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無明長夜もかくばかり…

食のこと、家族のこと、ペットのことや日々の雑感… 
手探りをしながら、書き綴っていきたいと思います。

名園を行く

2008-03-22 | 


喰いすぎた上に、酔っぱらって昨夜はとっとと寝てしまった。
いや~、久しぶりにぐっすり寝ましたって感じ。



旅館の和定食

いつも思うのだが、おかずが多すぎる!
これで茶碗1杯で済むはずがない。
今までのオレなら、おそらく朝から3杯は喰っていたに違いない。
呑んだ翌朝ってのは、また旨いんだ、朝メシが…

朝メシ後、ゆっくりと温泉に浸かってチェックアウト。



ホテルの玄関に猫が一匹。
そういえばリタは元気でやっているかなぁ…

今日のスケジュールは、午後から本堂に坊さんを呼んで
お経をあげて貰うことになっている。
坊さんの来るのが午後3時くらいだから、2時半くらいまで時間がある。

それなら、というので

やっぱり金沢に来たら、絶対に行くべきでしょ?兼六園に。

金沢の兼六園と言えば、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで
日本三名園の一つに数えられる名所だ。

叔母宅に着いたのが、午前11時。
ここから兼六園は歩いていけるところにある。



叔母宅を出て、テクテクと歩く。
空は快晴で、いい陽気だ。
途中で商店の店先に寝ている犬。



そういえば金四郎はどうしているだろう。
リタを虐めてないだろうな…

15分ほど歩くと、兼六園の小立野入口に着く。



入園料を払って、園内を歩く。
天気のいい土曜日だ。
園内は観光客でイッパイである。



喉が渇いたので、茶店にて一服。



頼んだのは、もちろん名物の「あんころ」と抹茶。



大きさ2センチほどの小振りなあんころが5つ

あとは園内を散策する。



兼六園は広さ約3万坪、江戸時代を代表する池泉回遊式庭園として
国の特別名勝に指定されている。
兼六園の「顔」ともいうべき「徽軫灯籠(ことじとうろう)」と「霞ヶ池」



徽軫灯籠の前で記念写真。
ちょっとは痩せて見えますか?



桂坂の出口を出ると、目の前が金沢城公園。



石川門の前にて、久しぶりにニョウボとツーショット。



後ろに見えるのが菱櫓・五十間長屋

とにかく載せきれないほどの写真を撮りました。

食事編は後半に…


そろそろ面倒くさくなってきた…



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喰いまっし 金沢

2008-03-21 | 




夢二館を楽しみ、旅館に戻る。
まだ晩メシには早い。
というわけで、息子と二人で温泉へと向かう。

やや小さめな浴室だが、いい湯だ。
3人も入ると満員になりそうな露天での半身浴は
日が傾いて、冷たくなった空気が気持ちいい。

湯で赤く火照った体に冷えたビールが旨い。
晩メシは金沢名物料理を中心とした懐石料理。

はじめは普通に話していた仲居さんだったが
義母も叔母も金沢弁で話すためか、次第に気さくな金沢のおばちゃんに。

いろいろと説明してくれたが、もうなんか忘れちゃったんで
写真だけザッと…



前菜



「お造り」
さすがに金沢の魚は新鮮で旨い。



レンコンの団子が入った吸い物



焼き魚はブリ



え~、なんかあんかけです。
味はもちろん、彩りがキレイ。



松葉ガニ。旨かったなぁ…





ブリのしゃぶしゃぶは、サッと身が白くなったらすぐに喰う。

仲居さんに伺ってみると、この旅館の社長ご自身が板長なのだという。
本当に出てくるもの出てくるものが、みな見た目もキレイだし、
そしてすべてハズレなく旨い。

ただし

ダイエット中で、胃の許容量が少なくなったのか
とにかくこれだけ出てくると、量的にかなりツライ。
かといって残すのはもったいないし、
やっぱり旨いからついつい喰ってしまう。



「箸休め」と言って、茶そばが出てきたのには驚いた。



山菜の天ぷら



酒も呑んでいたので、もうすでに腹は限界だ。
よそって貰った茶碗のご飯を、さらに半分にして貰い
最後のご飯と味噌汁、漬け物を詰め込む。



このデザートは、写真だけ撮ったが
さすがに喰えなかった。

別にお品書きにないものを別注文したわけでもなく、
もちろん「大盛り」などもないし、子供等の分まで喰ったわけではない。
通常のコース料理を、普通に喰っただけなのに
なんとも情けないものよ…


ごちそうさまでございました。

嗚呼…苦しい…



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思い出の地 ゲージツ 大正浪漫

2008-03-21 | 


この度の本来の目的である墓参りに出かける。
金沢は寺が多いことは触れたが、それと同様に墓も多い。
しかも叔母達は、それぞれご主人を亡くしているから
墓のある場所がみんな違う。



朝食は、昨夜の残りの煮物と、油揚げを焼いたもの。
からし菜のおひたしに、子供等用にソーセージ入りのスクランブルエッグ。
味噌汁の代わりに「なすびそうめん」

叔母曰く、東京の油揚げは薄っぺらで旨くないという。
確かに、出してくれた油揚げは身が厚い。
これにおろし生姜と醤油をつけて喰うのだが、これがシンプルだが旨い。

朝食を済ませ、一息ついた後は早速墓参りだ。
まずは宝円寺にあり、実家の墓に参る。

なにしろ三家の墓がバラバラで、しかも山の上にあったりするものだから
今日はタクシーを借り切って、午前中に一気に回る。

向かったのは卯辰山の墓地公園にある、義母の旦那さん
つまりニョウボのお父さんであり、オレの義父にあたる人だ。



義父はニョウボがまだ10歳の頃に亡くなった。
死因は脳溢血。親戚で酒を呑んでいるところに倒れたという。

今、義母の経営する出版社は、元々義父が作ったものだが
若くして亡くなったため、義母が後を引き継いだ。
その当時を知る人の話だと、今でこそバリバリの経営者である義母だが
結婚された当初は「いつも和服を着てような、普通の奥さん」だったという。
そんな普通の奥様が、志半ばで倒れた旦那の後を引き継ぐことは、
おそらく容易なことではなかったろう。
事実、経営不振に陥って、借金に苦しんだこともあり、
幾度も倒産の危機があったらしい。

