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サブジ

cafeと映画とひとり歩きを、
小さくまとめる、スーベニイル手帖。

エンジェル(Angel)

2007-12-17 | 映画*Eu含む合作
オゾンにとって、初めての英語劇。新しいジャンル。 なんだか、いたって普通。捻りもない。大衆受けを狙ったのかな。 エンジェルという女性は、すごくパワーがある。 悩みや不幸や逆境を、全部芸術に変えることができる。 わがままで、不躾。しかし、芸術や愛に対してものすごいパワー。 そんな彼女の可憐な中の強さにたくさんの人が惹かれ、愛している。 エンジェルは、ひとりの男を純粋に一途に愛し、 しかし彼の愛を得 . . . 本文を読む

マンダレイ(MANDERLAY)

2007-08-27 | 映画*Eu含む合作
とてもとても気になっていたけれど、なかなか勇気が必要だった映画。 なぜなら監督は、ダンサー・イン・ザ・ダーク、奇跡の海のラース・フォン・トリアー。あの、後味どんよりぶりには、ある程度の気合いが必要だから。 アメリカをテーマにした3部作、第2作目。 なぜ2から見たかは、1のドッグウィルの方が怖そうだったから。 そして今後は第3部「ワシントン」へと続く。。。 見てよかった。相変わらず深い。 題材は . . . 本文を読む

明日へのチケット(Tickets )

2007-07-24 | 映画*Eu含む合作
ローマに向けて走る一本の列車に乗り合わせた乗客たち。 3つのエピソードを、3人のパルムドール受賞監督が繋いだという、ものすごく豪華な作品。 キャストが変わるわけでもなく、ブチっと話が切れるわけでもなく、 いつの間にか次の話に入って、緩やかに絡んでいる。すべて列車の中での出来事。 エンディングで、急に胸が痛くなる。 ここ、ケン・ローチだと思ったらやっぱり・・。 エルマンノ・オルミ アッバス・キアロ . . . 本文を読む

エコール(INNOCENCE)

2007-06-29 | 映画*Eu含む合作
原題の、INNOCENCE(純粋無垢)な少女たちに宿る美しさとエロスに 禁断の香りを感じてしまいました・・・。フランスでは、映画館の前に警察が張り込んだという作品。ある意味、問題作。 きっちりと、筋の通った映画が好きな人にはまったくお薦めできないが。。 絵はすばらしく綺麗で、シュールな世界。謎に包まれた生活を、覗いていたくなる。 監督は、ギャスパー・ノエの公私とものパートナーであり、カルネなどの編 . . . 本文を読む

フランキー・ワイルドの素晴らしき世界 (IT'S ALL GONE PETE TONG)

2007-06-13 | 映画*Eu含む合作
彼のキャラクターは、実在する複数のミュージシャンのエピソードをもとに生み出された人物で、 Brian Wilsonなどがそのモデルとなっているのだそうだ。 Pete Tongや、Carl Cox、Paul van Dykとか有名なDJもちょこっと登場。 栄光と挫折。底辺からの復活ってこうゆうこと。そしてとてもさわやか。 落ち込むこともあるから、本当に大切なものも分かる。 かっこいいじゃないか。夏だ . . . 本文を読む

母たちの村(Moolaade)

2007-05-31 | 映画*Eu含む合作
モーラーデ しばらくこの言葉が心に残る。 もともと政治活動をしていた監督が、識字率の低いアフリカでメッセージを伝えるためには、映画が効果的だと製作を始めたという。そうした姿勢があるため、非常にメッセージ性の強い作品。 ひぃー 絶対こんなの嫌だーーー という 同居人の言葉が印象深い。 ウスマン・センベーヌ/フランス・セネガル/2004年 . . . 本文を読む

タイム・オブ・ザ・ウルフ(LE TEMPS DU LOUP)

2007-05-29 | 映画*Eu含む合作
最近はまっているミヒャエルハケネの世界 水が汚染された未来で駅に集まり、来る当てのない列車を待つ人々の 生き残りを賭けた生活と人の多様性を描いた作品。 ドラゴンヘッドを思い出した。 ラストは観客にゆだねるという、いつものミヒャエル風。 ミヒャエル・ハケネ/フランス・オーストリア・ドイツ/2003年 . . . 本文を読む