(^O^)

サンゴロウ商会業務日誌

ナンチャッテ会社サンゴロウ商会の活動の様子
ミラノを後にし、ベネチアへ移動。今回の旅行は国内の移動にすべて電車を使います。しかもいずれもユーロスター。写真のような車体です。

日本の新幹線ではグリーン車にはほとんど乗らない我々ですが、治安のことを考えてユーロスターは1等車にしました。通路を挟んで2列シートと1列シートの3列なのでかなりゆったりです。

日本を出発する前にも書いたようにWebで座席まで指定して予約しておいたんですけど、指定した座席の並び方とはちょっと違う並びで予約されてました。Web上では

 □ □□
 □ □□

という絵が書いてあって、たぶん上が進行方向かなぁと思って

 □ □□
 □ ■■

というふうに指定しておいたんですけど、実際に予約されていたのは

 □ ■□
 □ ■□

でした。向かい合って座るなら別にいいじゃんと思われるかもしれませんが、その間には腰の高さくらいの仕切りがあるので心理的距離感は向かいより隣のほうが断然近いんです。

こんなふうに指定されてしまう理由は、おそらく座席番号の振り方のせいだと思われます。ふつう電車の座席番号って

 1A 1B 1C
 2A 2B 2C
 3A 3B 3C
 4A 4B 4C

とか、

 01 02 03
 04 05 06
 07 08 09
 10 11 12

って振りますよね。でもユーロスターは

 01 03 05
 02 04 06
 07 09 11
 08 10 12

って感じで振られてるんです。だからたとえ数字が連番でも隣同士にならないんですよ。変なの。

治安が不安なイタリアにおいて見知らぬ人の隣に何時間も座るのが嫌だったので、予約の番号を無視して横並びで座りました。他の人達もみんなそうしていたみたいだし、車掌も何も言わなかった。
コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
すこし移動してレオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館へ。

我々が持っていたガイドブックを読んだ感じではレオナルド・ダ・ヴィンチゆかりの展示品がいろいろ置いてあるのかなと思ったんですけど、ちょっと雰囲気が違っていて、いわゆる科学館のイメージに近い。交通、通信、エネルギーなどなどの科学技術に関して、古いものから新しいものまでいろいろ展示してある。サンゴロウ商会の会長と社長はどちらも理系でこういうのは大好きなので楽しかった。

展示だけじゃなくて、子供向けのワークショップ(科学教室)用の施設もすごく充実していて、我々が訪れたときもいくつか開催されていました。ダ・ヴィンチの息吹を感じながら科学技術を学べる子供っていいですよね。

ところでガイドブックについて少し。我々が御世話になったこの本は、上記ではちょっとネガティブなことを書いてますけど、全体的にはお薦めですよ。社長は「地球の歩き方」が好きじゃないんですけど、この本はいいです。でも日本語のガイドブックってまだまだな気がしますね。英語圏の人がよく読んでいるLonely Planetをちらっと立ち読みすると、内容がすごく充実していて、日本語のよりずっといいように思います。著者が写真入りで紹介されていて自身と誇りをもって書いているなという感じがするし。

写真は9月3日のフィレンツェから、ヴェッキオ橋の上に建つ家の屋根。何かのアンテナなんでしょうか。とてもアンティークです。
コメント ( 1 ) | トラックバック ( 0 )
お昼ご飯を食べにレストランへ。パテオ(中庭)の席に案内された。小さなパテオは木陰になっていて、南欧風の明るいけど落ち着いた雰囲気。お天気がいいからとても気持ちがいい。

イタリアのレストランは一皿の量が多いので頼みすぎに注意といろんな人から聞いていたので、ミラノ風カツレツとパスタをそれぞれひとつずつ頼んで二人で分けて食べたら、カツレツもパスタも美味しくてぺロリと平らげてしまった。ワインも飲んでとってもご機嫌

まわりの客を見渡すと、平日の昼だからか結構スーツを着たビジネスマン風の人がいたけど、その人たちもワインを飲んでいた。仕事中の昼休みにこんなレストランでワインを飲んじゃうなんて、イタリア人がうらやましぃー!ちなみにその人達が着ていたスーツは、日本でもそのへんの紳士服量販店で買えそうな、けっしてお洒落とは言い難いものでしたが、そんなスーツでもイタリア人が着るとそれなりの見栄えになっちゃうんですね。

ところでこのレストランは名前がバグッタっていうんですけど、ソフトウェア開発に携わる人は「バグ(不良箇所)を作ってしまった」あるいは「バグが見つかってしまった」という意味で「バグった」と言うので、なんだかちょっとです

写真は本文とは関係なく、翌9月2日のベネチアから、ドゥカーレ宮殿のひとコマ。なんだか、口を縦に大きく開けた顔がふたつ並んでいるように見えてかわいい。左の顔は帽子をかぶっているし。
コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
ドゥオモやガレリアのすぐ近くに、オペラの上演場所として有名なスカラ座がある。

