こんにちは、スピンクルです。
4月に入って、久しぶりの更新です。
なかなかプライベートとセッションで、記事が書けない状態が続きました。
その間にも、さまざまな「油出し」のご報告・問い合わせが殺到しておりました。
皆さん、相当踏ん張っておいでです。
さて、本日はその中で、先日お会いした友人について触れたいと思います。
その方は以前「夫婦関係」でご相談に乗った方でした。
その時に、さまざまなお取り組みについてお伝えしたのですが、そのあとは特に変化もなく穏やかに過ごされていました。
しかし、私が時折お見かけする時に、気になる点が出てきました。
「今やらなければいけない事がある。でも、それに気づいていない」
人は問題に直面した時に、必死に打開しようと頑張ります。
様々なことを試し、取り組み、改善しようと努めます。
だけど、多少なりとも事態が収束もしくは現状維持だと、そのまま放置してしまうという面も否めません。
実際には、「今、この時に取り組むべき事がある」から、猶予が出来て事態が「良くも悪くも」ならないんです。
久しぶりに、「例え話」をしたいと思います。(笑)
私はその方が通う学校の先生と「知り合い」だとします。
そして、偶然にもその学校の「抜き打ちテスト」の日程を知ったとします。
そこの生徒さん達は、この前テストが終わったから、ほっとひと安心している時期です。
でも、実際には「2日後」にテストがあります。それを知らないからのんびりしています。
このテストは、次の「選抜クラス入り」の為の実力試験です。とても大事なテストなのです。
だけど、知りません。学校も日頃の学力を測りたいから、絶対に生徒に告知しません。
その時、私はそこの生徒と話す機会ができたとします。
「最近どう?勉強してる?」
「この前テストが終わったから、今はたくさん遊んでる!」
「あ、そう・・。」
この時、私は喉まで出掛かります。
「2日後に実力抜き打ちテストがあるよ」と。
しかし、お伝え出来ません。 なぜか?
それは、「不正」になるからです。
全生徒が周知の上でのテストなら、「頑張れよ!」で済むかもしれませんが、そうではありません。
ですから、下のような、歯切れの悪い伝え方になります。
「学生は勉強が大事だから、いつテストがあっても良いように、しっかりしておいたほうが良いよ・・。」と。
その時、相手がどう受け止めるか。
それが、いわば^「人生の選択」になってくるのです。
A「・・そうだね。 やっておこうかな・・。いきなり明日テスト!って言われたらまずいもんね。 時々抜き打ちあるって噂だし・・。」
B「ないない!(笑) だってこの前がテスト終わったばっかだし。 どうせ、次は夏休み前だろうし、今は遊ぶの!」
ま、結果は言わずもがなです。
A「予習しておいて良かった!! 案の定、抜き打ちあったわ。 しかも選抜って危なかった・・。」
B「嘘!! 有り得ない! 先生の意地悪! こんな抜き打ち出来るわけないでしょ!」
Aさんは自分を褒めて、Bさんは先生を恨み、選抜クラスに入れない理由を「先生のせい」にします。
どちらが、自分の人生にとって良いでしょうか?(笑)
では、現実のケースに話を戻しましょう。
例えば、私がその方のパートナーの「変化」を、何かしらのきっかけで知ったとします。
でも、当の本人は「現状維持」だから、状況は良くも悪くもないので、「静観」していたとします。
その時、私はどうお伝えするか。
「今、出来ること、取り組むことを、現状が「安定」している時にしてはいかがですか?」
「来年頃が山場だと思っていたら、いきなり「時間切れ」ということも有り得ますよ」と。
それを伝えている私の心は、「時間がない!どういうニュアンスで伝えようか・・。」と葛藤しながらジレンマを感じています。
その「正念場」を知っている私にとって、喉まで出掛かる言葉が、溢れてくるのです・・。
せめて、このブログに目を通されて、「あ、私かも・・」と気付いてくれることを願うばかりです。
このブログをご覧の皆様、「人生の分岐点」は、いきなりやって来ます。
それも、気付かないうちに・・。
どうか、今出来ることを、精一杯取り組んでください。
そうすれば、数多くある「分岐点」の中で、「最良」の選択が出来ると思います。
それでは、またの機会に!