ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

九州への旅

2015年10月12日 18時49分16秒 | 旅行
  
  天草パールラインを訪れました。

ただ今、佐賀県鳥栖市に滞在中。夫と二人の九州旅行です。夫の退職を記念して「これまでご苦労様」旅行なのです。九州はかつて夫が出張で何度も訪れた地とか、安心してついていけそうです。

今朝は、午前3時に起きて、高速バスで羽田空港に向かいました。6時20分発のスカイマークの飛行機で福岡までひとっ飛び。本州の上空を飛んでいた風ですが、飛行機の下は、真っ白い雲の海。雪原を飛んでいるみたいでした。
福岡空港からは、レンタカーで自由に走る旅です。

  
  九州道からの眺めは、黄金色の田園風景が美しい。

3泊4日の旅の一日目は、熊本県の天草へ行きたいとの希望で、九州道を南下して熊本I.Cを過ぎ、松橋I.Cを下りて、天草パールラインを目指しました。

  
  故郷の瀬戸内海とはまた違った美しい海だ。

天草を訪れるのは、40年ぶりくらいです。若い頃、団体旅行で天草パールラインを走ったのを思い出します。天草上島から天草下島への予定でしたが、とても遠く、上島の展望台に登って景色を楽しみました。

 
 展望台への階段をゆっくり登っていく。両側には、萩の花の道が続く。

展望台からの景色は美しく、いつまでも見飽きないのです。日本三大松島の一つだとのこと。この島々を「天草松島」と呼んでいました。宮城県松島に似て、入り組んだ半島や島々は、さすがに雲仙天草国立公園です。

 

天草の島々は、いくつもの海に囲まれています。北に島原湾、東に八代海、西に天草灘、南に東シナ海。こんなに美しい海に囲まれた豊かなところとは、美味しい食材も豊富だとか。今夜は夫の馴染みのお店に連れて行ってもらい、食べて飲んで楽しみましょう。
では、また。
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別府から由布院へ

2015年05月21日 12時18分32秒 | 旅行
   
    由布院駅からの風景。遠く由布岳が見える。

旅の二日目は、朝風呂に入り、しっかりと朝食バイキングをいただいて、元気満々の出発をした。この日は、由布院へ泊まる予定だ。

少し時間がとれたので、別府にある大分香りの博物館を訪ねてみた。
大分香りの博物館には、西洋の香水の歴史や日本の香りの変遷など、日頃見ることの出来ない貴重な資料がずらりと展示してあった。
世界の香水ギャラリーでは、多数の著名な香水の現物が展示してあり、細長い和紙に匂いをしみ込ませ、匂ってみることもできた。
展示物だけでなく、希望者には、有料だが調香工房で実際に体験したり、アロマ体験ルームで心と身体の癒し体験もできるとのことだ。

見学のあと、ミュージアムショップで、大分特産のかぼすのオーデコロンや石けん、オリジナルのローズのエッセンスを入れた石けんがあったので、石けんをお土産にした。
これからは、香りを生活に取り入れて楽しむ習慣が増えて来るだろう。自然の中から香りの成分を取り出した先人の発想と工夫は、現代に引き継がれてより発展していくことが素晴らしい。

   
    山なみハイウェーから見える由布岳と草原。

別府から由布院のホテルまでは、タクシーに乗り、山を越え緑の草原の道を走った。緑一色の美しい景色の中を颯爽と車は走る。由布岳は険しく、いくつか登山口があるそうだ。火山灰の影響か、大きな木がなく草原が広がる。
途中、タクシーの運転手が話し慣れた様子でガイドをしてくれた。由布院は、湯布院という二通りの漢字を見かける。どうやら、昭和の大合併の際、由布市となってからは「由布院」が多く使われるようだ。町名としては、湯布院町がある。

まず、荷物をホテルに預かってもらい、歩いて由布院の町を散策した。歩いて五分くらいで金鱗湖という湖がありますよ、とのことなので、三人で歩き始めたのだが・・・狭い町をさっそく迷ってしまった。右へ行くところを、左に曲がってしまい、どうみても町から離れていくようだ。畑の中の家でおじいさんに道を聞いて、ようやく金鱗湖へ着いた。

   
    金鱗湖の静かなたたずまい。
      
金鱗湖は、その昔は、池だったそうだが、魚が多く住んでおり、跳ねた魚の鱗が日を浴びてキラリと光ったところから、金鱗湖と名付けられたらしい。林に囲まれた緑豊かな景色で多くの観光客がゆるりと散歩を楽しんでいた。そこから湯の坪通りが長く続き、いろんな工芸品や食べ物のお土産、飲み物、レストラン、カフェなど観光客向けのお店がたくさんあって、年齢にかかわらず充分楽しめる。
通りには、イベントや美術館などもあり、私たちは「湯布院夢美術館」の山下清原画展を観に行った。貼り絵の実物や本人の筆跡の手紙や作文もあり、その才能や人となりを知り胸を打たれた。

この日泊まったのは、ユウベルホテルで、林の中のきれいなホテルだった。坂を利用した建築設計で、いくつかの廊下がトンネルのように分かれ、続いていた。長い渡り廊下から見えるのは、竹林やもみじの新緑で、どちらを向いても美しい。

   
    手入れの行き届いた庭園。

お風呂は広々として、お湯がたっぷり出る。食事では、和風の一点ずつ趣向をこらした懐石料理で、どのお皿も残さず味わって食べられた。
景色がよくて、サービスもよく、食事とお風呂がいいというのは、うれしいものだ。由布院は、また来てみたいなと思う所である。

