佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

友だちに戻れないかもしれないと思えば寂しい口づけなども

2024-08-01 12:07:54 | 日記

 

せつなさばかり大切に
して
いけなかった私たち

強さの前にたじろぐもの
だけ
追いかけていた私たち

幼かった私たち

澄みきったものだけが
美しいのではないのだと
今ならわかるのに

 

 

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一枚のタオルケットを分けあえばつぼみの中の雌しべになった

2024-08-01 12:05:36 | 日記
2022-07-24 17:17:04 | 日記


どんな時がたっても、私の

思いはかわりません。

たとえ、この便せんがセピ

ア色に変わったとしても、


私の思いがセピア色に

なってしまうことは、未来

永劫なのです。





https://www.youtube.com/watch?v=dH3GSrCmzC8


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わたしの大切な人

2024-08-01 12:03:12 | 日記

 

時間をください
力をください
気持ちをください

終わりのない歌をください

私を包んで
抱きしめてくれる人をください

何にもまどわされないように
強く思いつめたまま生きて
いけるように


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喜び

2024-08-01 12:01:36 | 日記

 

喜んでいる人へ、幸運はやってくる。 
「うれしい」ときには、「うれしい」 
と言う人は、 

小さな「うれしい」が、大きな「うれ 
しい」になります。 

さらに、他の人にいいことがあった 
ときに喜べる人は、喜びの達人。 

いい友だちは、悲しんでいる人と 
いっしょに悲しみ、、喜びもいっしょ 
に喜べる人。 

喜びはそれを祝福する人に伝染し 
ます。 

いつかあなたのもとに幸運をつれて 
帰ってきますよ。 

 


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「おもいでの夏 Ⅱ」

2024-08-01 09:07:40 | 日記

 

 

忘れられた女がひとり、港町の
赤い下宿屋に住んでいました。

彼女のすることは、毎日、夕方に
なると海の近くまで行って、海の
音をカセットレコーダーに録音し
てくることでした。

彼女の部屋には、日付を書き込んだ
カセットテープが一杯散らばって
いましたが、どれをきいても、ただ
波の音がきこえてくるばかりだった
のです。

―――どうして、毎日、海の音ばか
り録音しているの?
と、通りがかりの少年水夫がききま
した。

―――わたしにもわからないわ。
と、忘れられた女が答えました。
ただ、波の音をきいていると、
気持ちが落ちつくの。

(この忘れられた女には、むかし
好きだった船乗りがいたそうです。
 
 その船乗りは、、ニューイングラン
ド沖の航海に出たまま帰ってきませ
んでした。噂では、戦死したとか、
難破して死んでしまったとか言われ
ましたが、女はどれも信じないで、
いつまでも待ちつづけたのです)

ある日、その忘れられた女が、暮方
になっても録音にやってきませんで
した。

「おかしいなと」少年水夫は思いまし
たが、大して気にもかけませんでした。

しかし、そのあくる日も、またあくる
日も、やっぱりやって来ないのです。
とうとう少年水夫は、赤い下宿屋に女
を訪ねてみました。

すると、部屋には鍵がかかっていず、
だれもいなかったのです。


一台のセットされてあったカセットの
スイッチを入れてみると、波の音が
きこえてきました。

それは、ごくありふれた暮方の波の
音でしたが、じっときいていると、
吸いこまれるようなさみしい感じが
しました。

ふと、耳のせいかドボン!という
小さな音がきこえました
おや、と思ってテープをまき戻して
みると、やっぱりドボン!という
小さな音が聞こえるのでした。

(自分の録音してきた海の音に、
飛び込んだ、さみしい女の自殺した
夏の物語です)

 


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アラスカの氷はじける地下のバーに熱帯魚のごと夜を憩えり

2024-08-01 09:05:48 | 日記

 

 

女の魅力に、
解説はいらない

ただ感じるもの。

魅力的な女性には、
どこか捉(とら)えどころの
ない妖艶さがある。

 


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『トワイライト』

2024-08-01 09:03:49 | 日記

 

~夕暮れ便り~

ほんの迷いを 旅の空の風に
散らそうとして

また、新しい思い出と迷いを
かかえてしまいそう

小さな煩悩なんて けし飛びそう
な荘厳な落日を見て

ひととき 無になりそうでも

それこそ生きてきた時間から
見ると ほんの一瞬で

すぐ夜が来て また日は昇る
大人になりきれない時期は

ささいなことでも 一日にひ
とつは 小さな刺を

かかえてしまうようで

そして 同じように こちらも
誰かに その刺を

感じさせているのかもしれない

ひとり旅は解放感とともに、
その反動の物思いも増える


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陽に濡れて駅まで歩く吾と君の近づきすぎて遠ざかるもの

2024-08-01 09:02:26 | 日記

 

”愛の大工”
心の修理をします

台風が吹くと 垣根がこわれたり
大雨が降ると 屋根がもったり
するように

愛もときどき 破損したり
穴があいたりします
そんなとき 専門の大工さんが必要です

少年時代
ぼくは夢のなかで
天の川の堤防が決壊して
星が空じゅうにあふれ出そうと
するのを修理にゆきました

大人になった今
愛の修理を引き受ける大工に
なりたいと思いながら


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