この後は、二人の叔母の段差さんの墓を回ったが
写真は不謹慎な気がしたので、このへんで。

まだ昼メシには間があったので、兼六園のそばにある「21世紀美術館」へ。



正直言うと、絵画はともかく、展示されているオブジェなどは
芸術的過ぎて、凡人には理解しがたい。
オレも含め、そういうことに造詣の浅い人にとっては
「なに?これ」って感じだ。

そんな中で面白かったのは、中庭にある「レアンドロのプール」というもの。



ちょっと小さめのプールで、上から見ると水の中に人が動いている。
仕掛けは単純で、浅い透明な底があるだけ。

もちろん地下に潜れば、誰でもプールの下に行ける。



天気がよかった事もあり、水面を照らす太陽の光の揺らぎが美しい。

ここでちょっと残念なことがあった。
入場の際に貰うパンフレットには「日比野克明展」の文字。
しかも美術館関係者と思われる人と、館内を歩いている日比野氏を発見。
しかしよくパンフレットを見ると、催しは昨日で終了…



昨日まで開催されていたであろう会場を横目に美術館を後にする。

時間は昼時。
一旦叔母宅に戻り、昼食を取った後、
午後からは湯涌温泉に出かけ、今夜はそこで一泊する予定だ。



昼メシは、昨日と今朝の残りの煮物などをおかずに
ゆかりのおにぎりを作っていただいたが、まぁどれもコレもデカイ。

昼食後は宿泊している部屋に戻って、なんとなくウトウトとしたり
本を読んだりしながら過ごす。

夕方近くになると、宿泊予定の旅館からマイクロバスのお迎え。
湯涌温泉は、ここからバスで30分とかからない。
全員でバスに乗り込み、湯涌温泉郷へと向かう。
ここは歴代の加賀藩主・前田家が湯治場として利用し
加賀藩の“隠れ湯”と呼ばれている。



また、画家の竹久夢二が大正6年に次男不二彦と
当時の恋人・彦乃と共に3週間、この地に滞在したという。

湯涌なる山ふところの小春日に 眼閉じ死なむときみのいふなり

その時に夢二が詠んだ歌である。



今日の宿泊旅館「さかえや」の前にて。
旅館の真向かいには、その「竹久夢二記念館」がある。



「21世紀美術館」のゲージツは理解できなくとも
竹久夢二の描く美人画は素晴らしい。



夢二が生涯愛した3人の女性、たまき、彦乃、お葉
現存する写真を見ても、いかにも夢二の画のような美しさがある。
もちろん、この3人をモデルにして描いたんだけどね…



というわけで、夢二像の前で夢二チックにポーズを決めてみる。

これからゆっくり温泉に浸かり、
金沢料理を堪能する。

ダイエット?

どーでもいいス、こうなったら…


というわけで、夜の分は後半に続きます。


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心づくし、おふくろの味

2008-03-20 | 


実家のある町は、金沢駅からタクシーで20分ほどの
宝町というところ。近くに金沢大病院がある。
義母のおじいちゃんという人は、元々住職で実家は一閑院という
寺だったが、継ぐものがいなかったので現在は生活センターとなっている。
金沢は前田藩の城下町である。この辺りは特に寺が多い。
すぐ近くにある宝円寺は曹洞宗の寺院で、前田利家が建てた前田家の菩提寺だ。

晩メシまで、まだ時間もあるので近所を散策してみた。



宝円寺は高台になっていて、坂道が多い。
このあたりは、まだ古い商店が多く、コンビニなどは少ない。

というわけで、ちょっとそれっぽくセピアトーンに加工してみました。




春が近いとはいえ、まだこの時間になると空気が冷たく、肌寒い。
しかし長い階段を上ると、さすがに体も温まってくる。
すっかり日が傾いた頃、現在は叔母が一人で住んでいる実家に着く。
今日からここで泊まらせていただく。

晩メシは、叔母の心づくしの料理。
金沢という町は、関西に近いためか
料理は全体的に薄味なので、ダイエットにはもってこいだ。
しかも煮物が多いのも嬉しい。

うちの亡くなった母親も、たまに帰ると煮物を作ってくれたっけ…



大根やニンジン、フキ、コンニャク、椎茸、油揚げを煮たものをメインに
刺身をはじめとする、魚料理など並ぶ。
トンカツは子供等用であろう。



煮物の横にあるのは、ニンジンと大根の皮を
きんぴらゴボウ風に甘辛く煮たもの。
義母や叔母くらいの料理のベテランになると
オレみたいなヒヨッコのように、
余った食材を無駄にするようなことはしない。
煮物に使った大根とニンジンの皮だって
こうした立派な料理に仕上げてくれる。
しかもこれが滅法旨いときてる。



「かぶら寿司」は塩漬けにしたカブで、
やはり塩漬けにしたブリの薄切りを挟み込み
細く切ったニンジンや昆布などと、米麹で漬け込んで醗酵させたもの。
これも北陸の名物だ。クセはあるが、オレの大好きな一品。
その横は、切り干し大根だが、関東風の醤油味ではなく
酢で味付けしたものだ。



