執着とか依存に迫った作品は、呼吸が聞こえてきそうな濃密な雰囲気。
そして、人には必ずこうゆう部分があるというのがね。。
原作は、”博士の愛した数式”の小川洋子の同名小説。
日本の作品がフランスで映画化なんで素敵と思ったんだけど、他にもこうゆう作品あるのかな。
ディアーヌ・ベルトラン/フランス/2004年 . . . 本文を読む
原作は、三島由紀夫、岡本太郎らに影響を与えたジョルジュ・バタイユの聖なる神。
見てはいけないものを見てしまったような、
飲み込むに飲み込めない内容。
退廃・堕落については、私から見れば宗教ちっく。
ジョルジュ・バタイユは作家であったので非難から逃れたとあったが、
確かに、文学と紙一重な世界。
クリストフ・オノレ/フランス/2004年 . . . 本文を読む
アメリのオドレイ・トトゥ主演。
面白い見せ方、狂った感じがいい。
やっぱり、オドレイを常人に見ることができない。
韓国で、掲載禁止になった蓮画像見たことある人。見たことある人なら分かる。
あんな感じの、目の裏に焼きつくゾクゾク感。
ただのラブコメってほんと苦手。
映画とは、妄想ポイントを残してこそだと思う。
こうゆうひねりが入ったラブストーリーを見つけて行きたい。
レティシア・コロンバニ /フラ . . . 本文を読む
久しぶりに、アメリを見ました。
アメリに共感はできないけれど、可愛いいたずらに見ていて顔がほころびます。 パリ・モンマルトルの風景もいいです。また行きたくなります。
この映画を見るから、オドレイ・トトゥがどの作品に出ていても、アメリに見えてしまいます。
映画をみて、何を感じるか。
感想も、答えも、方向も、ひとつじゃなくていいと思うのです。
アメリって、答えがいっぱいな映画だと思う。
余談* . . . 本文を読む
シーンの中にため息があり、落胆があり、絶望感があり
繊細だし、生臭いし、生活感がある。
こうゆう作品があるから、フランス映画好きです。
エレオノール・フォーシェ/フランス/2003年 . . . 本文を読む
大好きな監督。
これぞルコントと思う、間がなんともたまらない。
精神的な部分を綴ったこのスタイル。
彼の本質はずっと変わらないのですね。
男と女が惹かれあうってなんだろう。
魅力ってなんだろう。それはもう、言葉で表現できることではなくて、
相手を必要とするようになった瞬間が、この映画に写ってる。
君はもっと、悪女になれ。 そんな言葉が頭を回る。
上手に言葉にできない自分がもどかしい。
パトリス・ . . . 本文を読む
もう一度みる機会があり、見ました。
中国語を話す映画の中で、トップ3に入る私の好きな映画。
中国の歴史を少し勉強しなおすと、この映画がぐっとおもしろくなります。プロレタリア文化大革命あたり。
この映画を見ると、知識をつけ、磨かれて自立していく女性は素敵だなと思います。
そして、それを導く男性も素敵だなと思います。
先日何かで耳にした、
恋愛において、女は上書き保存し、男は名前を付けて保存する・・・ . . . 本文を読む
久しぶりに”アントワーヌ・ドワネルの冒険”シリーズを見直したい。
そうだ、大人ってずるくて汚い。という気持ちにさせられる。
長く続く独走シーンのあと、
がんばるともこれから先に夢があるとも思えない。
あの、孤独に満ちた色のない目と空気がいい。
哀愁ほど疲れたものではなく、乾いた孤独な子供心。
救われなさに、強烈に惹かれる。
フランソワ・トリュフォー/フランス/1959年 . . . 本文を読む
エティエンヌ・ペルションの曲“DOGORA”にのせて、カンボジアの日常の風景がつづられる。監督自身が深い感銘を受けた楽曲と、生命力に満ちあふれたカンボジアの強烈な個性が混ざり合い、美しいハーモニー。
私の大好きな監督と、大好きなカンボジアの懐かしい景色。これまでになかった作品。
パトリス・ルコント/フランス/2004年 . . . 本文を読む