さん太の気が趣くままに(volty life)

バイクLifeを中心に「遊」を気ままに語るブログです。愛車はsuzukiのボルティ!

志賀草津高原道路~ビーナスライン~松本・安曇野ツーリング 2日目 part2 ~ 3日目

2006年10月15日 22時55分24秒 | バイクツーリング
 【2日目 松本・安曇野方面】 

ビーナスラインを軽快に走り、アザレアラインを経由して一路松本へ。

まずは定番の松本城へ。
「五重六階の天守は、石川数正・康長父子によって築城。完成は文禄三年(1594年)と推定され、現存する五重六階の天守閣では日本最古。天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の五棟は国宝に指定されている。」とあった。
以前、2回ほど中に入ったが木造の城の中はテレビで見ているような華やかさは微塵だも無く、正に戦のためだけに建てられたような構造で当時の戦の雰囲気が漂ってきます。一度は見る価値があると思います。ガイドの人がいて無料で案内してくれます。朝食を抜いてきたのでそろそろお腹が空いてきた。近くに「そば庄」さんがあったので、盛りそば大盛りにかやくご飯セットを付けてもらった。お腹も満腹になり、満足。新そばを期待していたのだが、まだ少し早かったようでした。残念。。


松本城から直ぐのところにある「旧開智学校」明治時代の代表的な擬洋風建築で百年前の旧制小学校。重要文化財に指定されていて日本で最も古い小学校のひとつのようです。


松本市内を後にしてR19号を北上し、一路安曇野へ。途中、雪化粧を始めた北アルプスがとてもきれいだったので、横道に入りvoltyでトコトコと安曇野の田園風景を堪能した。



そこから少し行くと、ここに?と言うところに「大王わさび農場」があります。とにかく水が凄くきれいです。「東京ドームを11個分に相当する、広大なわさび田。年間を通し、平均13度という北アルプスの湧水が、毎日12万トンも畑全体から湧き出してきます。この安曇野の豊かな自然を活かし、そしてより多くの方に体験してほしいという思いから、広大な駐車場や入園は一切無料。風情ある水車小屋や趣豊かな遊歩道など、安曇野を体感できる45,000坪の自然の王国です。」とてもまったり出来る安曇野を堪能できる良い所ですよ。わさび漬け作りやトンボ玉作りの体験が出来ます。わさび漬けはピリッとした心地よい辛さがあり、わさび好きには絶品です。食事処もあり、なんと「新そば」を出していましたがお腹が一杯で食べられなかった。デザートは別腹ということで「わさびソフトクリーム」を食べた。ピリッとした辛さはなく、ソフトクリームにわさびの風味をうまくブレンドした味だった。



時間も押してきたので白樺湖の宿泊地へと帰路につきました。途中ビーナスラインの富士山の写真を撮ったところで日が暮れて来ました。駐車場に入ると他にもたくさんのギャラリーがいて、美しい夕日をしばしの間、時も忘れて眺めていました。とてもきれいでしたよ。


 【3日目 帰路へ】 

昨日とは打って変わって曇り空。午後からは雨が降るようなので朝から帰路につきました。

白樺湖では朝方既に雨が降った模様で、道路が濡れていました。雨が降っていなかったのでそのまま走ると、ズボンと靴はボルの跳ね上げる水しぶきでびちょ濡れ。R152→R142→R254と下道を走っていると佐久市手前で黄金色に色づいた稲穂が見事な田園風景が現れました。あまりに見事だったので横道にそれて、ワンショット取りました。(写真)雲行きが怪しかったので下仁田から高速に乗り帰宅しました。

全走行距離660kmの旅でした。

今年もツーリングの季節があと僅かになってきてしまいましたけどボルライフを楽しみましょう。


志賀草津高原道路~ビーナスライン~松本・安曇野ツーリング 2日目 part1

2006年10月15日 22時50分24秒 | バイクツーリング
 【2日目 ビーナスライン】 

朝目覚めると、空には雲ひとつ無く絶好のツーリング日和でした。

早速、ビーナスラインへ直行する。白樺湖から、ビーナスラインに入ると道幅も広く快適なワィンディングが続きます。抜けるような青空とすっかり秋の気配となったビーナスラインは、平日という事もあり、昨日とは打って変わって車の姿も殆ど無く超絶好のツーリング日和となった。軽快にボルを走らせると直ぐに白樺湖を一望できる展望台にたどり着きます。今日は天気が良いのでここからも富士山が良く見えます。