めぎすは、頭を取って茹でたものを酢醤油でいただく。



たくあんをそのまま煮た、めずらしい「ふるさと煮」。
いわば「柔らかいたくあん」なのだが、これもメシにも酒にもよく合う。

石川の地酒、「手取川(てどりがわ)」や「菊姫」をいただき
おふくろの味を堪能した、金沢一日目の夜が更けていく。


ごちそうさまでした。



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来まっし 金沢

2008-03-20 | 


金沢は義母のふるさと。
ニョウボも一応、金沢で生まれたが、父親の仕事の関係で
幼いときに大阪に移り住み、それ以降は関東に来ている。
ただ、子どもの頃には、夏休みとかになると
この地へは、よく遊びには来ていたようだ。
まだ一緒になった当初、今から10年ほど前になるだろうか
一度だけ家族で金沢へ来たことがある。
ニョウボの亡くなった父は、この地に墓がある。
毎年の命日は、近所のお寺でお経をあげて貰っている。

さて、10年振り近い金沢である。
今回は「春彼岸」
義母の旦那さん、つまりオレの義父
二人の叔母の、それぞれの旦那さんと
その他先祖代々の供養だ。

上野駅から上越新幹線にて、越後湯沢へ行き
ほくほく線に乗り換えて金沢まで。
時間にして約5時間ほどの旅。



上野駅の発車時間がお昼頃なので、
駅弁を買い込んで新幹線「とき」に乗り込む。
これもまた列車の旅の醍醐味だ。



ニョウボと義母は懐石風の弁当



娘は籠に入って、デザートまで入ってるこんなの(共に弁当名は失念)



長男は、鮭とイクラの親子弁当。



で、オレのは「彩りちらし」という、こんなの。

弁当を喰い終わり、一息つく頃には早くも湯沢が近い。
今年のスキーにも来た越後湯沢は、まだ雪が残っている。
今日は残念ながら雨模様だ。
越後湯沢から、ほくほく線に乗り換えるが
まだこの辺りは、雪こそ降ってはいないが、一面真っ白である。



車窓から見える、日本海の荒海。
トンネルを抜け、石川県が近づくと、さすがに雪は見えなくなる。
普通の指定席が取れず、やむなくグリーン車にしたら
これがゆったりとして、実に快適である。
金沢までは3時間ほど。
これならゆっくりと寝ながら過ごせる。
寝ていくなら、ちょっと眠り薬をば…



コップ酒に柿ピー

ダイエット中ということを考慮し、
これからの旅にそなえ、なるべく喰いすぎないよう
昼飯の「彩りちらし」は391kcalという低カロリーだったのに油断した?

ま、これも旅の楽しみである。



カップ酒をカッ喰らいつつ、iPodにて音楽を聴きながら一眠り。
いい気分のまま、金沢に着く。
駅で、同じ列車に乗っていた義兄と合流し、
10年前に比べるとすっかり立派になった金沢駅でパチリ。



義母の実家は、ここからタクシーで20分ほど。
おおきなモニュメントは「鼓門」といい、
打楽器の鼓をモチーフにしたという。

さて、これから3日間の金沢の旅が始まる。

長くなりそうなので、後半に続きます。



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いってまいります

2008-03-19 | 
明日から今週一杯、スペインに行ってまいります。




嘘です。

ニョウボの生まれ故郷である、金沢へ
義父の墓参りを兼ね、行ってまいります。

金沢へは10年振りくらいでしょうか。
ダイエットは休みです。
楽しんでまいります。

では、更新は週明けに。

行ってまいります。




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明日から…

2008-02-10 | 


目が覚めると、外はまだ雪が降っていた。
オレのような、特別にスキー好きでない人間にとって
雪の降っている日のスキーは憂鬱だ。
出来ることなら宿でのんびりとしていたいのだが
みんなで来ている以上、勝手な真似は出来ない。



ダイエット中の身に、この朝食は拷問のようなメニューだ。
以前のオレなら、ハムエッグで一杯、納豆や海苔で一杯
さらにコロッケで一杯と、三杯メシコースである。
しかも自家製の蕗の煮物や、野沢菜、たくあんなどの漬け物が旨い。
もちろん昼間ッから酒を呑んでいる以上、この旅行中は
ダイエットを忘れて楽しむつもりであったが
やはり無意識のうちに、喰う量を控えてしまう。

朝メシ後はいよいよゲレンデへ。



憂鬱だった雪はいつの間にか上がり、遠くの空には晴れ間も見える。
寒さもそれほど酷くない。しかも深夜に降った雪のおかげで
雪質は最高。まさに絶好のスキー日和と言えるであろう。



「スキー」と書いてきたが、半分以上はスノーボードだ。
オレとニョウボのみ「ショートスキー」を借り、子供らはスノボ。
さすがに若いだけあって、娘も息子も呑み込みは早い。
特に上手くはないが、コースがなだらかな事も手伝って
とくに転びもせずに、ゆっくりと降りてくる。
オレは未だスノボ経験なし。
とにかく両足を固定された状態が怖いのである。

午前中にひとしきり滑って、午後からは自由時間。
早めに帰るものもあり、午後もギリギリまで滑るのも勝手。
このへんのアバウトさも、この旅行のいいところである。
オレ達は昼メシ後には越後湯沢に出て、温泉に入って帰ることに決めた。

