ブログのデザイン調整完了社長の日誌 / 2007-01-27 18:56:07
ワインを飲みながらこの記事を書いている。なんて言うと、おっさん臭いな
いま飲んでいるのはYvecourt Saint-Emilionという名前の赤。ワインの味を語れるほどおっさんではないので、何も言うまい。まだまだ、たいがいのワインは「美味しい」としか思わないです。 Saint-Emilionはサンテミリオンと読む。フランス語では語尾の子音は発音しないのでSaintは「サン」と読むが、後ろのEmilion(エミリオン)が母音で始まっているので、tとEがくっついてサンテミリオンになる。こういうのをリエゾンという。おぉ、「天王寺」もリエゾンなんですね。 サンテミリオンというのはワインの産地の名前らしいです。ワインの産地として世界遺産に登録されているらしい。 写真は14日の三十三間堂から。矢ってけっこうカラフルで一本一本違うんですね。弓のほうも色々だった。
店舗から書籍紹介。
森博嗣のGシリーズ新作です。シリーズ前半5冊の締めだった前作に続き、後半のスタートを華々しく切る、あれこれ盛りだくだんな感じの内容。ネタばれになっちゃうのでなにも書けませんが、もう出血大サービスという感じです
以前はワインを買って飲むことはあまりしなかったんだけど、ポンプで瓶の空気を抜くタイプの栓を買ってからは飲み残すことに抵抗がなくなり、気軽にワインを買うようになった。今では常時赤と白が一本ずつ家にある。
だからビールや発泡酒を買うことが少なくなった。ワインは一本2,000円とかするけど一度買ったらしばらく空かないから、きっとこっちのほうが安くついているだろう。 会長はアルコールといえば氷結プレミアムなのだが、あまり自分で買うことはしない。社長がビールor発泡酒を買うときには一緒に氷結プレミアムも買うようにしていたので、会長はもっぱらそれをあてにしていた。しかし最近はワインのせいでビールor発泡酒を買う機会が減り、必然的に会長のアルコール摂取量も減っている。
三十三間堂で通し矢を見てきた。正確には大的(おおまと)全国大会というそうだ。新成人の部と称号者の部があって、我々が行ったときは新成人の女子の予選をやっていた。みんな袴を付けてはいるものの振袖姿なので雰囲気は成人式とさして変わらない。
競技は難しそうだった。遠すぎて的まで届かないということはなかったが、ちゃんと的にあたるのは5人か10人に1人くらいか。 御堂の御参りもし、途中で「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」というのもしてもらった。御堂の真ん中に偉そうなお坊さんがひとり台座に座っていて、手に棒を持っている。この棒のことを「楊枝(やなぎ)」という。参拝者がお坊さんの前に行くと、お坊さんは楊枝の先を水の入った器につけ、参拝者の頭上に振りかざして水滴をかける。この水は観音様の法水とのこと。頭痛を封じ、吉運を開くとの説明が書かれていました。 この「楊枝のお加持」のことをあれこれググったら、けっこう面白いことがわかりました。 普通「楊枝」と書いたら「ようじ」と読みますよね。爪楊枝(つまようじ)の「ようじ」です。「楊」とは柳のことです。江戸時代には、柳で作られた房楊枝という道具がオーラルケアに使われていました。これは片方の先が尖っていて現代のつまようじのように使い、もう片方の先はやわらかい房状になっていて現代の歯ブラシのように使う。ちなみに房楊枝の房の部分のように、歯をみがくための木を「歯木(しぼく)」というそうです。 そしてなんと、柳の歯木で歯を清潔にする習慣は仏教とともに日本に伝来したそうです。これで、三十三間堂というお寺で行われる儀式に柳の枝が使われること、そしてその儀式が「楊枝のお加持」と呼ばれることが、つながりましたね。 そしてもっと驚いたのは、柳には頭痛薬のアスピリンと同じサリチル酸の成分が含まれるそうです。「頭痛を封じ、吉運を開く」のは迷信ではなく根拠があるわけです。へ~ 参考文献: 余談ですが、、たこ焼きコラム! 広栄社つまようじ資料室 頭痛とヤナギ・三十三間堂・仏教医学におけるヤナギの事例・「アスピリン」 SUNSTARオーラル豆辞典その4 埼玉県花と緑の振興センター「植物雑学」第67回
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