ディアーヌ・キュリス/フランス/2008年 . . . 本文を読む
原題は、壁に対して 向かって という意味。
登場人物、シベルはいいキャラ。
自由じゃなければ死んだほうがましと、
戒律の厳しいイスラム教徒の家から逃れるため結婚し、
自分のせいで夫が刑務所に入って、 あなたのことを待っていると告げるが、
結局金持ちの恋人と産まれた娘と暮らしていて、夫のもとへは戻らなかった。
本気で誰かに惚れてしまう事なんて、シベルにはないんじゃないかなー なんて。
意外ともろい男 . . . 本文を読む
逮捕→取り調べ→裁判→処刑と、流れは淡々としていて回想シーンもない。
この女性たちのある数日を覗いている感覚。
あっけない!
けれど見終わった後、最後まで貫いた彼女の信念が、心の中に残ってる。
マルク・ローテムント/ドイツ/2005年 . . . 本文を読む
最近、いい映画によく当たる。
ツイてる。ドイツの映画って好きだなぁ。
外れなしってかんじ。
人生で最高の瞬間を死で締めくくるという発想。
ナルシストさと残酷さ。冷たさと重さ。ドイツ的文学に引き込まれる。
アヒム・フォン・ボリエス /ドイツ/2004年 . . . 本文を読む
ストーリーにパンチがなく、はちゃめちゃな展開にいまいち?だけれど、トラの着ぐるみを着たフェリックス君の愛くるしさにやられて、どうでもよくなる。
ポイントは深く考えないこと。どんな状態でも、フェリックス君がかわいい。
彼の一喜一憂に見ているこちらはメロメロ。それにつきる。
題名にもなっているサージェントペッパーは犬の名前。
ビートルズのアルバム””Sergeant Peppers Lonely He . . . 本文を読む
ちょっとこれを機に、ドキュメンタリー物は卒業しようかな。。というかんぢ。
眠い、眠すぎ・・。
ディスカバリーとかは、大好きなのにな。
トマス・グルベ+エンリケ・サンチェス・ランチ/ドイツ/2004年
. . . 本文を読む
可愛いタイトルとはうらはらに、
けっこう重い内容。
マーサと共感できる部分が多々あり、
私ってもしかしてストレス溜まってる??
と、気付かされました。
サンドラ・ネットルベック/ドイツ/2001年 . . . 本文を読む
Die Fatten Yahre sind vorbei・・
現代ドイツ版『突然炎のごとく』とも評されたらしいが、
それはあくまで導入部分。
ハンス・ワインガルトナー/ドイツ/2004年 . . . 本文を読む
なかなか面白かった作品。
時代の変化に付いていけない者、時代に迎合したために大切な何かを失った者、
今をそれなりに生きていても過去を忘れられない者。
正しい選択とは、どこにあるのだろう。
グレゴー・シュニッツラー/ドイツ/2002年 . . . 本文を読む
この作品が、なぜに気になっていたかというと、カリスマをヒトラーの描写として表現していないこと。
ヒトラーは稀代の悪人、冷酷な指導者という先入観を、いいかんじで砕いてくれる。
指導者・権力者に、自分自身だけの力で成功しているものはいない。
今、目に見えている指導者・権力者という人たちは、
周りの人間に支えられている。その、周りの人間こそが強いのだ。
・・・と私は思うんだけどね。
オリヴァー・ヒルシ . . . 本文を読む