ゲレンデのすぐそばにある食堂で昼メシ。



もちろんラーメン。
スキー場では、カレーと並んで定番メニューだ。

昼メシ後、越後中里を後にし、帰りは越後湯沢に出て温泉に入り
お土産などを買ってから、新幹線で帰京の予定だ。



越後湯沢駅構内にある『CoCoLo湯沢』。
この中ある温泉に浸かって、お土産を買ってノンビリと帰る。



それほど広い温泉ではないが、駅の外で温泉を探すもの面倒だし
ここでゆっくりと時間をつぶすことにした。

新幹線は指定席が取れず、自由席で行くことに。
発車時間まで、施設内で会社のお土産を物色する。



定番の笹だんご。
会社用と自宅用、それと列車の中で喰うつもりで、蒸かしたてのものを買う。
まだ夕食には早いが、駅弁も買った。
ところが、やはり連休中ということもあり、次第にホームが混み出してきた。
ホームに入ってくる列車内を見ると、4人一緒どころか
座れるかどうかも怪しいほどに混んでいた。
早めにホームに出ていたので、車内に一番乗りできたことが幸いだった。
しかし、もちろん4人一緒には座ることは出来ず、バラバラに座ることに。
しかも通路にまで一杯に人が乗り込んできた。
これでは駅弁を喰うこともままならない。
とりあえず都内までは1時間ちょっとだし、晩メシには早いので
車内では、笹だんごをかじり、駅弁は帰宅してから喰うことにした。

無事に家に着いた。
金四郎は相変わらず、大騒ぎして部屋中を走り回っているし
リタは「フン!帰ってきたの?」と言いたげに、クールに決めている。
たった一日半の外出だけど、やっぱり家が一番落ち着く。

さて、晩メシ。



子供ら二人は、魚沼産コシヒカリを使った「いくらたらこめし」

オレとニョウボは同じくコシヒカリ使用の「林道のかまめし」



器の下に発熱ユニットが付いていて、ひもを引くと蒸気で加熱される。



嗚呼…大変美味しゅうございます。



深夜

旅行中、体重計に乗れなかったので、就寝前に計量。

神よ!

出発前の朝に比べて2.1kg増!!!!!


明日からまた頑張りマス…



お疲れ様でした~



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ぶらりスキー旅、窓の外は雪

2008-02-09 | 


連休はスキーで越後中里へ。
ニョウボがスキー好きなので、一緒になって以来ほぼ毎年出かけている。

オレのスキー歴は…何年くらいだろう。
初めてスキーというものをしたのは、まだ小学6年生くらいだったが
それ以降は社会人になってから、半社員旅行のようなかたちで連れて行かれた。
「経験がある」と言っても、10年振りくらいだったので
この時は、同じく未体験の同僚とスキー教室に半日入校した。

いくらスキーというものが好きで、行動力があっても
なかなか一人で出かけるという人は少ない。
どんな会社にでも、一人や二人はスキー好きな人がいて
それらの人と一緒に出かけるというのが普通だ。
結婚してからは、ニョウボが計画を立てるかたちで
ほぼ毎年のように行っているが、ここ数年は社内の
スキー好き連中と社内レクリエーション的に行くようになった。

とは言っても、せいぜいワンシーズンに1回程度。
社内行事としては、酒好きの連中が集まるので
スキーというより、温泉旅行に近い。
スキー場のあるところは、温泉のいいところが多いので
夜は温泉に浸かってのんびりし、夜遅くまで呑んだくれている…というか
朝っぱらから、一日中呑んでるといっても過言ではない。

例年だと、車で行くことが常であった。
一昨年、「たまには電車で行こう」ということになり
列車の中で例によって酒をかっ喰らって行くのが楽しく
また列車の方が渋滞などの心配もなく、確実に着けるので
今年も列車で行くことに決まった。

赤羽から「特急水上」の列車の中で待ち合わせ。
先に乗っていた3人は、すでに酒を呑んでいる。
乗り継ぎの「水上」駅までは2時間ほど。



ちょうど昼頃に水上駅に到着。ここで昼食である。



列車の中で、すでにカップ酒を2杯も呑んでいるので
ここでもいきなり日本酒。地酒の『早咲花(はやぶさ)』



舞茸の天ぷら



いわなの塩焼き



上州名物「おっきりこみ」は、幅広の麺を使ったうどんのようなもの。
山梨の「ほうとう」や「きしめん」に近い。

食事休憩は、次の列車の待ち時間のみだが
結局、何人かは頼んだものが間に合わず、慌てて店を出るが
うちの会社のN君は、乗り込む列車を間違えて、
一人置いてきぼりを喰ってしまった。
なにしろ列車の本数が少ないので、次の発車時間まで2時間近くある。
もちろん大人だし、酒も入っているので誰も心配しない。
「あはは、バカだなぁ。ゆっくり来いよ」でおしまい。
スキー半分、酒&温泉半分ののんびり旅だ。

水上から目的地の「越後中里」までは30分程度。



駅を降りると、もう目の前がゲレンデである。
晴れてこそいないが、雪は降っておらずコンディションは最高。
宿もゲレンデのすぐそばなので、楽でいい。

ここ「越後中里スキー場」は、初心者向けのコースだ。
子供らが小さい頃、よくここに来た。
上級者には、やや物足りないかも知れないが、初級者や
オレのような初級寄りの中級者には、ちょうどいいゲレンデである。

宿に着いたのが2時近かったので、滑れる時間は2時間程度だ。
オレはこの日はキャンセルし、宿で酔いも手伝って昼寝をしてしまった。

また夜も呑むことだし…ね



晩メシ。

このあとも酒を呑むことだし、グッと我慢してメシは茶碗に軽く1杯。
ダイエット中だしね…

特別なメニューではないが、自家栽培のデカイなめ茸の味噌汁が絶品。

持ち込んだ酒をみんなで酌み交わしつつ、越後の夜が更けていく。

窓の外は雪



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甲州喰いまくり旅

2006-06-19 | 


地元の銀行の主催する会の親睦旅行に、日・月の両日、参加した。
場所は甲州・石和から甲府へ。

今回の旅行は、男ばっかりでニョウボと子供らは留守番だ。
鬼の居ぬ間じゃないが、多いに羽根を伸ばし、ハメをはずした。
「石和」というと「男の歓楽街」である。
とてもじゃないがココには書けないような酒池肉林…とまではいかないが
久しぶりに仕事や家族から離れた旅行を、多いに楽しんだ。

