかにつけて、更にはトウモロコシ５本入った手荷物バックを下げて搭乗ゲートに入りました


・　　　　　　　　　　　　　　　　【和商市場：名物の勝手丼は頂きません】

時間的余裕はあるのですが、急な展開で僕の心に余裕がなく、お刺身を店舗を巡って刺身を乗っけて貰う勝手丼を作る事ができません

（小さなお寿司セットで我慢して貰いましょう、この後空港でジンギカン定食を頼んでましたからお腹は一杯の筈です）


・　　　　　　　　　　　　　　　　【釧路駅だけは５５年前と変わりません】

この駅舎が出来上がった位の時に、僕達家族は親父の会社の転勤で釧路にやってきました、僕は小学６年の卒業式は市内にあった寿小学校で済まし
北中学に上がり１年1学期までいたのです、中学１年２学期は札幌に行ってしまいました

（残念な事に寿小学校は町の中心にあったのに廃校になってしまいました）


・　　　　　　　　　　　　　　　　【フライト2時間前に飛行場に着きました】

ママとのお別れは搭乗口で、手荷物検査でサヨナラです、ママは2時間近く飛行機を待つことになりますが、僕も夜の運転はトラックに煽られるので嫌なのです


・　　　　　　　　　　　　　　　　【近くの山花温泉に入ってゆったりでした】

阿寒に行けば道の駅があります、ここのホテルでビールを買って更にリラックス、実はここのホテルにも温泉があったのでした

（しかも料金はこちらの方がお安かったのでしたが、山花温泉を出て暗くなった初めての道路を阿寒タンチョウの里：道の駅へ向かうのでした）

乗りなれない夜の街灯の無い道を進んでいくと後ろに金魚糞のような行列が付きます、安全速度を守っているのに釧路に勤めている
地元の車は帰りの道を急ぐのです、おそらくこの方向に違いないとは確信していますが、道の駅は阿寒町を過ぎても現れないのでした

（仕事は片付いたので今度は函館にやって来るそうです、新コロナで絶対に北海道へは行くなと言っていた本人が再び来るのです）