しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

ひさし振りに行った「池」の田んぼです!

2011年07月23日 | 遊び場
・        【今年は畑を借りている人も少なくなっています】

池の川の傍で畑を借りて耕していた畑が今年は荒地なっていました
土作りが大変なんだよと話してくれたお父さんはどこに?です
お隣の方にお聞きしましたら、川が氾濫して水浸しになったのであきらめたそうです

池の歴史は水との闘いでした、洪水がなくなっても川の傍は溢れるのですね!

(つがいの鴨さんが仲良く遊んでいました!)



「池」の歴史は水との戦いでした!


・         【洪水を防ぐ事ができれば豊作間違いないのです】

伊豆高原の上部に広がる「池」地区は天城山と大室山に挟まれた扇状地を形成しておりまして
水抜き川として対島川が流れ、伊豆高原の別荘地を流れ下って最後には滝となって八幡野港で
海に注いでいます

大室山の噴火でしょうか、溶岩がこの流れをせき止めましたから大雨になると扇状地全体が
湖となってしまうのです!



想像なんですが天城山からは大量の土が運ばれ、大室山からは溶岩が「池」の周りに流れたと
思うのです


・         【「池」は山国伊豆では貴重な田んぼがありました】

水抜きトンネル用に山梨県から専門の人手を頼んで工事した手彫りの跡も残っています

(今では大雨になっても扇状地全体が水に浸かるという事はありません、それでも
 水抜きトンネル付近の川は溢れて、川沿いの畑を水浸しにしてしまうのです)



合鴨農法をやってる訳ではないのですが、鴨も子育てに渡ってきます


・          【「鴨」は水のある所にすんでいます】

例年ならばコガモをつれて歩いていますが、もう親ほど成長したのでしょうか?

川の横を走る道の両側はこの時期「あじさい」に埋め尽くされます!


・          【咲き始めの頃の「あじさい」です】

季節の移ろいは早く、現在平地ではしぼんでいまして、伊豆スカイラインの山の上で咲き誇っています

この清流が暴れ川になるのです!


・          【「やまめ」も生育している清流です】

伊豆高原の水道水になっています、清らかな川ですから塩素殺菌の量も少なくおいしい水道水と
呼ばれています!

(取水口は水が枯れない池の田んぼの横にあります!)

水量が少なくなる頃には上流は流れていますが国道から上は水無し川となる不思議があります
途中の地下にもぐってしまいまして、結果「ホタル」さん達がいなくなってしまうのです

(年々ホタルの数は少なくなっているような気がします!)




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