東日本フェリー会社はこれで失敗です！

・　　　　　　　　　　　　　【高速フェリーで墓穴でした！】

一昨年の夏、北海道から函館フェリー乗り場では大工事が始まっていました
新型フェリー登場に合わせた埠頭やターミナルビルの建築でした
函館のみならず青森側も工事ですからお金も沢山つぎ込んだように思います

函館～青森間を２時間でし疾走する大型のジェット船が就航です、車の積み込みに
時間が掛かっては台無しですから、駐車場も整然と横に幅広く設置されていました
一隻の船でピストン輸送ですから順調に進めば収益も倍増だったのでしょう！


船の名前も「ナッチャン号」です、今ではＧＷも運休、就航も本当に「夏ちゃん」
だけになってしまいました


・　　　　　　　　　　　　【フェリーターミナルには模型が】

おかれていまして、開業当時はさぞかし華々しくデビューしたものと想像できます

函館・青森間を２時間で結ぶと言っても現在貨物輸送の花形航路は苫小牧が中心なのでして日本海側からの敦賀・新潟・秋田から小樽や津軽海峡を横断して苫小牧までやってきます！

（最早津軽海峡は海の中継点ではないのですね！高速船の就航で太平洋、日本海を直接就航します）

確かに小さい船でダイヤも頻繁に往復していますが、函館に着いても苫小牧までは
３００ｋｍ近くありますので、フェリーで北海道目指すなら苫小牧のほうがお得な
感じです！

（北海道の産物は農作物中心ですから外れの函館より苫小牧の方が有利で札幌に近いのです）


本物の「ナッチャン号」です！


・　　　　　　　　　　　　【赤字でも運行してくれれば乗りたい！】

乗った人に聞きますと、乗り心地は良くないそうです、波の間を疾走しますから
上下動が激しくお天気の悪い日は最悪だそうです

（ジェット船の揺れが大きいのは大島～稲取間で体験しています！）

フェリーというのは遅いからゆっくり寝られて丁度良いのであって、２時間も激しい上下動に揺られると休憩の意味がなくなりますね！

椅子席というのも気になる所でして、ゆったりするなら絨毯敷きの部屋が良いと思います

（ＧＷなのに運行できずに埠頭で舫っている姿はさみしいもんです）

現在東日本フェリー会社はありません、青森県の援助を受けて津軽海峡フェリーに名前を変えて就航しています