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ただいま☆こんな絵本

3児の母、さとちえです。
絵本好きなわが子が読んでる本を記録します。

アレクセイと泉のはなし

2007年03月26日 06時29分03秒 | 私の好みで選んだ・・・


図書館で借りた本

1986年4月26日、チェルノブイリで原子力発電所が爆発。
180キロ離れたアレクセイ青年の村も被ばくした。
しかし、村にある泉はきれいな水を出し続ける…。
命と命のつながりを描く写真絵本。

 私や夫が何度も読んでいると、チビがよってきて、読んでと言って来ます。
写真絵本で、馬や、犬が出ているので関心があるのでしょう。

 事故が起こったのは私が高校生のときでした。
学校でも何度も話題になりました。
放射能って見えないけれど、消えることなく永遠に漂い続けるんです。健康への被害が何十年何百年と続くんです。
森や、畑には残留放射能が高い値で検出されるけれど、泉の水からは検出されません。
しかし、100年後の水はきっと汚染されているでしょう。
人間が便利なように考え出したものなのでしょうけれど、もう二度とこんなことは起こして欲しくありません。

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切っても切ってもプラナリア

2007年03月24日 05時40分59秒 | 私の好みで選んだ・・・


 図書館で借りた本

 プラナリアは、君の近くにもきっといる。
三角頭に大きなより目、とぼけた顔してたいしたやつだ。
ふしぎな力の持ち主だ、どんなに小さく切られても、平気な顔してもとどおり。
さがして、見つけて、切ってみよう。
実験かんたん。結果はふしぎ、よく観察し、考えて、知らずに身につく科学の力、そこからひろがる科学の世界。

 私が高校生のときにはじめて「プラナリア」という生き物を知りました。
その時にこの何ともかわいらしい形や、かわいい目を見て大好きになりました。
何十年ぶりかに図書館でこの絵本を見つけて思わず借りてきました。
それを読んで、「プラナリアってどこにでもいるんだ」とわかって更に驚き!
もしその事実を高校生のときに知っていたら、きっと実験していたかもしれません。
今は・・・・できそうもありません。
上の子が夏休みの自由研究に悩んでいたら勧めてみようかしら???

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ベエが戦争に行った日

2007年03月05日 05時43分27秒 | 私の好みで選んだ・・・


 図書館で借りた本

 サトがとついだ家には、ベエという名まえの一頭の黒牛がいました。
ある日、サトの家に役人がやって来て、ベエをほしいと言います。
戦地にいる兵隊の食りょうとしてベエを送るというのです…。
祖母から聞いた本当にあったお話。

 私が借りたきた絵本ですが、上の子といっしょに読みました。
どうして牛が戦争に行くのか分からなかったようです。
食べるためと説明すると、かなしいね。と言っていました。

 先日私の祖父がなくなりました。祖父は戦争に行っています。私が少し大きくなくなるまで祖父の家で牛を2頭づつ飼っていました。
この絵本を読んで、祖父を思い出しました。
祖父のお話はこちらです。
 http://blog.goo.ne.jp/satotie2006/e/e285799a9d45ea0cc12b9452cc0b1f59

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ちいさなうさこちゃん

2007年02月14日 05時33分27秒 | 私の好みで選んだ・・・


 図書館で借りた本

 ある晩、庭のまんなかに天使が立って、ふわおくさんに言いました。
「よくおききなさい あなたに じき あかちゃんが できますよ」。
まもなく本当に生まれたかわいい赤ちゃんを見に、たくさんの動物たちがやってきます。
けれど、うさこちゃんは赤ん坊うさぎ。
大勢のお客にくたびれて、頭はこっくりこっくりこ。

 うさこちゃんの誕生の絵本です。
最初の本でうさこちゃんが誕生するんですね。知らずに家に帰って読んでみて感動しました。
動物たちが次々お祝いにやってくる所で「うさこちゃんはあかんぼうさぎ」と書いてあるのを読んで私は「???」でした。
「あかんぼう」「さぎ」??と切ってしまったのですから。
夫に意味を聞いたら「あかんぼ」「うさぎ」でしょう。と言われました。納得!!
子どもに読み聞かせの前に一読していて良かった!!

