ウォン・カーウァイ/フランス 香港 中国 /2007年 . . . 本文を読む
オゾンにとって、初めての英語劇。新しいジャンル。
なんだか、いたって普通。捻りもない。大衆受けを狙ったのかな。
エンジェルという女性は、すごくパワーがある。
悩みや不幸や逆境を、全部芸術に変えることができる。
わがままで、不躾。しかし、芸術や愛に対してものすごいパワー。
そんな彼女の可憐な中の強さにたくさんの人が惹かれ、愛している。
エンジェルは、ひとりの男を純粋に一途に愛し、
しかし彼の愛を得 . . . 本文を読む
とてもとても気になっていたけれど、なかなか勇気が必要だった映画。
なぜなら監督は、ダンサー・イン・ザ・ダーク、奇跡の海のラース・フォン・トリアー。あの、後味どんよりぶりには、ある程度の気合いが必要だから。
アメリカをテーマにした3部作、第2作目。
なぜ2から見たかは、1のドッグウィルの方が怖そうだったから。
そして今後は第3部「ワシントン」へと続く。。。
見てよかった。相変わらず深い。
題材は . . . 本文を読む
ローマに向けて走る一本の列車に乗り合わせた乗客たち。
3つのエピソードを、3人のパルムドール受賞監督が繋いだという、ものすごく豪華な作品。
キャストが変わるわけでもなく、ブチっと話が切れるわけでもなく、
いつの間にか次の話に入って、緩やかに絡んでいる。すべて列車の中での出来事。
エンディングで、急に胸が痛くなる。
ここ、ケン・ローチだと思ったらやっぱり・・。
エルマンノ・オルミ アッバス・キアロ . . . 本文を読む
原題の、INNOCENCE(純粋無垢)な少女たちに宿る美しさとエロスに
禁断の香りを感じてしまいました・・・。フランスでは、映画館の前に警察が張り込んだという作品。ある意味、問題作。
きっちりと、筋の通った映画が好きな人にはまったくお薦めできないが。。
絵はすばらしく綺麗で、シュールな世界。謎に包まれた生活を、覗いていたくなる。
監督は、ギャスパー・ノエの公私とものパートナーであり、カルネなどの編 . . . 本文を読む
彼のキャラクターは、実在する複数のミュージシャンのエピソードをもとに生み出された人物で、
Brian Wilsonなどがそのモデルとなっているのだそうだ。
Pete Tongや、Carl Cox、Paul van Dykとか有名なDJもちょこっと登場。
栄光と挫折。底辺からの復活ってこうゆうこと。そしてとてもさわやか。
落ち込むこともあるから、本当に大切なものも分かる。
かっこいいじゃないか。夏だ . . . 本文を読む
モーラーデ しばらくこの言葉が心に残る。
もともと政治活動をしていた監督が、識字率の低いアフリカでメッセージを伝えるためには、映画が効果的だと製作を始めたという。そうした姿勢があるため、非常にメッセージ性の強い作品。
ひぃー 絶対こんなの嫌だーーー という 同居人の言葉が印象深い。
ウスマン・センベーヌ/フランス・セネガル/2004年 . . . 本文を読む
言語とは別の、お互いを理解する方法。
理解されるに遠いエピソードが散りばめられていて、
シーンもバラバラ。幸せなお話でもない。
組み立てるように、映画をみていく面白さ。
ミヒャエル・ハケネ/フランス・ドイツ・ルーマニア/2000年 . . . 本文を読む
最近はまっているミヒャエルハケネの世界
水が汚染された未来で駅に集まり、来る当てのない列車を待つ人々の
生き残りを賭けた生活と人の多様性を描いた作品。
ドラゴンヘッドを思い出した。
ラストは観客にゆだねるという、いつものミヒャエル風。
ミヒャエル・ハケネ/フランス・オーストリア・ドイツ/2003年
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