気まぐれアメリカ48州ドライブ旅

自由なバツイチ女、40歳記念にデカイ事やろうと思い、愛車カローラでアメリカ本土48州を一人でドライブした珍道中。

富山観光 ますのすし 廻船問屋 富山港 展望台 岩瀬 富岩運河 富山県美術館 富山城 炙庵とやま鮨

2024-08-09 23:43:08 | 国内旅行

はい。氣志團GIG翌日は富山観光デー。

昨夜のGIGが楽しくて興奮状態でほぼ眠れなかったんだけど、

GIG後はお腹が空くので、富山名物「ますのすし」と「ぶりのすし」を食べた。

「ますとぶり」は「ますのすし」と「ぶりのすし」を一度に味わえて 1150円也。

富山はぶりも名産。

「ますのすし」って、丸い器に入った大きいサイズは1人では食べられないから、

1人前のコンパクトサイズで売ってるのは嬉しいよね~。

「ますのすし」3切れ、「ぶりのすし」3切れずつ入っている。

「ますのすし」16年ぶりに食べたけど、変わらぬ美味しさ。間違いないよね。

「ぶりのすし」も酢〆になってて美味しい。

富山に来たら絶対買うべき駅弁。

 

今日は 氣志團の翔やん(綾小路翔)、ランマ(星グランマニエ)、光(早乙女光)が

「早番」というユニット名で、名古屋の大須夏まつりに出演するので

富山から名古屋に移動するKISSES(氣志團ファン)も多い。

しかも無料ライブなので、誰でも観られる。

無料ライブに出演してでも、氣志團を知らない一般市民の方々に

氣志團の魅力を伝えたい。

「早番」は、アコースティックで想い出の曲をカバーするので、

氣志團食わず嫌いの人々にも、魅力を伝えられると思う。

そして「推しの子分」を観に来てもらえたら万々歳

 

しか~し私は16年ぶりの富山、今日は富山観光すると決めていたので、

名古屋には行かず、半日で富山を満喫するのだ。

16年前 奥飛騨温泉の旅館で仲居をしていた私は、

たまの休日にバスを乗り継いで富山に来ていた。

立山・黒部、氷見などは行ったことがあるんだけど、

富山市近郊は見てなかったんだよね~。

そんな訳で移動に使うのは富山地方鉄道 富山港線。

ワンマンの路面電車ね。通称トラム。

料金210円だけど、全国交通系ICカードが使えるので安心。

路面電車って雰囲気いいよね。

地域密着型なので、観光客より地元の人が多い。

乗り込んで暫くすると、駅毎に貼ってある

「岩瀬ゆうこ」というキャラクターに気付いた。

気になって調べたところ、「鉄道むすめ」岩瀬ゆうこ に新しい制服を着させようという

クラウドファンディングがあってビックリした。

しかも開始1日以内に目標金額達成という快挙

富山港線開業100周年記念企画の第2弾だそうで、

人気コンテンツ「鉄道むすめ」の 岩瀬ゆうこ を、富山港線制服着用の新規イラストを制作し、

富山港線所属の「鉄道むすめ」として活用していくというもの。

キャラクター紹介|鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~ (tetsudou-musume.net)

 

とまぁ、いきなり想定外の最新情報をGETし、鉄道ファンの熱さに、

氣志團推し活をライフワークにしている自分も「なるほど~」と納得。

推し活は人生を豊かにする。

 

さて、私が降りた駅は東岩瀬。

メッチャ暑いなぁ。東京と変わらない気温。日傘が無いと歩けないよ。

「しゃみせん楽家」という、三味線を売っているお洒落なお店を発見。

津軽三味線の体験もやっているらしい。

私は不器用な上に音感も無いので、冷やかしでも入れなかったけど、

気軽に入れる明るい雰囲気のお店。

 

隣には「あぷりこっと」というカフェがある。

白エビ丼、お寿司、お蕎麦、オムライス、焼き肉定食、軽食、デザートまで揃う、

しっかり食べられるお店。

 

