さん太の気が趣くままに(volty life)

バイクLifeを中心に「遊」を気ままに語るブログです。愛車はsuzukiのボルティ!

キャブレターOH(取り外し編)

2006年10月11日 23時09分35秒 | バイクメンテナンス
当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。改造行為はあくまで”自己責任”で行う事。
 【用意する工具類】 


①はニードルジェットを分解するための先が極細のペンチです。ほんとは専用工具があります。
②はフロートピンを外すために今回は釘を使用しました。



画像をクリックすると大きな画像になります。


 【交換するパーツ類】 


①.フロートチャンバーガスケット(388円)
②.ニードルバルブOリング(178円)
③.ニードルバルブ(2,152円)
④.フロートピン(105円)
⑤.フロート(1,260円)


 【キャブを外す】 


①.ガソリンタンクのヒューエルコックをOFFにします。
②.ガソリンホースを抜きます。
③.シートとガソリンタンクを外します。



①.フロート室に溜まっているガソリンを抜く為、ドレンネジを緩めガソリンを抜きます。抜き終わったら、ドレンネジを閉めておきます。抜いたガソリンはガソリンタンクに戻します。

※ガソリンに耐えられるような、容器が望ましいでしょう。



①②.キャブレターからアクセルワイヤー2本を外します。



①.インシュレーター側のネジを緩めます。
②.エアクリナー側のネジを緩めます。



①.矢印のエアクリナー側にキャブを押し込み、②インシュレーター側からキャブを抜きます。



キャブレターが外れました。ボルはこんな感じになってしまいました。


続きはキャブレターOH(パーツの交換・掃除編)へ


キャブレターOH(プロローグ編)

2006年10月08日 02時17分12秒 | バイクメンテナンス
 【プロローグ】

それは8月も終わりの頃、突然勃発した。庭に置いてあるボル付近一帯からガソリン臭が漂っていたんだ。
ボルのシートを捲ってみるとかなり臭~い。何処から漏れているんだろうとガソリンタンクからキャブ付近を探してみたが見つからないんだよね。
始めに頭に浮かんだのがキャブのオーバーフローだけど、WEBによく書いてある情報だとエンジン下辺りにガソリンの染みの痕跡があるという。
でも見つからないんだよね。。。
原因が分からないので取り合えずガソリンコックをOFFにして様子を見ることにした。
翌日になったらガソリン臭が消えていた。やはり、原因はキャブのオーバーフローだと確信に至った。

 【キャブのクリーニング】

9月に入ると仕事が過渡期を向かえ、なかなか休みが取れないでいた。
やっと16日に子供の運動会があり、休みが取れた。
運動会が早く終わったのでボルのキャブクリーニングをする事にした。
まず、キャブレタクリーナーを買いにカインズホームセンターへ。KUREの「クリーナーキャブ」なるものを購入。
早速、ボルのシートとタンクをはずしてキャブを取り出す。ボルちゃんはあられもない姿になってしまいました。
キャブの底のネジを緩めてガソリンを抜くと黒い粉みたいなものがガソリンにまざって出てきた。錆ではなさそう?カーボンか?判らん。
この汚れが原因でオーバーフローを起こしているのかなと勝手に思ってみる。
キャブのフロート周りを分解してクリーナーキャブでシュッシュとパーツを洗浄した。
あとオーバーフローの原因となる消耗しそうなパーツを見てみるけど良くわからないのである。
パーツリストやサービスマニュアルを揃えないとだめかなぁとひしひしと思ってます。ハイ。。
あとは逆の手順で組み込んで掃除は完了しました。

 【キャブの消耗パーツを注文】

おいらのボルは2万7千キロ走っているので、消耗品も交換しておかないといかんと思い、川越の2りん館へ。
どのパーツを注文すれば良いのか分からないのでスタッフに声をかけると良く知っている者を呼んできますと。
なんと整備士さんが登場。ほんとにここの店は面倒見がいい。(歳を取るとずうずうしくなります)
PCでパーツリスト見ながら相談するとこことここが消耗しやすいということで、
・バルブアッシ関連(ニードルバルブ・Oリング)
・ガスケット
を交換することに。ついでに
・フロート及びフロートピン
を注文してきた。部品代しめて¥4,000なり。
フロートピンはバックオーダー部品とのことで入荷に時間が掛かるらしい。
あと、錆の流入も心配なのでキタコのガソリンフィルタを購入。ボルのホース内径は5mmなので合うのがなかなか無いんだよね。
3日後には全部の部品が入荷ししましたと連絡がありました。

 【キャブは直った模様】

キャブの掃除をしてまる1日以上経過したけど、ボルのカバーを開けてもガソリン臭がない。ということは直った模様だ。良かった。
でもパーツは注文したので時間が出来たら交換しよう。

オーバーフローの原因は主に2種類あるようだ。
①.キャブ内のゴミ詰まりによるもの
②.パーツのゴム類の痩せによるもの

オーバーフローした場合は下記の手順で直していくようです。
まず初めは上記①の対処でキャブの分解洗浄をします。
それでも症状が改善しない場合は
上記②の対処でニードルバルブのOリングまたはニードルバルブの交換になります。

 【再発】

クリーニングの後、奥多摩や近場を乗っている時は大丈夫だったが10月1日のお茶会で再発した。
あれこれいじり過ぎて壊してしまったのかなとも思ったがパーツはあるので早めに交換しないとね。。
と言うことで7日に作業を行った。
原因はOリングの痩せだったようだ。

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