ジュリーが5月20日の大阪フェスのMCで⇒『70年の万博のステージには、僕も立ちました。その時は、シローが入っていて、あの人はいなかった(笑) PAシステムなどは今ほど良くない頃で、あの時はたいした海外のスターは参加しておらず、ディートリッヒと、サミー・デイビスJr.くらい。
サミーと言えば、ホワイト(ウイスキー)のCM、ティン ティン♪と身ぶりしながら口ずさんでくれました。』
ザ・タイガースが出演した、「EXPO70・インターナショナル・ウエスタンカーニバル」に参加したJ友さんから、当時の記憶やパンフレットの画像を頂いて、2020年にブログでアップしています。ジュリーのいうように、メンバーはシローになっており、あの人はいません。
下に1970年のJ友さんの当時の思い出や、パンフレットをアップしています。
ジュリーが話していた、マレーネ・ディートリッヒ。1974年のアルバム「ジュエル・ジュリー」で興味のある人として名前をあげていました。Oh!Galの白い船長さんの衣装は、ディートリッヒへのオマージュ。
ディートリッヒが出演するために来日した 当時の新聞記事の記憶が、54年後のいまでも記憶の片隅にこびりついている私、なんでやろ? マレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich 1901年産まれ。今はディートリヒというらしい、ディートリッヒじゃないのね。
彼女を当時中学生の私が知っていたのかどうか? でも「ディートリッヒ、万博出演のために来日、70歳」というふうな記事のタイトルと、来日したばかりのディートリッヒの私服姿の写真記事の記憶も有ります。
その時の新聞記事はないのかと、画像を検索したら、渡辺美佐さんが公開しているという画像を見つけました。
そうそう間違いない、こんなシンプルな私服姿だった!!右下にはサミー・デイビスJr.も
何故、当時の私にすれば殆ど名前も知らない大女優の新聞記事の記憶があるのか?? 記事のタイトル「ディートリッヒ、70歳」に反応したのかしらん。中学生の私は70歳の老婆が歌うということや(歌えるの?)、容色の衰えは大丈夫なのか?と思いました。正確には69歳だったそうですが、新聞記事がわざわざ年齢を大きく書くのは、年寄りだと思っているからよね。今とは違い、60過ぎたら紛れもないお年寄りでした。もちろん、今では70過ぎても歌える、動ける、カッコイイ!はジュリーで十分わかっていますよ!
ディートリッヒの映画は、TVで少しだけ見ました。「情婦」(原作はアガサ・クリスティの検察側の証人)は今見ても面白いはずと思います。デヴィッド・ボウイ主演の『ジャスト・ア・ジゴロ』は、ストーリーは全く覚えていないのに、ディートリッヒのごく短い出演シーンだけ覚えています。