次に気になったのは「佐藤釣具店」

生えさの自販機がある。現在は使われていないけど、レトロ自販機が風情を醸し出している。

 

北陸銀行もこの外観。

ATMがある雰囲気ないよね~。

 

現在休館中の北前線回船問屋 森家。

重要文化財に制定されているが、能登地震の影響で 現在は耐震補強工事中。

 

森家の隣は同じく北前船廻船問屋の馬場家。

こちらは登録有形文化財。

江戸時代後期から活躍した北前船主、廻船問屋。

明治中期には汽船経営に舵を切り、近代的な海運業者として成長した。

北陸の「五大北前船主」のひとつ。

100円で入場できる。

フラッシュ撮影や、重要文献などの撮影は禁止。

 

前蔵

江戸時代からあった土蔵を改修し、三階建てにした。

中に階段があるけど、立ち入り禁止。

 

長さ30mのトオリニワ(屋内通路)

 

茶の間 昭和初期に改修されたものらしい。

丸いちゃぶ台っていいよね~。

この解放感のある高さとガラス窓が室内を明るく照らしている。

 

向こうの窓まで遠いねぇ。

 

こういう縁側好きなのよ。

 

33畳のオイ(広間)

夏場は扇風機が置いてあるんだよね~。

 

火鉢いいよねぇ。

超VIPは、庭の木戸から入って 直接広間に上がる事が出来たらしい。

 

この庭園がまた長い。

 

昭和初期に台所があったところ。

点検中だったけど、今も井戸水が出るらしい。

 

ステンドグラスの小窓が可愛い。

当時のモダンな浴室。

 

階段をのぼって2階へ。

屋根を見てもデカイお屋敷なのが分かる。

 

中島杢堂(なかじまもくどう)作

木象鳫嵌透彫欄間(もくぞうがんすかしぼりらんま) 鳳凰(ほうおう)

確かにこれは見事な鳳凰。

 

珍しい ひょうたん型の窓。

 

裏側の西門に続く通路。

 

壱番蔵、弐番蔵

明治時代以降に建てられた蔵。

 

馬場家の目の前にあるのは北前船(千石積船)像。

 

馬場家の隣にあるのは酒商 田尻本店。

日本酒好きな人はお土産を買うために寄る店だけど、

私は日本酒やワインなどの醸造酒は体質に合わないので、殆ど飲まない。

というか、現在アルコール自粛中なので 酒屋にも入らないようにしている。

 

この道を曲がって富山港展望台に向かった。

富山港にある、小さな無料展望台。

中は階段しかないし、蒸し暑い。

展望台はワイヤー入りのガラス張りだけど、

ワイヤーの隙間を狙って撮影。

これは西側の景色。

折角なので東西南北全て撮影しておこうっと。

 

北側。港の入口。

 

東側。住宅街が見える。

 

南側。

 

それから岩瀬に向かって歩いて行くと、途中気になる場所を発見。

え?何これ

車停まっているから何かのお店

気になったので、横の通路から入ってみる。

随分長いよねぇ。

突き当りを曲がると、こんなお店があった。

え?商い中って書いてあるけど、メッチャ入りづらい。

調べたら桝田酒造店「沙石(させき)」という名前が出てきた。

満寿泉のお酒数十種類を 有料で試飲できるお店。

おお、またしても日本酒。

ごめんなさい。冷やかしでは入れない。

この蔵が並んでいる建物凄いよねぇ。

そしてこの角を曲がると、レストランらしき入口を発見。

Piatto Suzuki Cinque(ピアット スズキ チンクエ)というイタリアンレストラン。

地元富山の食材を活かした料理と地元のお酒を楽しめる店。

 

更にこの敷地内に「ふじ居」という日本料理店があり、

富山の旬の食材を使った郷土愛溢れる料理を楽しめる。

どのお店も口コミ評価が高いので、入れば間違いないだろうけど、

フラフラと庭をウロついていた私は ただの不審者。

 

庭を出て、表から見た「ふじ居」

ごめんなさい。此処からは敷居高くて入れないわ。

そして「ふじ居」の左隣にあるのが「桝田酒造店」の表側ね。

日本酒飲めないから入る勇気もない。

 