さすがに宴会の写真はアブナイものもあるので
至極健全な喰いものの写真を並べたいと思う。
なんだかんだ言っても、やはり同じものでも東京で喰うのと、
ご当地で喰うのでは旨さが違う。

日曜日は、昼頃について石和市内で昼食。



冷えたビールで喉を潤し、「霜降り馬刺」を堪能する。
いやはや真っ昼間のビールは効く…



めずらしい「馬もつ」
同行の仲間は匂いがきつくて駄目な人が多かったようだが、オレは全然平気だ。
味噌仕立てで頂くモツは酒のつまみにちょうどいい。



「しし鍋」
これも味噌仕立て。



「歯ごたえがいい」と言いたいところだが、かなり固い。
スープは絶品なのだが…
仲間は、先にとった「霜降り馬刺」を、この出汁でシャブシャブして喰っていた。
オレも真似してみたが、これも旨かった。



「馬刺」「しし鍋」ときたら、やっぱりコレも喰おうよ!ということで「桜鍋」
こちらはすき焼き風の甘辛出汁でいただく。



締めに喰ったそばは、ほうとうの麺を使ったもの。
もちろんこの店の手打ちである。この麺は最高に旨かった。
真っ昼間からたらふく呑んで喰って、旅館にチェックインし、
宴会までの時間に間があったので、酔い覚ましに昼寝して、温泉に浸かる。


…酒池肉林の宴会があって…


二次会、コンパニオンのお姉ちゃんを伴い、呑みに出かける。
「支那そば」の看板。ここは「餃子という名のワンタン」が旨いという。

「餃子という名のワンタン」?



この店のオリジナル「ネギギョーザ」

どう見てもワンタンだが、これを皿に盛ってタレと白髪ネギを添える。
これがチュルンと喉越しがよく、酒にも合う。

で、どこに行ってもオレはラーメンだ。



アッサリスープの「支那そば」

大騒ぎの夜が明けて、二日目は真面目に観光。
宿から車で1時間程度の「昇仙峡」へと出かけた。
トップ画像は「仙が滝」。
せっかく新しいデジカメも買ったことだし、新機能を試す。
出来ればフルサイズをお見せしたいが、トップ画像と同じ場所でとった広角画像。



「4:3」の通常画面から「3:2」「16:9」と選べる。
上記は「16:9」。これはなかなか楽しい機能だ。

ここでの昼食は、言わずと知れた「ほうとう」



ただしこの日は二日酔いに加え、梅雨の中休みで真夏のような暑さのため
ほうとう鍋を一つだけとって、何人かでつつき
オレはサッパリと「とろざる」



一通り観光を済ませ、帰途につく。
帰りのパーキングエリアでは「巨峰ソフト」



梅雨の中休み、仕事の中休み、真面目(?)な家庭人の中休み…



奥利根で気分は小原庄助

2006-03-05 | 


今回のスキー&スノボツアー。
というかオレの場合毎回そうなのだが、目当ては酒と温泉である。
水上は温泉地でもあるし、今回の話が出たときも
まず「温泉のいい宿」が一番の条件だ。
これがあるから、余り好きでないスキーにも付き合うのである。
例年だと車で出かけるのであるが、今回は電車だ。
なにしろ都内から2時間で着く。車だとその倍の時間がかかるであろう。

朝、時刻を合わせて、同じ電車に乗り込む。
始発から乗っている仲間に車内で落ち合うと、
すっかり酒を買い込んで出来上がっている様子だ。
まだ朝の10時を回ったところ。
薦められるままにビールを煽り、ワンカップに…
昼間の酒は効く。

すっかりいい気分になって、水上駅に着いた頃は昼。
駅前の食堂で、舞茸の天麩羅とざるそばで軽めの昼食。もちろんビール付。




とてもじゃないが、スキーなんぞやってられる気分じゃない。
宿は24時間入浴が出来るという。
今日は3時から軽く滑ろうということに話が決まり、
宿ではコタツに潜って惰眠を貪る。
のんびりとゲレンデに向かい、2~3時間滑って宿に戻り
熱い温泉に浸かる。いい気分だ。

晩メシは極々シンプル。
民宿なので、変に凝ったものは出てこない。



湯上がりの火照った体に、冷えたビールを流し込み、旨いメシを喰う。
部屋に戻り、本格的に飲みはじめる。
途中で買った、地酒の一升瓶を馬鹿ッ話をしながら
アッという間に空けてしまう。
で、酔い覚ましにまた風呂である。

朝メシは定番の納豆、鮭、焼き海苔
固形燃料で温める鉄鍋には、ハムが敷いてあり、そこに生玉子を落としてハムエッグ。





朝から飯3杯コースである。
納豆で1杯、鮭と海苔で1杯



目玉焼きのぶっかけ喰いで3杯目。
東海林さだおさんではないが「しゃーわせ」な気分だ。
のんびりと朝湯に浸かり、のんびりとゲレンデに向かう。



昼メシはロッジで煮玉子ラーメン、1000円也。
都内ならテーブルごとひっくり返してやりたい値段だが
玉子の半熟具合、味の染み具合が絶妙なので、取り合えずユルス。
子供らはカツカレーに、ニョウボはキツネうどん。



