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佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

どう しても手に入らないもの

2023-11-02 14:51:18 | 日記

せつなさというのは不思議
な気持ちだと思う。

淋しさや悲しさのよにわか
りやすくはないし、言葉で
説明を求められてもはっき
り答えられないから困って
しまう。

それに人によって受けとめ
方もさまざまで、ある人は
淋しさによく似た気持ちか
もしれないし、

ある人にとっては悲しみの
ひとつの形になっているか
もしれない。

私は・・・・と言うと、こ
れが曖昧。

たとえば触れられそうで触
れられない、その指先と何
ものかの距離をせつなさと
呼ぶのかもしれない。

抱きしめているのに、どう
しても手に入らないもの。

ひとつになりたいのに、決
して体も心もひとつになれ
ないこと。

取り戻せない時間。なのに
昨日のことのように輝いて
いる出来事。そんなどうに
もならない何ものかとの隙
間が、とても愛しくて、とて
も素敵で、とてもとてもせつ
ない。

時の流れという縦糸といろん
な出来事や気持ちの横糸が描く
つづれ織り。

せつさなは言葉では表せない。
ただただ、心にしんと感じる
もの。


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ー心配事を考えすぎないー

2023-11-02 14:49:35 | 日記

夜眠れないくらい心配に
なることがありませんか。

そんなときにするカンタン
な解決方法。

1.自分のモヤモヤする気持ち
を紙にダーッと書き出す。
「明日の試験、うまくいくかと
ても心配。うまくいくかな、
どうかな。雨が降ったらどう
しよう。遅刻しないかなぁ~。」

紙に書き出すことで、気持ちが
少しは落ち着きます。
そして心配事が客観的に見えて
くると、自分で自分にアドバイスが
できます。

「大丈夫、何とかなるよ!」

2.考え事は「明日」にする。

夜に考えると、どうしても否定的に
なりがちなんだ。

心配事は雪だるまみたい。
小さな問題でも繰り返し×2考えて
いると、だんだんふくらんで、
大きな問題になってしまう。

 たいていの心配事は、太陽の
光のもとで解けて消えていくのに
・・・・・・・。

ですから、考え事は、
夜でなく次の日の朝に延期しまし
ょう。

太陽が昇って、まぶしい光が当たり、
朝ご飯をしっかり食べてからに!

夜になったら、考え事はもうお休み。

「もう遅いから、明日にしよう!」

子どもに言うみたいに、自分に言って
聞かせるのです。

 


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「ひと房のぶどう」

2023-11-02 14:48:21 | 日記

果物屋の店先には かならず傷の
ついたリンゴがまじっています
同じ一房の葡萄のなかにも 一粒
か二粒の傷んだものがかならずあ


人生も同じことです

同じ日に同じ町で生まれても
すべて順調にいく人と 何をやって
もうまくいかない人とがある

ここにおさめた傷ついた果実たちを
運がわるかったと言うのは 当たって
いないでしょう

彼女たちは より深く人生を見つめ
その裏側にあるものまで見てしまった
のです

そして
そんな詩を見る人こそ
ほんとの友だちになれる人なのでは
なかろうか

 


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スパゲティの最後の一本食べようとしているあなた見ている私

2023-11-02 11:55:10 | 日記

心の中をのぞきこむ
あなたのしぐさ

若草色のおとといが
あなたとわたしを包みこむ

未来のことがわからない
あなたと私がどうなるのかも

私の心に光があって
それがあなたを信じると言う

疑うことが何もない
それゆえにいっそう見えな
い未来

楽しいことも悲しいことも
ふたりにはただのひとつの未来


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「蘇州夜曲」Ⅱ

2023-11-02 11:54:20 | 日記

あのひとの言葉を、ひとつ残らず
覚えていた。

優しい言葉も、熱のこもった言葉
も、さり気なく置かれたひとこと
も、ただの相槌でさえも。いいえ、
それは覚えていたのではなくて、

突き刺さっていたのだった。だ
からわたしの胸は、あんなにも、
痛かった。


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ミルクティ

2023-11-02 11:53:09 | 日記

あれは、わたしがまだ二十歳(はたち)
の女の子だった頃。

初めてのキス、初めてのデート、シャ
ボン玉のようにふわふわ飛んで、空中
でばちんと弾ける、そんな片思いの
恋をいくつか経たあと、

わたしはまるで巻き込まれるように、
苦しい恋に落ちた。

それは、手探りで進むしかない
真っ暗な闇の谷底に、真っ逆さまに
堕ちてゆくような恋だった。

どうしようもなかった。

好きで好きでたまらなくて、四六
時中会いたいくて、いつも一緒に
いたいと追い求めた。彼のそばに
いない時の自分は、まるで不完全
な人間のような気がしていた。

息もできないくらいに、身動きも
できないくらいに、焦がれていた。

こんなに好きなのに、こんなにも
愛しているのに、こんなに不安な
のは、なぜ?


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