のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

2018-06-18 | 『毎日のこと』
いちどくらいは海外のコンクールでも、とベルリンへ行ったとき


シュタッツオーパ(ベルリン国立歌劇場 Staatsoper Unter den Linden)で試験があった。

ピアニストを申込み時に依頼してあったが、手違いで用意されていなかった。

事務の人が何か言っていたがよくわからず、困っていた。


同じ受験グループに海外で勉強している日本人が数人いた。

その中のひとりが、最初眺めていただけだったが、近寄ってくると事務の人と交渉して、結果としてピアニストを準備してくれるように取計ってくれた。


お礼を言うと、にこりともせずクールに去って行った。


この子が交渉してくれなければ、歌うこともなく帰らなければならなかった。


優しい日本人だった。

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秘術

2018-06-18 | 『毎日のこと』
尊敬するその先生は、作曲家であり指揮者である。

ドイツに行っていたとかで、ドイツで学んだ数多くの美女との体験を細かく話してくれた。

それはあまり役立たなかった。


ある日、約30項目の文章が書かれた紙を渡された。

「これは門外不出の奥義だから」

紙には「極秘」「置き忘れ厳禁」と書かれていた。


内容は歌の技で、うまい人の技を分解したものが示されていた。

うまい人はは考えなくてもできているであろうが、うまくない人はこれを読むと、うまい人の技の一部が手に入るかもしれない、のだ。


これはとても有用で不器用なわたしも数個だけは身に付いた。


この奥義のすごいところは、先生自身が歌い手ではないところだ。

歌の人が歌の人を指導すると、声について詳しいだけに、ある種のエラーに甘くなる瞬間もある。


声を楽器として考え、人間の身体的特性を鑑みて奥義を書いた先生は、キュートだ。

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変わった試み2

2018-06-18 | 『毎日のこと』
別の先生


歌いながら、曲とはまったく関係ないリズムを刻ませる


たしかに声の緊張がへる

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変わった試み

2018-06-18 | 『毎日のこと』
ある先生のレッスン、変わっていて

楽譜をカットして真横に繋ぎ

メロディラインを赤ペンで繋いでいく、というものを作らされた。


星座みたいになる


先生、あれなんの意味?

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2018-06-18 | 『毎日のこと』
技術を構成する内容として


「情熱、熱意、やる気」などは存在するか


または、そんなものは何もなくても、できるものはできるのか。


あの人はなくてもできそう。

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