毎年、この日はやってくる。終戦の日です。
というよりは「敗戦の日」が正しい。
戦争とは何か?それは、お互いの国に大義名分がある。
これは非常に胡散臭い。大義名分は双方が作り上げる。
恰も正義があるかの如くです。
ウクライナvsロシア、イスラエルvsハマス、異常な状態です。
要は、民族の生死をかけて戦う。勝っても負けてもです。
しかし、勝者と敗者とは大きく考え方が違う。
やはり勝者が正義です。敗者には何の権利も主張も通じない。
なぜ戦争は起こるのだろう?国民・庶民が考えても無駄です。
時の政府、或いは国民不在の中で為政者が実行する。
なので、どれほど反対しても、抵抗しても意味はない。
簡単に言えば、国家の軍隊を掌握しない限り紛争は起こる。
ミャンマーを眺めると、軍隊と民間が武力で戦っている。
実にナンセンスな行動ですが内容は実に深刻です。
朝から 群 青 を聞いている。なぜか涙が溢れ出てくる。
映画と現実は大いに違う。作者は意図することをデフォルメ
して、それを過剰に表現する。しかし、現実は地味な物です。
なので、真剣に観ていても判断を鈍らされる。作者の意図です。
如何に冷静に物事の裏側を捉えるか?非常に重要なことです。
疑問は、あの時代にどうして散らなければいけなかったのか?
もしもあの時代に生きていたなら僕も同様に戦っていたと思う。
何れにしても、国家の為に散っていった方々に心よりの感謝と
哀悼を捧げたい。今があるのは貴方々のお蔭です。合掌。