「岡崎正義のかわら版」

スピリチュアルカウンセラー「岡崎正義」が、日々感じるこの世の事象を綴っていきます。

久し振りにチャップリンの「街の灯」を観ました・・・「内面」を見る大事さ

2021年02月25日 17時35分27秒 | 小説・物語

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皆さんこんにちは。
スピリチュアル占師スピンクルです。

あっという間に2月も残り4日。
来週には春も近付く3月ですね♪

さて本日の話題ですが、
先日久し振りに観た映画のお話をしたいと思います♪

その映画とは、小さい頃から魅了され、大人になってからはその内容に込められた人間社会への皮肉や愛を見事に表現した、伝説の喜劇王「チャールズ・チャップリン」が、監督・主演・演出・音楽を務めた『街の灯』です。

本題に入る前にちょこっとだけチャップリンに関するお話をしますね♪

イギリスに生まれたチャップリンは、小さい頃から周りの大人たちを笑顔にすることを生きがいにしており、それが高じて8歳で地元の舞台に立ち人気者となりました。

それからアメリカに渡り、様々な喜劇映画に出演し、その後自身の映画会社を設立して、多くの作品を世に送ります。

しかし、制作した映画の内容が時の政府にとっては「危険思想」とみなされ、当時吹き荒れた共産主義者弾圧、通称「赤狩り」の標的にされ、彼自身が愛し、永住するつもりだったアメリカから追われる形でスイスに移住します。

様々な経緯を経て、彼が再びアメリカの地を踏んだのは、1978年のアカデミー賞授賞式でした。

彼が一貫して作品を通じて訴えていたのは、「人間そのもの」でした。
それが時代によっては、時の権力側にとって邪魔な存在だったのかもしれません。

ナチスが世界中を恐怖に陥れていた真っただ中に、明らかにヒットラーとムッソリーニを彷彿とさせる人物を登場させ公開した「独裁者」。

人が人間同士の繋がりを希薄にさせつつあった大量生産時代を皮肉った「モダン・タイムス」。

ゴールドラッシュに沸く世間を、人間のエゴをうまく描いた「黄金狂時代」。

彼の作品を挙げたらきりがないくらい、私の心を鷲掴みにする作品がいっぱいなのです笑
そろそろ本題に入らなければ…笑

さて、今日お話しする作品は「街の灯」
この作品は、もしかしたらチャップリン作品の中で一番好きかもしれません♪

内容をざっくりご説明すると、

孤高の誇り高き浮浪者「チャーリー」が、いつものように通りを「散歩」しています。
その時ふと通りの角に腰掛ける「花売り娘」を見掛けます。

彼は見とれながら近付き、お花を一輪買おうと声を掛けると、手探りで娘は花一輪をかごから抜き・・
その時チャーリーは娘が盲目であることに気付きます。

なけなしの小銭を渡し、娘から花を背広の襟元に付けてもらったチャーリーは、しばらく娘に見とれてそばで見守っていました。

するとタイミング良く、通りに車が停まり、誰かが乗り込み去っていく音が。
娘は「きっと今のお客様なんだわ♪」と勘違いし、嬉しそうにイメージを頭で膨らませます。

当事者のチャーリーはその様子を見て、夢を壊さないようにそっとその場を離れます‥笑

それからひょんな事から自殺をしようとした金持ちを助けた縁で友人になります。
しかし、この金持ちは酔っている時はチャーリーを覚えているけど、しらふになるとすっかり覚えていない‥笑
そんな状況で、豪邸に招かれたり追い出されたりと、様々な喜劇が繰り広げられます。

そんなある日、酔っている金持ちから車を貰い、途中で見かけた娘を家に送ったりして交流を深めます♪

見掛けはみすぼらしい浮浪者のチャーリーですが、盲目の娘にとっては「大富豪」。
そういうわけで、チャーリーもそのように振舞います笑

何度か娘の家に通っているうちに、借金で家を追い出されようとしていることを知り、同時に腕の良い「眼科医」が地元にやって来るのを知り、チャーリーは娘の為にお金を稼ごうと、毎日奮闘します。