展望台から車山スキー場を横に見て進んでいくと富士見の駐車場があるのですが、そこから富士山はくっきりとよく見えました。ここで千葉から来たというCB400Four乗りの人としばらくバイク談義をしていました。ソロツーならではの楽しいひと時ですね。この人はなんと私と同じルートを1日早い予定で周っていたのです。今日はひとっ走りして帰途に着くとのことでした。お互いの道中の無事を祈ってここで別れました。

富士見展望台から少し走ると「車山肩」という所にドライブインがあります。上の写真は昨年の7月中旬に撮影したものですが辺り一面の山肌が黄色に染まりニッコウキスゲの花が咲き乱れます。写真右は6月下旬頃にこれまたレンゲツツジの花が見事に咲き乱れます。高山植物の宝庫なこの場所はシーズン中ともなればハイカーで一杯になり早朝6時には駐車場が埋まってしまいます。
また「車山肩」周辺の道路は美しいワィンディングが続きます。まさしく名前の「ビーナスライン」がぴったりと当てはまる様な美しい道路です。ここから北アルプスを眺望するともう雪化粧が始まっていました。これがまた美しいのです。

さらに北上を続けると霧が峰ドライブインに到着します。この辺りはグライダーが盛んで良く飛行しているのが見られますね。ドライブインも大きく駐車場が広いのでライダーの姿も良く見られます。ここでしばし休憩。コーヒーを片手に一服もうまーい。


霧が峰ドライブインを右折して軽快に少し行くと、八島ヶ原湿原へ。ここも初夏には色々な高山植物が目を楽しませてくれます。松本方面はここからさらに北上してアザレアラインを経由して市街地に入ります。


続きは2日目 part2で



志賀草津高原道路~ビーナスライン~松本・安曇野ツーリング 1日目

2006年10月15日 22時45分51秒 | バイクツーリング
10月9日から2泊3日で群馬・長野方面にツーリングに行って来ました。
1日目は草津白根山付近の紅葉を楽しみに志賀草津高原道路を走り、2日目はビーナスライン・アザレアライン経由で松本・安曇野辺りをフラフラと楽しみ、3日目は天候が崩れてきたので朝から帰路につきました。


 【1日目 志賀草津高原道路】 

午前9時に関越自動車道に乗り、渋川・伊香保ICを目指して北上しました。当日は風がまだ少し強く、100㌔で走行すると車体の軽いボルはハンドルが不安定になりかなり怖い思いをしたのでスローダウンして走行しました。それでも緊張の連続で体力の消耗が激しかったので途中2回程PAで休憩を取りました。
無事、渋川・伊香保ICに到着し、そこからはR17→R353→R145→R292経由で草津の町にR145に入った頃から渋滞が始まり、R292に入った時は車列は動かない状態が続いていました。でも道幅が広かったのでボルはすり抜けを繰り返し、草津の道の駅に到着。

隅の方で、葡萄の直売を発見。葡萄好きの私はひと房分けてもらい、その場で食しました。これが甘ーく激ウマでした。この頃になると風も弱まり、天候にも恵まれました。ただ、渋滞が。。。温泉に入ろうか、このまま白根山を目指すか迷いましたが、天候が良かったので後者を選択しました。


スキー場を過ぎると道幅が狭くなり、すり抜けを諦め、大渋滞の車列に着いて行きました。こうなれば景色を堪能しようと気持ちを切り替え、カメラを取り出し、写真を取りながら、白根山を目指しました。
標高がどんどん上がり2000m付近になると辺りの景色も一変してきます。このギャップが凄く好きなんですね。普段の景色と全く違うと遠くに来たなあと実感します。かなりの時間を費やし、白根山に到着。山頂の七かまどが真っ赤に紅葉している筈だったのだけれど前日の強風で葉っぱが落ちてしまっていたようだ。残念。。既に15時。