こうなると日本酒飲めないと楽しめないかもね~。

いや、ノンアルでも楽しく散策できるのだ。

汗だくで歩いていると、自転車に乗った少年に「こんにちは」と声を掛けられたので、

勿論「こんにちは」と返した。

この辺の文化なのか 親の教育方針なのか、

見ず知らずの大人に声を掛けるとは良い習慣だ。

不審者だとしても、犯罪を未然に防ぐ効果があると思われる。

 

大漁橋っていい名前だよねぇ。

岩瀬運河。

富山湾に流れ込んでいる。

平和な昼下がり。

橋から見えた気になるオブジェ。

どうやら日本全国にこの手の魚のオブジェが地面から生えているらしいんだけど、

正式名称も目的も分からず。

とりあえず、この辺は魚が獲れるぜ!っていうのは伝わる。

 

岩瀬海岸まで来ると、ノーベル街道起点という標識が。

日本でノーベル賞を受賞した方で、

白川英樹さん、利根川進さん、小柴昌俊さん、田中耕一さん、梶田隆章さん

この5名は 富山から岐阜県高山市に続く国道41号線界隈に縁のある方々だそう。

江戸時代、東岩瀬で水揚げされたブリを、飛騨、信州へ運んだ道とほぼ同じという事で、

「ぶり・ノーベル出世街道」とも言われるらしい。ブリは出世魚だからね~。

岩瀬カナル会館で ひと休み。

 

岩瀬曳山車祭(ひきやままつり)ってあるんだね~。

今年のカレンダー、セール価格だな。

2階には曳山車祭の展示があって、自由に見られる。

毎年5月に開催される諏訪神社の例大祭で、

その年の世相を反映した「たてもん」で飾り付けられた山車が町内を練り歩くらしい。

夜は、諏訪神社の前で山車同士を激しくぶつけ合う「曳き合い」が行われるらしい。

この天狗も「たてもん」の一部。

こういう派手なお祭りって盛り上がるよねぇ。

 

そして富山といえば薬売り。

売薬版木(ばいやくはんぎ)とは、薬を入れる袋に押した版木。

昔ながらの薬袋の数々が展示されている。

こういう袋に入れて販売していたんだね。

如何にも効き目ありそう。

肥料商って書いてある。

東岩瀬は肥料商で活躍した多くの旧家が残っていて、

廻船、肥料、北洋漁業で栄えた町なのだ。

 

シロエビの里って書いてある。

岩瀬海岸では8月下旬に白えび祭りが開催されている。

白えび美味いよねぇ。急に食べたくなった。

 

こちらは富山地鉄終点の岩瀬浜駅。

再びトラムに乗り込んで戻るのだ。

さっきは混んでて車内撮れなかったけど、此処は終点だから大丈夫。

下奥井駅で降りて、20分歩くと、富岩運河環水公園に到着。

世界一美しいスタバがあると有名。

いや、メッチャ混んでるのでとても入れなかった。

テラス席から見える景色が美しいのよ。

運河の左側の建物が有名なスタバ。

夜は天門橋がライトアップされるので、それをテラス席から見るのがいいらしい。

噂の天門橋へ。

 

左前方に見えるのは富山県美術館。

汗だくだから、涼みに行くことにしよう。

 

水上バス乗り場から見た天門橋。

確かにライトアップされると綺麗だよね~。

 