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だいじょうぶだいじょうぶ

2007年02月11日 06時31分24秒 | 私の好みで選んだ・・・
   

 図書館で借りた本

  ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近く、おじいちゃんが今よりずっと元気だったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。
僕が少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやくのでした。
「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

 なぜ借りたのか分かりませんが、図書館で借りていました。
読むとなんだか「そうそう!祖父母と孫の関係ってこうでなくっちゃ!」と思ってしまいます。
私は父方の祖父母には縁がなく、母方もおじいちゃんが既に他界していましたから。
祖父ってどんな感じかよく分からないままで育ちました。
きっとお祖父ちゃんっていろんな事を教えてくれる楽しい存在なんでしょうね。

私の子どもたちにとってのお祖父ちゃん、そう私の父です!
実母曰く「お祖父ちゃんは、お父さんを知らずに育ったから(子どもや孫に男親として)どうやって接して良いか分らんのじゃろう」といっています。( ̄□ ̄;)!!

私の父は父の弟(おじいちゃん)を父親代わりとして育ててもらいました。
そのおじいちゃんが、先週亡くなりました。
家族みんなで葬儀に参列しました。
気性が荒かったので、いつも顔がゆがんでいましたが、とってもやさしい顔で眠っていました。合掌。
お葬式に行った記事はこちら
 http://blog.goo.ne.jp/satotie2006/e/e285799a9d45ea0cc12b9452cc0b1f59

 絵本の画像をクリックしたら「yamatosimi」tatinさんのブログくに行きます。こちらでもこの絵本が紹介されています。お子さんの長期闘病中の病院の売店で見つけられました。

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んぐまーま

2007年02月06日 05時43分38秒 | 私の好みで選んだ・・・
   

 図書館で借りた本

 抽象的で明るくダイナミックな絵と「うやむやむ なむばなならむ」「ばーれ だーれ あまはんどら!」「ほしくのしく りしくみしく てしくにゅく」など不思議な言葉が現れる、声に出して何度も読むほど気持ちよくなる絵本。

 チビの絵を姉妹ブログにUPしています。
チビの絵に題を付けるとしたら・・・こんな感じかなって思って真似しています。
だって、チビの絵、全部「おばけ」って言うんですもの。

 チビの絵をUPしているブログはこちらです。
 http://plaza.rakuten.co.jp/satotie2006/  

 絵本の画像をクリックしたら「よもぎまんじゅう」dohi-saeさんのブログに行きます。こちらでもこの絵本が紹介されています。 

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くもりときどきミートボール

2007年01月31日 05時53分07秒 | 私の好みで選んだ・・・
   

 図書館で借りた本

 カミカミゴックンの町では、一日に3回、空からたべものがふってくる。
トーストにオレンジジュース、ソーセージにベイクド・ビーンズ、それからときには、羊の肉料理とゼリー。そんなふうにおいしい生活がつづいていたけれど、ある日天候が悪化して、ふってくるものがどんどん大きく、大量になった。
スパゲッティが町をしばりあげ、ホットケーキが学校をつつみ、ミートボールが家をつぶして、町は大混乱。
たまらなくなった人々は、パンでいかだをつくってにげだした…。

 なんとも不思議な世界が広がります。
私のこと。結婚して主婦になり、毎食ご飯の支度をしなければならなくなった1年目。子どもにもすぐに恵まれあわただしく過ぎていきました。
そんな時、だれかが食事の支度だけでもしてくれたら気が楽になるのに・・・と何度思ったことでしょう。
こんな町に一度住んでみたいです。

食事の支度ですが今は要領を覚え(人は手抜きという)ストレスなくやっています。

 絵本の画像をクリックしたら「☆アテナ☆の絵本セラピーと日常」アテナさんのブログにいきます。こちらでもこの絵本が紹介されています。 

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スーホの白い馬

2007年01月26日 05時48分57秒 | 私の好みで選んだ・・・
  

 図書館で借りた本(私が小学生のときの国語の教科書にあった)

 淡い、水彩のような絵で描かれた、モンゴルの民話。
あまりなじみのない馬頭琴という楽器ができた、そのわけが語られる。
スーホというのは、昔、モンゴルに住んでいた羊飼いの少年の名前。
貧しいけれど、よく働き、美しい声をした少年だった。
そのスーホがある日つれて帰ってきた白い子馬は、だんだんと大きくなり、スーホととても仲良くなった。
スーホは白い馬のために、白い馬はスーホのために一生懸命だった。
ところが…。