日が暮れない内にもうひとつの紅葉のポイントの「芳が平」へここは白根山の湯がまの裏側にあたり、湿原を中心に赤黄緑と紅葉のコンストラクタがすばらしいポイントなのです。しかしここも例外に漏れず、あまりきれいではなかった。
R292(志賀草津高原道路)の最高地点を抜け、志賀側へ行き、志賀高原が一望できるドライブインで休憩と景色を堪能しUターンした。草津の街に降りて行き温泉に入りたかったが、本日の宿泊地は長野県の白樺湖。既に18時になっていたので諦めた。ちちやで温泉饅頭を購入し、そこで2個ほどツマミ食いしました。まだほんのり温かくめちゃめちゃ旨かった。白樺湖へはR292→R144→県道4→湯の丸IC横を経由し→県道81→R152で白樺湖の宿泊地へ。途中道に迷ったが湯の丸ICの看板を発見し、事なきを得た。この辺りに来ると気温は10℃とかなり寒くなる。ウインタージャケットを着てきたが、ここからはもっと寒くなるので、防寒対策として上半身はトレーナーとホッカイロ、下半身はタイツを持っていたが着替えられないので合羽をはいた。寒くなるとボルのエンジンは快調に軽やかになって来る。ついつい調子に乗ってアクセルを開けてしまう。しかし、自分は寒い寒いでガクブル状態。でもアクセルを開けてしまうのです。そんなこんな馬鹿な格闘をして本日の宿泊地に到着した。22時であった。

本日の走行距離約300km。

続きは2日目 part1で


キャブのOH(ニードルジェットの調整・組み立て編)

2006年10月14日 12時34分44秒 | バイクメンテナンス
当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。改造行為はあくまで”自己責任”で行う事。
 【ジェット類の調整について】 

今回は新たにジェットニードルの調整にも挑戦した。
ジェット類は ガソリンの混合気濃度を決定する役割があります。
ジェット類は3種類あり、それぞれの役目は下記の通りです。
①.パイロットジェット:
  アクセル開度全閉~1/4付近の混合気濃度を決定する。
  調整は部品交換で行い、穴径の大きいものほど濃度を高くします。
②.ジェットニードル:
  アクセル開度1/8~3/4付近の混合気濃度を決定する
  調整はジェットニードルの段数変更、または部品交換になりますが
  余程の事をしない限り調整で良いようです。
③.メインジェット:
  アクセル開度1/2~全開付近の混合気濃度を決定する
  調整は部品交換で行い、穴径の大きいものほど濃度を高くします。

その他にパイロットスクリューがあります。
  マフラー交換でアフターファイヤーが出た場合、ここを調整したら、改善しました。
  アクセル開度全閉~1/8付近の混合気流量を決定する。
  調整はネジの締め込みで行い、緩めるほど流量を多くします。
  調整はネジを2分の1回転ずつ回して試乗を繰り返しました。
  限界点まで締めこんだり(少なくする)緩めたり(多くする)した時は
  パイロットジェットの部品交換を行う。
  限界点まで締めこんだ場合・・・パイロットジェットを穴径の小さいものに
                 変更し、パイロットスクリューを規定値に
                 戻してから調整をやり直す。
  限界点まで緩めた場合・・・・・パイロットジェットを穴径の大きいものに
                 変更し、パイロットスクリューを規定値に
                 戻してから調整をやり直す。