ライトアップまで待てないので美術館に行こうっと。

富山県美術館

7月13日から9月23日まで「民藝」を開催中。観覧料1300円。

入場は無料なので、レストラン、ミュージアムショップ、屋外展示、オノマトペの屋上など利用できる。

「民藝」とは、約100年前に思想家・柳宗悦が説いた「民衆的工藝」のこと。

民藝には美術品に負けない美しさがあり、美は生活の中にあると語っている。

此処では衣・食・住をテーマに 国内外から集めた約150点を展示。

展示物は撮影禁止のものが多いので、入口のみ撮影。

そういえば私は、昔から世界各国の民芸品に心惹かれ、

お土産物屋さんに行っては変わった置物や雑貨を買っていたことを思い出した。

今は生活の殆どが氣志團グッズに囲まれているけど、

古民家暮らしや民藝への憧れは常に持っている。

何故か白いクマが立っている。

このクマ、富山県美術館の名物らしい。

2階から外に出ると、大中小のクマが3頭いるのだ。

森からふらっと来たら居心地良くて此処に居ついてしまった感覚で、

「自然と響き合って存在する魅力のある空間」がコンセプトだそう。

シュールな後ろ姿。

 

3階の窓辺には椅子が並んでいるけど、この日差しは暑すぎるな。

 

屋上には子供たちが遊べるオノマトペの広場がある。

オノマトペのタイトルと、そのイメージの遊具があるのだ。

流石に子供ではないので近寄れなかったけど、子供たちは大はしゃぎだった。

ウンチまである。

館内はかなり冷房が効いていたので、屋上に出たらむしろ丁度良く感じた。

とはいえ、また富山駅まで15分歩いて帰るので、結局また暑くなるんだけどね~。

 

はい。駅前でLUNA SEA発見。

実は今朝乗ったトラムから このツアトラを見つけてしまったので、

今日は LUNA SEAがライブか!って気付いてたんだけど、

氣志團と同じくオーバードホール。

来年2月23日は東京ドームで開催するらしい。

黒服限定GIG 黒服縛り

調べたら席種がメッチャ沢山あるのに驚いた。

LUNA SEA OFFICIAL SITE

 

現在は結成35周年記念ツアー中。

 

さて、富山駅まで戻って来たんだけど、新幹線まで時間があるので、

南口の方に出て、富山城に向かう。

正確に言うと富山城跡で、城内は郷土資料館になっている。

入場は210円。17時過ぎていたので、時間外で入れなかった。

広いし緑が多いし、24時間敷地内に入れるのだ。

 

1952年に富山城址公園として開園。

1954年に現在の富山城(天守閣)が建築された。

富山城で馬のエサやり体験があるんだ~と思って調べたら、

なんと本格的な甲冑を着て、城址内で乗馬体験できるというイベントが

9月から11月まで開催されるので、これは地元の人も観光で来た人も見逃せないね。

富山市まちなか観光案内所/とやま侍体験/Samurai Experience Toyama | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会 (toyamashi-kankoukyoukai.jp)

 

堀を回って戻ろうと思ったら、気になるモニュメント「立山スノータワー」を発見。

その周りには子供たちのイラストがタイルになって敷き詰められている。

2002年に富山市内の49の小学校 約17000人が、夢を表現したイラストをタイルに刻んで、

青年会議所の方々が敷き詰めたもの。

へ~、22年経っても全然消えないんだねぇ。

そろそろ日が暮れる時間。

城址公園の駐車場が雰囲気があって良いのよ。

 

そして夕食に選んだのは富山駅南口近くの「炙庵とやま鮨」

隣には系列店の回転寿司屋もあるんだけど、時間があるのでこちらへ。

その名の通り、炙り鮨も名物。

富山湾の旬のネタを提供しているので、仕入れによって内容が変わる。

一番人気の「富山湾鮨」お味噌汁が付いて4380円也。

白えびが昆布に巻かれた軍艦になってる。

ほたるいかも軍艦になってる。

あかいか、のどぐろ、マアジ、フクラギ(ブリの小さいやつ)、サワラ、

白えび、サクラマス、マダイ、ほたるいか、甘えび

...店員さんが説明してくれたの記憶違いだったらごめんね。

とにかく美味しい富山湾のお寿司を満喫。

待ってるお客さんが何組もいたので、サクサク退店。御馳走様でした~。

とやマルシェでお土産も買って、想い出いっぱい荷物いっぱい、

大満足で東京に帰ったのである。

富山、今度来る時は ガッツリ泊まりで遠出しようっと。

 

次回はまた氣志團のツアーネタをお届けします。

乞うご期待。

 


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