しかし何をやってもうまくいかず、結局友人の金持ちにお願いし、娘を援助して貰うことに成功します♪

そして、友人の豪邸で大騒ぎをしていたら強盗がやってきます。
それに気づいたチャーリーは一人立ち向かい、強盗を追い払います。

しかし、勘違いされ、チャーリーが強盗と間違われ警察から追われる羽目に・・・。

急いで娘の家に立ち寄ったチャーリーは、娘に対して友人から貰ったお金を全額渡し、「しばらく旅に出る」と言い残し、去っていきます。

翌朝いつものようにすっからかんとなって通りを歩いていると、見張っていた警官に捕まり刑務所へ・・。

それから数か月。
出所したチャーリーは、久し振りにいつもの通りを「散歩」しています。

そして、数か月前に娘と出会った通りの角を感慨深げに見つめながら、角を曲がります。
そこには、手術を受けて目が見えるようになった娘が「花屋」をオープンしていました。

娘は、お店に立ち寄る「お金持ち」のようなお客を見るたびに、『もしかして!この方なのかしら!』と想いながら、いつか迎えに来てくれるのをウキウキしながら待っています。

そんな店先を、チャーリーは路地に捨てられているお花を拾いながら通り掛かります。
そしていつもからかわれている「新聞少年」とのやり取りを見て、店内で笑う娘と店員。
その笑い声で顔を上げたチャーリーは、娘と再会し見とれてしまいます。

それに気付いた店員は娘にこう言います。
「あら!笑、あの浮浪者、あなたに惚れたんじゃない?笑」

すると娘はこう言います。
「何言ってるのよ!!笑 冗談はやめて!!」

そして哀れに思った娘は、お花一輪と少しの小銭を「恵んであげようと」彼に近付きます。
しかしチャーリーは遠慮して、なかなか近付きません。

見かねた娘が花を差し出し、小銭をチャーリーの手に握らせようとします。
すると!手を握った娘は、手の感触で「優しくしてくれたお金持ち」の正体が、今目の前にいるこの浮浪者であることに気付きます。

娘:「あなたでしたの!!?・・」

はにかむように照れながらチャーリーはこう言います。
「僕が見えるようになったんですね♪」

そして、すべてを悟った娘はこう言います。
「はい・・、今は『すべて』見えます・・」

で、THE ENDです♪

文章にすると、なかなか微妙なニュアンスが伝わりにくいのですが‥笑、興味がある方は実際にご覧になって下さいね笑

で、なぜ私がこの「街の灯」がチャップリン作品で大好きなのかと言いますと、
「人は外見で判断しがち」というメッセージがふんだんに込められているという部分です。

とかく人は「先入観」や「固定観念」で、物事を判断しがちです。
悪気はなくとも、誰しもこの基準で相手を見て、「内面」をないがしろにしてしまいます。

実際に娘は「盲目時代」はチャーリーに対して「紳士」を感じています。
視覚ではなく「心」でチャーリーに接していたからなんでしょうね笑

しかし、その目の「治療費」や「借金」を工面してくれた彼を、目が見えるようになったあとには、感謝どころか「蔑んだ」態度で、最初は接します。
まあ、見かけが見すぼらしい「浮浪者」ですから、仕方がないのかもしれませんが…笑

しかし、彼の手を取って小銭を渡そうとした時、彼女は決して忘れない「恩人の手の温もり」を感じ、真実を悟ります。

その表情の変化が、この世での「浅はかさ」を凝縮していて、とても感動的なのです。

長々と書き連ねたお話ですが笑、
この映画のテーマは、とても「スピリチュアル」な内容に通じていて、外見ではなく「内面」を重視する事の大事さを、チャップリンは訴えようとしていたのかもしれません。

ですので、人と接する時は、事前の様々なイメージや噂を鵜呑みにせず、まずは直接会ってから自身の感性で判断しようと思う切っ掛けとなった作品でした♪

皆様も人生を歩んでいると、色んな方との関りが出てくると思いますが、噂話や見た目に惑わされず、しっかりその方自身と触れ合って判断することをお勧めします笑

では、本日はこの辺で♪

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1 コメント

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Unknown (yura)
2021-02-28 20:37:57
こんばんは。
栃木県足利市の山火事について、どのように感じられているのでしょうか。
記事リクエストさせていただきます。
返信する

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