20年程前、印象に残った朝日新聞の記事を切り抜き、残していました。身の回りの物を断捨離しようと片付けていたら,見つかった記事について、報告させて頂きます。寒いので何所へも出掛けられないので,ブログのテーマが無くてご免なさい。
[21世紀の旗手]として紹介されていたのは、ソニーの「アイボ」生みの親・土井利忠さん(当時ソニー常務)です。現在では,多くのロボットが活躍していますが,当時は目から鱗のアイボでした。土井さんは、[開発は大変でしたが,お客様にこんなに喜ばれた商品はありません」と仰っていました。それ以来ロボットの研究は発展し,災害現場や原子力事故の現場でも活躍していましたね。物を作る仕事は,ワクワクする事でしょう。多くの若い人達が,企業で,大学で取り込んで居られる事でしょう。[頑張れ頑張れ]
当時私が最も驚いたことは、インターネットで販売を開始されたそうです。海外で火が付いて、百数十億円を超す売り上げを記録したそうです。先ず1体を幾らにしようかとみんなで議論した結果、材料費や手間代は勿論、家庭で犬を買う人が幾らぐらいまで出せるか市場調査を行ったようです。当時私が家庭教師に行っていたお宅で[チャウチャウ]という大きな犬を買われていました。それと同じで《30万円》が常識だったので,定価を25万円に設定されたそうです。
次は,『人』欄に掲載されていた京都大学教授の「小野和子」さんです。アメリカのアジア学会から『特別功労賞』をうけられた方です。
男性教授の女性職員へのセクハラ事件に遭遇して、女性教官を代表して大学側をただし、裁判で被害女性を支えられた。その勇気ある行動も受賞の大きな理由になったようです。素晴らしい勇気ある先生に、拍手喝采を送ったものです。
いつもあたたかなメッセージが嬉しくて、訪問させて頂いています。
土井利忠さんはペンネームでお書きになった文庫本を何冊か読んだことがあります。懐かしいです。
ロボット犬アイボが海外で火が付いたのは初めて知りました。
京都大学教授の小野和子さんのお話もありがとうございました。
貴女の素敵なコメントを読むのが楽しみです。寒いですがお元気ですか?