徒然なるままII

日記帳までこまめに更新しませんが、思ったことを書き残していきます。

"プログラミング電卓"

2008-12-21 14:25:25 | General
って何?

ケータイに受け継がれたDNA――ポケコン&PDAの過去と現在

>  ポケコンが一般ユーザーにまで広く受け入れられたのは、
> カシオ計算機が1982年に「PB-100」を発売してから。
> カシオは1979年に「FX- 501P/502P」という“プログラミング電卓”を発売していたが、

書くのであれば、"プログラマブル電卓"だろう。
ちなみに、hp-29, hp-29Cは1975年に発売されているけど。
当時、それ以前の製品も含め実機を触っているのであれば"プログラマブル電卓"≠"ポケットコンピュータ"、つまりは区分を真っ正直にSHARPやCASIOがトライしていた事をきちんと書くべきだろう。
プログラマブル関数電卓とポケットに入るコンピュータは、その方向性を異にすることはメーカも十分把握していたし。
それに、nibble(4bit)に拘った製品の意味も書くべきだろう。非効率ではあってもBCD処理による数値演算をできるだけ誤差のないものにするには、当時nibble処理に特化したプロセッサ アーキテクチャもあったのだから。

> さらに、1982年に発売された「PC-1250」は、マシン語が扱って
> ディスプレイをドット単位で制御できるプログラムが組めるポケコンとして注目された。

「マシン語」の意味が分かってるのかしら?
SHARPの初代"ポケットコンピュータ"である、PC-1200/PC-1210だって機械語は扱えたし、1行しかないLCDだってドットマトリクス表示を制御できた。

> ただしニュートンはその大きさと価格、そして当時のハードウェア技術の限界といった要因から普及することなく、
> 1996年に製造が中止された。
> PDAが一般に受け入れられるようになったのは、Palmが1996年に発売した「Palm Pilot」以降のことだろう。

1996年に「Palm Pilot」は発売されていない。
正確には「U.S.Robotics Pilot 1000/5000」。もちろん「Palm OS」は搭載されていたけれど...。

でも、この方が掲載される記事はツッコミ所があるからこそ面白いのかも、なんぞと思うようになってきた。
それをネタに、こうやって日記がポストできるのだから…(笑)。