
別に中華圏の映画しか観ないわけではないのである。
連休中とあって、上映1時間半前に映画館に着いたのに「前から2列目までのお席しかご案内できません」と言われ、仕方なく2列目で鑑賞。満席だった。
おもしろかった。おもしろい要素がいくつかあって、まず非常にわかりやすいこと。それから子供相手に痛烈な皮肉をあびせまくるウォンカの役にジョニー・デップがはまっていること。もちろん映像もきれい。そして音楽がとてもよかった。
ストーリーに関してはネタバレになるので書かないけど、ただ「ラストが陳腐な家族愛でまとまって、メデタシ、メデタシでつまらない」と思う人はたぶん、幸せな親子関係だったのだろうなと。あんなベタな落ちでも、ほろ苦い思いで涙じわっとくる人もいるのよってこと。
ウンパ・ルンパが歌う歌がすごくよかったなー。60年代、70年代の音楽を彷彿とさせて。サントラが品切れらしいけど、そうだろうなと思う。私もサントラ欲しいと思ったから。子供にはあの音楽のおもしろさがわからないだろう、もったいない!などと思った。
それにしてもジョニデの白塗りの顔、甲高く「ひひっ」と笑う声、自分で作った“おとぎの国”ではしゃぎ回る様子を見てると、どうしてもマイケル・ジャクソンが思い浮かんで仕方なかった(笑)