goo blog サービス終了のお知らせ 

サブジ

cafeと映画とひとり歩きを、
小さくまとめる、スーベニイル手帖。

愛より強く(GEGEN DIE WAND)

2007-05-28 | 映画*FRG
原題は、壁に対して 向かって という意味。 登場人物、シベルはいいキャラ。 自由じゃなければ死んだほうがましと、 戒律の厳しいイスラム教徒の家から逃れるため結婚し、 自分のせいで夫が刑務所に入って、 あなたのことを待っていると告げるが、 結局金持ちの恋人と産まれた娘と暮らしていて、夫のもとへは戻らなかった。 本気で誰かに惚れてしまう事なんて、シベルにはないんじゃないかなー なんて。 意外ともろい男 . . . 本文を読む

青い棘(Was nutzt die Liebe in Gedanken)

2007-03-04 | 映画*FRG
最近、いい映画によく当たる。 ツイてる。ドイツの映画って好きだなぁ。 外れなしってかんじ。 人生で最高の瞬間を死で締めくくるという発想。 ナルシストさと残酷さ。冷たさと重さ。ドイツ的文学に引き込まれる。 アヒム・フォン・ボリエス /ドイツ/2004年 . . . 本文を読む

サージェント・ペッパー ぼくの友だち (Sergeant Pepper)

2007-02-15 | 映画*FRG
ストーリーにパンチがなく、はちゃめちゃな展開にいまいち?だけれど、トラの着ぐるみを着たフェリックス君の愛くるしさにやられて、どうでもよくなる。 ポイントは深く考えないこと。どんな状態でも、フェリックス君がかわいい。 彼の一喜一憂に見ているこちらはメロメロ。それにつきる。 題名にもなっているサージェントペッパーは犬の名前。 ビートルズのアルバム””Sergeant Peppers Lonely He . . . 本文を読む

レボリューション6(Was tun Wenn's Brennt?)

2006-03-07 | 映画*FRG
なかなか面白かった作品。 時代の変化に付いていけない者、時代に迎合したために大切な何かを失った者、 今をそれなりに生きていても過去を忘れられない者。 正しい選択とは、どこにあるのだろう。 グレゴー・シュニッツラー/ドイツ/2002年 . . . 本文を読む

ヒトラー ~最後の12日間~

2006-01-20 | 映画*FRG
この作品が、なぜに気になっていたかというと、カリスマをヒトラーの描写として表現していないこと。 ヒトラーは稀代の悪人、冷酷な指導者という先入観を、いいかんじで砕いてくれる。 指導者・権力者に、自分自身だけの力で成功しているものはいない。 今、目に見えている指導者・権力者という人たちは、 周りの人間に支えられている。その、周りの人間こそが強いのだ。 ・・・と私は思うんだけどね。 オリヴァー・ヒルシ . . . 本文を読む