 図書館で見つけて借りました。
小学校の教科書で習いましたが、内容はいまいち覚えていませんでした。
でも馬頭琴という楽器の名前は夫婦ともどもよく覚えています。
もう一度読んで、「王」のわがままさに怒りがこみ上げてきました。

そういえば、「モンゴル」つながりで、秋にモンゴリアンサーカスを見ました。
 その記事はこちら・・・
 http://blog.goo.ne.jp/satotie2006/e/8de15c30cf1c78d3567f2f59a4a6bd0f

 絵本の画像をクリックしたら「三日坊主のとんがりアンティ!!」chotokoさんのブログに行きます。こちらでもこの絵本が紹介されています。双子ちゃんを含め3兄弟のお母様です。 

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チップとチョコのおでかけ

2007年01月20日 06時52分43秒 | 私の好みで選んだ・・・


 図書館で借りた

 チップとチョコの小犬の兄妹におばあちゃんからマフラーが届きました。
赤と黄色。
さっそくふたりはマフラーをしておばあちゃんに見せに行きますが、途中、チョコは赤い方がよくなったり、黄色い方が好きになったり…。

 これを読んで思ったことは、妹のチョコはまるでうちのチビ!だ。
お兄ちゃんと妹という設定ですが、うちではお姉ちゃんと弟です。
チビは、お姉ちゃんが持ってるものが欲しいんです。
同じものなら良いと思うのですが、いいえ・・・お姉ちゃんのものが欲しいんです。

 まさに2歳児チビ!
春からは、チビチビも加わって大変なことになるだろうと想像すると怖い母でした。

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おりょうりとうさん

2006年12月27日 07時00分20秒 | 私の好みで選んだ・・・
   

 図書館で借りた本

 休みの日、お料理を作ることになったお父さんのメニューはカレーライス。
ところが、お鍋も材料も逃げていく。

 上の子が「読んで」と持ってきました。
調理器具が逃げ出すのを面白がっていましたし、とあみで”パッ”と捕まえるところも喜んでいました。
お父さんのカレーライスを家族全員が「とうさんのんはまずそう」と逃げ出すのも楽しいようです。

 30年前に初版が発行されているのですねーーー
うちの実父は作ったのを見たことがありません。
定年退職して夫婦二人の生活になった今、時々お味噌汁と作ってるとか・・・
具は「わかめ、油揚げ、豆腐、ねぎ」だって母が言ってました。
火の通りの早いものばかりで、よく考えてあるなーーーと感心した出来事です。

私の夫は、若いとき自炊してたとかで、結婚当初は、得意の肉じゃが、八宝菜を作ってくれましたが、今は・・・・全くです。
特に要望はないですけど。

 絵本の画像をクリックしたら「tsubuyaki」beetle-1031さんのブログに行きます。私はこちらを読んで、この『おりょうりとうさん』を読んでみたいと思いました。 

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11の約束―えほん教育基本法

2006年12月14日 06時23分39秒 | 私の好みで選んだ・・・
   

 図書館で借りた本

 1947年に施行された教育基本法は、戦前の軍国主義教育への反省から生まれました。
その目的は、「お国のために」戦争の道具を育てるのではなく、「人格の完成をめざし」て人間を育てること。
教育の主人公は、他でもない、わたしたちです。
立ちどまって、本気で教育について考えたいと思う、すべての子どもとおとなに、この1冊をおくります。
条文をやさしいことばにおきかえた、読みやすい教育基本法の本。

 安部内閣になって、特に話題になっているのが、教育基本法の改定だそうです。
教育基本法って一体どんな物?と再び目にしたくて、この本を見つけました。
もうひとつ、給食費を払わない保護者がたくさんいるとか・・・本当にたくさんいるらしいのです。
全国紙のトップ記事になっていましたから。
この教育基本法をしっかり読まれたらよろしいかと思います。

義務教育は無償って言われているけれど、「授業料を徴収しない」というだけなんですよ。教材費、給食費など当然いるものなのです。
というわたしはこの本を読むまではあまり気に留めていなかった事ですが・・・

