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ブラックベリージャムを作る

2016年07月17日 05時07分21秒 | 福島県白河市東のお話
ブラックベリーを庭に植えているおじさんに、たくさんの実をいただいた。
いつもいろいろと山菜や珍しい食べ物を届けてくれるお隣りの畑の方。
お名前は、林さん(仮名)で、名前のごとく山や野原の珍味に詳しい人なのである。


まだ赤い実がだんだんと熟れて黒っぽくなる。

ブラックベリーは、野イチゴの仲間のようだが、実が大きく木もどんどん成長する。
実を食べてみると、とても甘い。
色はブルーベリーと似ていて、色素が赤く濃い。

いただいた実を量ってみると、400gあった。


黒いダイヤみたいにきらきらと美しい。
 
ブラックベリージャムを作るのは初めて。
種はあった方がジャムらしいかなと思ったが、食べた後口に残るので、取り除いて作ることにした。

まず、実を鍋に入れて、つぶしながら弱火で煮た。


次に、裏ごしで実と汁を濾した。


種の回りの実や皮が残り、もったいないので後で少しのお湯で煮てジュースを作ってみた。
色は十分赤くなったが、酸味が少ないので砂糖とレモン汁を足すといいようだ。

さて、いよいよ砂糖で煮詰めていく。
濾した汁は、300g。
砂糖は、半分程度入れるといいようだが、甘すぎるので100g入れることにした。


美しいワイン色で、とてもなめらか。

やはり種をとって正解だった。
レモン汁を適量入れて、しばらく弱火で煮る。
さらさらした状態でも、冷めると固まるので早めに火を止める。
出来上がったブラックベリージャムは、甘く気品のある味わいだ。

林さんの話では、ブラックベリーの枝は、地面につくと根を出し、どんどん広がっていくそうだ。
ふた枝、ブラックベリーの枝をもらってきて、庭に埋めてみることにした。
我が家の庭や畑には、一種ずつ植物の種類が増え、どんどん育っていくので楽しみである。



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