帰りの電車の中で、またビール、酒…



あ~ぁ、電車は楽でええわ。
酔いが回って、疲れも手伝い、電車の揺れにまかせてウツラウツラしてるうちに
都内に戻って来てしまう。
車なら後部座席の子供らのイビキをイライラして聞き、睡魔と闘いつつ、
かなりツライ思いをして帰ってこなければならない。

「来年も3月、電車で来よう」

皆の意見が一致する。

最寄り駅に着き、これから晩メシを作るのも億劫なので
近くの「バーミヤン」でつけ麺。



家に着くと金四郎が大騒ぎで、リタは
「もう帰ってきたの?」みたいな顔でオレ達を迎える。

転んで打ったあばらが痛むが、今年はいいスキーツアーであった。


生兵法は大怪我の基

2006-03-04 | 


毎年、年明けになるとスキー・スノボ好きは血が騒ぐようだ。
だいたい年明けになると、「今年も行こう」という話が出て
1月中旬から2月の初旬に、有志を募って出かけていく。
ところが今シーズン、この時期になってしまったというのは
あの記録的な大雪が原因であった。

それでもそろそろ大雪のニュースも収まったというので、
例年通りやってきたのは、群馬県は水上にある奥利根スキー場。

実を言うと、オレはスキーというもの、出来ることなら行きたくはない。
天気が良ければいいのだが、大抵は吹雪いて前も見えないような日がある。
寒さはイコール心細さである。
オレのスキーの腕前は、中の下といったところで、もちろん自信がない。
スキーを初めてやったのが、小学生の頃。
子供の頃というのは、飲み込みが早いのでそこそこは滑れるようになる。
それから10年近いブランクがあり、社会人になって
やはり会社の連中に誘われて行ったのが2回目。
自転車や車の運転と同じで、こういうものは体が憶えているもので
ちょっと滑っていれば、大体感覚は戻ってくる。
それでも仲間に強引に上の方まで連れて行かれ、
初心者にはつらいコースを、無理矢理滑らされる。
斜度30度というと、分度器で見れば僅かな角度に見えるものだが
スキー場で30度のコースを上から見ると
大袈裟でなく90度近い、まさに「絶壁」のような角度に見えるものである。
恐怖心に寒さと心細さが加わって、それこそ泣きたい気分になってくる。

ニョウボと一緒になってまだ間のない頃。
子供らもなんとかスキーが出来るようになった10年ほど前、
初めて家族でスキーに行ったときのこと。
子供らはまだ小さかったから、ソリに乗ったり下の方で雪遊びをしており
オレはニョウボと一緒に、結構上の方までリフトで上がった。
ニョウボはそこそこやる。中の上といったところで、もちろんオレなどより上手い。
申し上げた通り、オレは中の下の腕前なのだが
まだ、いわば新婚のような時期でもあり、見栄もあった。
「コッチのコースを降りようよ」と誘われるままに向かったのが中級者コースである。
それでも斜度は20度程度であろう。
ニョウボは先にスイスイと降りていってしまったのだが
まるで目のくらむような坂である。
え~い、ままよ!と覚悟を決め、降りようとしたものの
やはり恐怖心には勝てない。
コースのほぼ半分は尻と背中で、命からがら滑り降り…というより落ちてきたら
まだ保育園の子供らと、一緒にニョウボが笑ってやがる。
それ以来、スキーというとその無様な姿を話のネタにされる。

車の運転でもそうだが、初心者というのは恐怖心が買って慎重なものなので
転んだりしても、そうそう大怪我をするということは少ない。
一番危ないのは、そこそこ上手くなった時期なのだ。
今、ゲレンデでは半分以上はスノーボードである。
オレは今更スノボを憶えるのはイヤなので、いまだに未経験。
なにしろ両足を固定された状態で、転倒する恐怖は想像するだけで怖い。
スノボで転倒し、脊髄を損傷して車椅子生活を送っているなんて話を聞くと尚更である。
実際にそういう不幸な目にあった方も多いと聞く。

今回のツアーでも、サイレンを鳴らしてゲレンデを走るスノーモビルを何度も見た。
ちょっと前に終わったオリンピックの影響もあるのか、
やたらと無茶をするボーダーが増えていると、レンタルスキーのおじさんも言っていた。
ロッジの前で休んでいると、サイレンを鳴らすスノーモビルが降りてきた。
後ろには頭に包帯を巻き、まだ顔に血の跡がついている若者が乗っている。
その後ろからは、血で汚れた雪を運んでくる係員。

ゾッとするような光景である。

一緒に来た友人に聞くと、やはり中途半端に上手くなると
ジャンプや、いろんなことをしてみたくなるのだそうだ。
このゲレンデにはスラロームやモーグル、ジャンプ台のようなものが設置されているので
ついやってみたくなるのであろう。
オリンピックに出場する程の選手でも、ヘルメットやプロテクターといった
万全な装備をしているのに、昨日今日始めたようなシロートが無茶をして大怪我をする。
生兵法は大怪我の基とはまさにこのことである。



オレは無理なコースはほとほと懲りているので、
ゆるやかな迂回コースを子供らと一緒に降りてきた。
雪はもうだいぶ少なくなり、タクシーの運ちゃんなどの話では
もう今シーズンは今日あたりで最後でしょうとのこと。
天気も良く、休んでいるときなどは上着を着ていると汗ばむほどの陽気である。
しかしこれが災いし、雪はベタ雪。
迂回コースの曲がり角で足を取られ、結構な勢いで前のめりに転倒してしまった。
しこたま胸と腹を打ち、一瞬息が出来ないくらいの苦しさ。
なんとか下に降りてきても、息をする度に脇腹に痛みが走る。
骨折とまではいかないようであったが、夜は随分ツライ思いをした。


↑これは身の丈以上のコースに挑み、結局体全体で滑り落ちてくる娘の図。上で見ているのがニョウボ


やはり「生兵法は大怪我の基」。
やり慣れたスキーで充分である。

スノボなんか一生やらない!