イタリアはオペラでも有名であり、今回の旅行でもできれば見たかったんだけど、オペラのシーズンは真冬らしい。夏には野外オペラが開かれることもあるんだけど、こちらは8月がシーズンらしくて、我々が行った時期はミラノもローマもどこもかしこもオペラをやっていませんでした。残念。「最後の晩餐」と合わせて、次にイタリアに来た時の課題です。

スカラ座には博物館が併設されてます。ベルリンに行ったときにフィルハーモニーの見学がとても楽しかった想い出があるので、入ってみることにしました。いろんな音楽家の銅像や肖像画、直筆の楽譜や、さまざまな楽器などが展示されていますが、何よりよかったのはスカラ座の実際の席、それもボックス席に入ることができたこと。かなりブルジョアな気分を味わうことができました。

写真は本文とは関係ないですが、次の日の9月2日に訪れたベネチアの街中の風景です。ベネチアはどっちを向いても絵になる風景ばかりで写真をたくさん撮ったので、こんな感じでお見せしていこうかと。写っている船は水上タクシーなんです。
コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
社長はドゥオモの屋根に登ってしまった恐怖から抜けきれずテンションの低いままでしたが、気をとりなおして、すぐ隣にあるヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリアへ。この建造物はようするに商店街のアーケードなんですが、アーケードと言って普通にイメージするようなものとは全然違います。屋根も、店舗の建物も、すごく豪華で美しい。入っているテナントもヴィトンとかプラダとかの高級ブランドです。

アーケードは十字になっていて、写真はその交差するところの屋根を見上げています。

そんな豪華なガレリアにもしっかりあったマクドナルドでジュースだけ買って、店外のテーブルに座り美しい屋根や壁面をながめながらしばし休憩。社長のテンションも回復しました
コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
ドゥオモとは聖堂という意味で、ようするに教会です。内部はステンドグラスが美しい。

この建物、エレベータと階段を使って屋上に上がることが出来るようになっています。下から見上げるとやたらツンツンと尖っていて歩けるところなんかないように見えますが、登ってみるとそれなりに歩くところはあります。

しかし社長は実はかなりの高所恐怖症。さきほど見てきた聖堂内部の巨大な空間の上を歩いていることを想像したら、脳内はいきなりセロトニン完全停止状態。さっさと降りてきました。

写真は屋根の上でたちすくむ社長
コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )
9月1日、ミラノ。快晴。

予約が取れなかった「最後の晩餐」をあきらめきれず、当日券があることを願って朝一番にサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ行ってみましたが、やっぱり駄目でした。映画「ダビンチ・コード」の影響で世界中の人が見たがっているでしょうから、そう簡単ではないですね。

教会の前でガイドブックを売っていた屋台の売り子が、日本人の団体が来たら突然「ガイドブック、ニホンゴデ、イチユーロ。ガイドブック、ニホンゴデ、イチユーロ」と連呼しはじめ、しかし日本人は誰も買わずに行ってしまうと「バカヤロ、クソタレ。バカヤロ、クソタレ」と日本語で悪態をついていたのが可笑しかった。

ということでいきなり出ばなをくじかれつつ、気を取り直してドゥオモへ移動。写真は横から見たドゥオモです。大きすぎて枠に入っていませんね
コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

帰国

社長の日誌 / 2006-09-07 15:00:21
家に着きました。

ミラノ以外、ホテルの部屋にインターネットが無かったのでブログの更新はできなかった。

写真をいっぱい撮ってきたので、ぼちぼち載せていこうと思ってます。この記事の写真はミラノのドゥオモ(聖堂)のステンドグラス。このように今回の旅行はキリスト教世界を堪能しました。
コメント ( 4 ) | トラックバック ( 0 )

ミラノ到着

社長の日誌 / 2006-09-01 04:20:41
関空からアリタリア航空のミラノ直行便に乗り込む。機内食は和食とイタリアンがあってイタリアンを頼んだ。味はまあまあ。各席にモニタが付いていて映画がビデオオンデマンドで見られるので「春の雪」「Firewall」とあと何とかブーツっていうのの3本見ました。何とかブーツってやつが面白かった。ちょっとミラノの街が出てきてワクワクした。

空港からミラノ中央駅行きのリムジンバスに乗車。ホテルは駅のすぐ近くのEXCELSIOR HOTEL GALLIAというところ。Forte-Le Meridien系列だそうです。なかなかいい部屋だ。バスルームが広い!

今、夜の9時過ぎ。会長は部屋に着くなり寝てしまいました。晩ご飯はどうなるのかな?

写真は関空です。
コメント ( 1 ) | トラックバック ( 0 )
   次ページ »