スロー域の調整は、パイロットジェットとパイロットスクリューがありますが、役割の違いがよく分りませんでした。ネットで検索してみるとどうやら

 パイロットジェットは濃度の調整に対し、
 パイロットスクリュウーはガソリンの流量を調整します。

 スロー域の調整は、まずパイロットスクリューで調整していき、
 限界点が来たらパイロットジェットの番手を変えるようですね。

私の場合は、マフラーをNRSのデュアルメガホンに交換をしていますが排気の抜けが良すぎるため、高回転域のトルク・パワー感がなくなりました。そこでキャブ調整が必要になりました。
まず、高回転域のパワーを取り戻すため、メインジェットをノーマルの#130から#135にあげてみました。これがドンぴしゃりときて、高回転域でパワーがモリモリ出るようになり、劇変しました。そうすると今度は中回転域に不満が出てくるようになり、今回のジェットニードルの調整に至った訳です。
調整は段数を一段下げ、少しだけ濃くした。
今まではメインジェットの交換だけだったのでアクセル開度1/2以上から凄い盛り上がりがあったけど、今回ジェットニードルを調整して全体的に力強くなっていたので取合えず大成功といったところです。

 【ダイヤフラムを分解】 


フロートチャンバと同じように①~④のネジを順番に緩めて外します。


ダイヤフラムカバーを取った状態です。(写真左)
①のタイヤフラムは手でそのまま引き抜けます。

ダイヤフラムを取った状態です。(写真右)
①がダイヤフラムとピストンバルブがくっついた物です。
②が今回調整するジェットニードルです。


①ペンチでジェットニードルを留めているサークリップを外します。(写真左)
これがなかなか抜けず苦労しました。専用工具があるのですが、ピストンバルブのかなり奥にあるので工具が途中でひっかかってしまうのです。今回は先が細いラジオペンチで代用しました。

サークリップはこのように挟んで外します。(写真右)
ジェットニードルは手で引き抜けます。


ジェットニードル本体です。(写真左)
左側に段が付いているのが見えます。今回はこれを1段下げます。
Eリングをペンチで抜き、一段下に取り付けます。
プラスチックで出来たリングが浮きますので手で押し込んでEリングと密着させます。

1段下げた状態です。(写真右)


これで一通りの作業が完了しました。組み立ては分解の逆の手順で行います。

 【組み立ての補足】 


①.メインジェットはマイナスドライバーでネジの要領で締めていきます。
②.ニードルバルブは手で押し込み、写真のようにプレートで留めます。


①.ニードルバルブのピンをフロートに取り付け、フロートと一緒に組み込みます。(写真左)

ピンを差込み、ハンマーで極軽くコンコンと叩く。(写真右)
ピンは写真のように途中で止まります。


①ガスケットを敷き込んだ状態です。
フロートチャンバーを取り付けて作業完了です。


久々に長距離ツーリングにも出掛けたけど、キャブは絶好調になりました。

キャブレターOH(パーツの交換・掃除編)

2006年10月14日 02時52分31秒 | バイクメンテナンス
当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。改造行為はあくまで”自己責任”で行う事。
 【フロートチャンバの分解&掃除】 


①~④のネジを順番に緩めフロートチャンバを外します。
ネジはたすきがけに外しましょう。


フロートチャンバを外した状態です。(写真左)各パーツは下記の通りです。
①.フロートチャンバーガスケット
②.ニードルバルブOリング (矢印の下にあります)
③.ニードルバルブ (矢印の下にあります)
④.フロートピン
⑤.フロート
⑥.メインジェット
⑦.パイロットジェット

今回交換するパーツは①~⑤です。


まずはペンチでフロートピンを抜いてみてください。抜ければOKです。
抜けない場合は写真の①のように先の細いもの(今回は釘)を使いハンマーで叩いて抜きます。
フロートを外します。


フロートを外した状態です。
①のネジを外すと②ニードルバルブが抜けます。
③メインジェットをマイナスドライバーで外します。
④フロートチャンバーガスケットは手で外れます。


①新しいニードルバルブとOリングです。
②外したニードルバルブです。汚れがあり、Oリングが痩せているのが分かります。


①新しいニードルバルブにOリングを組み込み、頭のところに古いフィルターを組み込みました。


①クリナーキャブで全体を掃除します。(写真左)
②はメインジェットです。(写真左)
ガソリンホースが付いていたところも掃除します。(写真右)
フロートチャンバーやメインジェットもきれいに掃除しましょう。

フロート側はこれで分解・掃除が完了です。

続きはキャブレターOH(ニードルジェットの調整・組み立て編)へ