今度は憲法も見たくなりました。
パワーがいりそうなので、しばらくしてからにします。

 絵本の画像をクリックしたら「でんでん畑から」でんでんママさんのブログに行きます。こちらでも教育基本法改正反対の立場でこの本が紹介されています。 

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おめでとうのいちねんせい

2006年12月13日 06時18分25秒 | 私の好みで選んだ・・・
   

 図書館で借りた本

 糸井重里のあたたかくユーモラスな詩と、日比野克彦のおおらかな作品と、素朴な絵やユニークな立体作品が溶けあうなかに、ドキドキ、ワクワクの一年生の生活を描きだします。
新しい一年生と、むかし一年生だったあなたに。
心のひきだしにしまわれている、なつかしい記憶をよびもどしてください。

 笑える・・・おもしろい・・・・
一人で読んで、一人で大笑いしました。

<へんな あめ>
あめが したから ふってきたら 
こまる
とても こまる
スカートは はけない
パンツも ぬれちゃう
どんな かさを させば いいのか 
ああ わからない 
こまる とても こまる 
でも あたまの てっぺんは ぬれない
ひとつくらいは いいことも ある

 この詩を読んだとき上の子は

「下に向けて傘をさせば良いじゃん」だって。
イヤイヤ・・・・そういうわけじゃなくて、1つくらいは良い事が・・・
コメントするのは控えました。

 絵本の画像をクリックしたら「HORIGARDEN」ほーりーさんのブログに行きます。
こちらでも「おめでとうのいちねんせい」が紹介されています。 

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あな

2006年12月03日 06時16分09秒 | 私の好みで選んだ・・・
   

 図書館で借りた本

 日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘りはじめた。
誰のものでもない、自分だけの穴……。
子どもも大人も引き込んでしまう世界です。

 横長の本を上に開いて行く変わった絵本です。
ひろしのように
「何もする事がなかったのであなを掘る」
いいですね

子ども時代にこういった「ムダ(大人からみたら)」なことをする経験って入るよねー
子どもには小学生になったら行動の「省エネ時代」に入ってしまうらしいので、今のうちに「ムダ」な動きをたくさんしてほしいです。

うちの庭を人が入れるくらい掘ったら祖母ちゃんはなんて言うだろう?と考えました。

絵本の画像をクリックしたら「さすらいびーぐる 」ミル@のらビーグルさんのブログに行きます。
こちらでも「あな」が紹介されています。 

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しん太の昔遊び

2006年11月24日 06時07分14秒 | 私の好みで選んだ・・・


 図書館で借りた本

 しん太は遊びに夢中。
和尚さんにつれられて、ついたところは別世界。
「なつかし、たのし、あそびの国へ。ようこそ、ようこそ、おいでなさい…」
昔なつかしい遊びがいっぱいの絵本。

 めんこ・缶けり・馬乗り・竹馬・ザリガニ釣り・トンボ釣り・すずめ捕り・おじゃみ・おはじき・かごめかごめ・あんたがたどこさ・通りゃんせ・・・・
昔の遊びを紹介してあります。

 なつかし・・・と言われても私の時代でもまともに遊んでいないものがたくさんあります。
おじゃみは片手で2つを回すのだけで必死です。
おはじき、やりましたねー これは懐かしい。
竹馬はうちの子にも経験させてやろうと夫が5歳の誕生日に買ってきました。
鉄馬ですが・・・
すずめ取りもしたけれど、何せ落ち着きのない子どもだったので、すずめが来るまで待てませんでしたから。

子どもに経験させてやりたいけれど、教えてやることもできません。
やばい!!

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クレリア

2006年11月22日 06時30分02秒 | 私の好みで選んだ・・・


 図書館で借りた本

 黄緑色の虫・クレリアがどこに行ったのか、誰か知りませんか。
気持ちのいい寝床を皆に譲っているうちに、縮んでどこかに消えてしまった優しいクレリアを、仲間の虫たちは今もさがしています。

 夏の間幼虫たちに悩まされ続けました。
うちの庭には金柑の木がありそこにアゲハチョウの幼虫がたくさん発生するのです。
それに上の子がカブト虫を捕まえてきて、お隣さんからももらって家の中でゴソゴゾ・・・
秋に虫かごをあけましたが、幼虫はいませんでした  

どの虫もこのクレリアみたいにかわいかったらゆうことないんですけれど・・・気持ち悪いのが先でして。
チビとチビチビは男の子。もしかしてこれから10年あまり虫の世話に追われるのでしょうか? 
先日上の子がカマキリを採って来ました。詳しくは  こちら

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