そしてがちまやぁ-3

2005-09-20 | 
さて最終日 (-1-へ戻ってお読みください)

ニョウボはゴルフに駆り出され、この日も首里城へ行く組と
国際通りへ行く組とに別れた。
オレは国際通りへ。会社や家のお土産などを物色し、公設市場で昼食。



1階で魚を選び、2階の食堂で調理をして貰う。






刺身の盛り合わせ。ぐるくんの唐揚げに甘酢の餡をかけたもの





白身魚の味噌汁に、ラフティ、海ぶどう

誰かが「是非とも『ヤギ汁』を喰いたい」などと言い出した。



かなり「臭くてクセのある」ものと聞いていたため、
一つだけ注文し、みんなで少しずつ喰ってみたが
匂いを消すためのものか、ヨモギが沢山はいっていて
確かに臭くはないが、妙な苦みがあり独特な味だ。




お約束のゴーヤチャンプルに沖縄そば

ここもいわば「観光客向け」なんだろうが、
やはりこういうところでワイワイと喰うのが一番旨い。

立川談志師匠が仰っていた。
「その国を知りたければ『病院』と『市場』に行け」

なるほど、そうかも知れない。

てんもりさんお薦めの店には、結局一軒も行けなかった。
「今日帰ります」とのメールを打つと、空港まで来てくれると言う。
『2時半に空港に集まる』とだけしか言ってなかったので
空港で、老眼鏡をかけてメールをチマチマ打っていると
「さとしさんですか?」との声。
振り返ると、オレに負けないくらいの立派な腹をしたてんもりさんが
にこやかに微笑んで立っておられた。
恐縮して挨拶をし、ニョウボと子供を紹介させていただいた。

「お荷物になるかも知れませんが」と
沖縄そばと、ジーマミー豆腐をくださった。

ありがたい。

時間も迫っており、ろくろく話も出来ず
大変申し訳ないことをした。
ネットで知り合って、お互いに顔すら知らないのに
昔から知っているような不思議な関係。

東京に無事に戻り、早速晩メシに「沖縄そば」を戴く。



滞在中、毎日喰った沖縄そばであるが
正直に言うと、「麺の弱さ」が気になっていた。
「大勝軒」「べんてん」といった、力強い麺を喰い慣れていたこともあったろう。



しかし、てんもりさんに戴いた「きしもと食堂」のそばは
きしめんのような平打ちで、歯ごたえも喉越しも素晴らしかった。
ニョウボは「沖縄で食べたのより美味しい」といっていたし、オレもそう感じた。
もちろん、滞在中に「親の仇」のように喰ったものは
どれもこれも素晴らしく旨かったし、甲乙は付けがたい。

そして沖縄の人々は、みな親切であった。
今は東京都民であるが生まれは千葉県の松戸というところだ。
商店街の中の、賑やかなところで生まれ育ったオレは
「田舎」というところが苦手である。
たまに旅行に行っても、1~2日いると、都会が恋しくなってしまう。
のどかでのんびりとした風景に退屈してしまう。
がさつでセッカチな性格なため、落ち着いていられないのだ。
なんとも寂しい話だが、人の雑踏がオレの故郷なのである。

しかし沖縄は違った。まだまだ帰りたくないと感じた。
年をとって仕事を引退し、住むとしたら沖縄がいい。

美ら海と、美ら風を充分に浴びた美ら島の3日間。
オレの顔は「心のビンタ」で真っ赤に腫れ上がっていた。



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そしてがちまやぁ-2

2005-09-20 | 
二日目。
朝はホテルで洋食のバイキングだ。



オレとしては和食でいきたかったが、ニョウボ子供は朝メシは洋食派。
白飯はあるものの、どう見ても飯に合うオカズではない。
朝食後は座間味島へ。
一応、昼メシ用にコンビニでおにぎりなども調達してくれたのだが
沖縄だし… ねぇ



ちゃんと海の家があり、食事も摂れる。



家族揃って、炎天下に「沖縄そば」



これも是非喰いたかった「タコライス」



デザートには大粒の金時豆がゴロゴロ入った「白玉ぜんざい」。

海水浴を楽しみ、船に乗るために港に来ると、お土産屋がある。
「沖縄限定」の楽しい菓子がたくさんあったので
いくつか選んで買ってみた。



「ゴーヤかりんとう」「紅芋かりんとう」「紫いもチップ」
黒糖をまぶしたピーナッツの菓子「ぴりんぱらん」
「ゴーヤかりんとう」ってどんな味なんだろうと思ったが
ごく普通のかりんとうだった。旨かったけど…

晩メシは浦添市にある「ピザハウス」へ。
ステーキの旨い店だそうだ。



いや…だから 沖縄なんですけど…

ステーキはテンダロインのミディアムレア300g



もちろん柔らかくて旨いし、子供らは結構喜んでいた。

でも、沖縄…

海で遊んだ疲れもあり、大人しく早めに就寝。


「そしてがちまやぁ-3」に続く



そしてがちまやぁ-1

2005-09-20 | 
「がちまやぁ」とは、沖縄の言葉で「大喰い」「食いしん坊」という意味。


そのとき一瞬、長野の悪夢が頭をかすめた。
ホテルに着いた日、予定では「ホテル内のレストランで昼食」
飛行機の中で、オレは言った。
「ホテルで食事しなきゃダメなの?」
幹事は仕事の都合で、沖縄に先乗りしていたため、返事は得られなかったが
せっかくだから、てんもりさんのブログで調べた店に行きたかった。
社員旅行・団体旅行のつらいところだ。

ホテル最上階のレストランに…

嗚呼…沖縄なのに…

出てきたのはフレンチのランチコース。



メインは「牛ロースのステーキ」だ。
前菜もスープも、もちろんちゃんとしていて、どれもこれも旨い。
旨いだけに悔しい…沖縄なのに。

昼食後、バスで「ひめゆりの塔」「平和祈念公園」へ。
バスの中では、オレの他数人が文句タラタラ。
「なんで沖縄なのにフレンチを喰わなきゃなんないの?」
せっかく幹事がセッティングをしてくれたのだから…と
ここはグッと大人に、小声で文句を言った。
バスでホテルに帰るまで、ちょっと自由時間があった。
暑さで喉が渇いていたため、公園内にある食堂で
子供らと休憩をしようということになった。
甘い物好きな子供らは、メニューに「ぜんざい」があるのを目敏く見つけ、
すかさずそれを注文。オレは何にしようかと、ふと外に出ると
隣にもう一軒食堂があり、「沖縄そば」の文字…



「いくか?そばの小、小なら問題あるまい…夕方だし、沖縄だし…」

ぜんざいを食う子供らを残し、そっと隣の店へ。



ああ、あっさりしつつも、カツオの出汁がしっかり出てて旨い。

晩メシはホテルからほど近い「うるくそば」へ。



広い店内は活気に溢れている。
幹事はこの店のチョイスに自信があったらしい。

「ちゃんと下調べしたんだからな、
ここは『煮付け』と『卵焼き』が旨いんだ!」




ではというので、煮付けにゴーヤチャンプルなどの定番を頼み
ビールや泡盛で盛り上がる。



で、締めはやっぱり「沖縄そば」
レジではアイスクリームを売っていたので「紅イモソフト」を。



甘さは控えめだが、酔って火照った体に滲みて旨い。

二次会は、ライブハウス「チャクラ」



さすがに腹が一杯だったので、ここでは「ナッツ」など渇きもので
泡盛のダブルをロックでガンガンいく。
ライブの熱狂でいい具合に発散するから
それほど酷い酔い方はしない。



ニョウボは大好きな「とうふよう」をつまみに。
ライブのコーフン醒めやらぬままホテルに戻ったものの
まだまだ飲み足りない連中と連れだって、ホテルのラウンジ。
「なんかちょっと腹減ったねぇ」と誰ともなしに言い始め
若者はサンドイッチ、オレはゴーヤチャンプルを。



コレは、失礼ながら「うるくそば」のそれより
ゴーヤの歯ごたえがシャキシャキとしてて旨かった。


※写真が多すぎて、全部登録できませんでした。
 よって「そしてがちまやぁ-2」に続く



美ら海へ

2005-09-19 | 


“お魚になった ワ・タ・シ”

泡盛の酔いが残っているわけではない。
今日は沖縄の“美ら海”の満喫だ。
朝食を済ませ、タクシーで泊埠頭へ向かう。



高速船「クイーンザマミ」にて座間味島へ。



時間にして50分。



そこから無人島に行く組と、古座間味ビーチへ行く組とに分かれる。
オレは古座間味ビーチへ。

4~5年前の二度目の沖縄では石垣島に行った。
ホテルのプライベートビーチがあり、そこで初めてシュノーケリングを経験した。
本来オレは泳ぎが得意ではない。
海が怖いのだ。
とにかく足の着かないところが怖くて仕方がない。
デッカイ鮫に出くわしたりでもしたら、真っ先に喰われてしまうことだろう。
とにかく底の知れない深さ…というより、海の大きさが怖い。

ピクサーの「ファインディング・ニモ」は大好きな映画なのだが
難破船や深海のシーンは息が詰まりそうになる。

そのオレがシュノーケリング…

透明感の溢れる海は、あくまでも蒼く
例え足が着かないところでも、充分に明るくて
信じられないほど美しい。



シュノーケリングのセットとライフジャケットを借り、いざ水中へ。
珊瑚礁の海なので、途中から急に深くなったりするのが
慣れないうちは恐怖感があり、狼狽えてしまいがちだが
シュノーケルやフィンの扱いを憶えてしまうと、一気に楽しくなり
時間を忘れて楽しんでしまう。

エサのソーセージを小さくちぎって、撒いてやると
沢山の魚が、恐がりもせずに寄ってくる。
水中だと1.5倍くらいに見えるのだが、
50cmくらいある(ように見える)魚もいる。
オレは見ることができなかったのだが、ニョウボや娘は
「ニモ」でお馴染みの『カクレクマノミ』も見たそうだ。

とにかく陽差しが強いので、アッという間に日焼けをしてしまう。



オレはTシャツを着たままライフジャケットを着て過ごした。



子供らは元気なもので、一日中裸で過ごしたため
長男は体中真っ赤、長女も、まさに『火傷』をしたように
足が真っ赤になっていた。

夕方まで楽しく遊び、沖縄本島に戻る。
船のデッキから見える夕日を浴びた島々は感動的に美しい。



おじさんは、その夕日をバックに物思いに耽る。
「今夜の晩メシはなんだったっけ…」



あぁ…忙しい。
なにしろ2台のデジカメをフル稼働して撮った写真が500枚近く。
もちろん中にはピンボケもあるのだが、
その中から使えそうな写真を選ぶ作業は、楽しくも忙しい。

いよいよ明日は「旨いもの」を一気に3日分ご紹介である。