     
     お風呂へいく時通る庭園の道。

三日目は、帰りの旅だ。特急電車に揺られて由布院から博多まで、博多から新幹線に乗り換えて広島駅まで、あっという間に帰って来た。新緑の季節を満喫し、晴れ晴れとしたいい旅ができたのは、同行した友人達のおかげだと感謝している。

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九州への旅

2015年05月20日 19時52分19秒 | 旅行
   
    一泊目のホテルから見た景色。山から煙が上がっている。

昔ながらの広島の友人二人と二泊三日の旅に行って来た。
三人とも同級生で、大学卒業後、同じ職種で40年前に知り合って以来の長いつき合いになる。
つきあいが長いので、ざっくばらん、言いたい放題で、三人とも細かいことにこだわらない。寛大な性格が幸いして、どこまで行っても、何をしても話しても、笑いが絶えないのだった。

行き先は、別府へ一泊し、翌日、由布院へ一泊する温泉旅行だ。 
初日は、広島駅を出て、目的地の別府へ着く頃、残念ながら小雨模様となった。

   
    傘をさして地獄巡り。

午後から夕方までの時間、別府の地獄巡りをした。
山はもやでかすみ、地獄巡りはどこも温泉の噴出する蒸気と雨による霧で、あたりは真っ白だ。それでも温泉の蒸気の強烈な噴出は、珍しく、見応えがあった。

まずは、坊主地獄。白い泥状の噴出物の吹き出し方が、坊主頭のように丸い。 
 
   
    ぽこぽこと坊主地獄。  

次は、海地獄だ。エメラルドグリーンの池は美しく、ゆで卵を作る籠が下げてあるのも、昔のままだ。

   
    こんな美しい温泉があったら、入ってみたくなるが、温度は、100度に近い。

かまど地獄と山地獄を経て、血の池地獄へ行った。赤い泥は鉄分が多量に含まれているそうだが、何だか以前より色が薄く見えた。後でタクシーの運転手に聞いたところ、最近はだんだん鉄分が少なくなり、色が変わって来たと言う。何だか残念な気がした。長い間の地殻変動により、マグマの活動も変わっていくのだろう。

最後に竜巻地獄へ。20分~30分毎に、10分間くらい熱湯が竜巻のように噴出する。世界にいくつかこういった間欠泉があるそうだが、噴出の間隔が一番短いのは別府で、世界一だそうだ。

   
    吹き上がるお湯の柱は、見事だ。

別府の街は、あちこちに温泉の煙が立ち上り、街全体が地下に温泉が広がり、その上に乗っかっているような街だ。自宅にも温泉を引くことは可能だが、権利金や利用代金はかrなりの高額らしい。いつでも豊富にお湯の出る温泉は、とても気持ちがよく楽しみも大きい。現地の人は当たり前のように感じているそうだが、外来者は、羨ましい限りだ。
一泊目のホテルは、かの有名な別府杉の井ホテル。大きな棚湯の温水プールやお風呂は、ゆうゆうと入浴できて、温泉を満喫。最高に幸せな気分でぐっすりと眠れたのだった。



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故郷の島へ里帰り

2015年05月15日 23時24分38秒 | 旅行
   
    広島港にて。島へ帰る高速船。

今日は、広島へ帰る日だ。1週間の予定だ。その間、仲良しの元同僚と食事したり、娘の家に泊めてもらったり、友人3人で九州旅行に行く予定も入っている。

3月初めに帰って以来、2ヶ月過ぎた。故郷に変わりはないだろうか。

すっかり帰省にも慣れ、出かける1時間前にようやく荷造りを始めたほどだ。持っていくものは、決まっている。ただ、季節に合う服を選ぶのにいつも迷うのだが、たくさん持たなくても、広島の家には、着替えはしっかり残してある。

家を出て、東京駅まで中央線に乗り約1時間半かかる。毎回、行き帰りの新幹線の時間は決めてあるので、落ち着いて出かけられる。
ところが、駅につくと、中央線で事故があり、電車が遅れているとの掲示が流れていた。少し早めに出てよかった。電車というのは、いろんな突発事故が起こることがある。とにかく乗れる電車に乗ったのだが、便が少ないため満員となった。それでも、少し遅れる程度で予定通りに新幹線に乗ることが出来てほっとした。

東京駅では、娘と母と姉にお土産を買った。「ごまたまご」のお饅頭が人気でよく買っていたが、前回から同じお店の商品で「ぽてたまご」を買っている。さつまいものあんが抜群においしいのである。

    
    すいーと「ぽてたまご」のお土産は、紫色の包み紙です。

新幹線の旅は、5時間かかるのだが、景色も次々と移り、何だか短く感じられた。
今日の富士山は、かすんでいて、頂上だけが中空に浮かんで見え、まだらに雪が残っていた。かすんで見えてもやはり雄大な景色に変わりはなかった。その後、うつらうつらしているうちに、名古屋を通り過ぎ岐阜辺りにきた。広々とした田んぼには、水が引かれ鏡のように輝いていた。もう田植えの時期がきたんだなと、季節の移り変わりをひしひしと感じた。

    
    まだ、苗も小さく広い水田は、光っていた。

東海道線から山陽線に乗り換え、広島まで快適な旅ができた。最近は、外国からの旅行客がとても多くなったと感じる。広島駅に着くと、駅周辺はまた人が増えている。駅の高場から見ると、そばにあるマツダスタジアムがびっしり野球観戦する人で埋まっていた。広島カープには、頑張ってほしいな。

広島港から高速船に乗って、島についた。島の道をリュックを担いでこつこつ歩いて我が家に着いた。

島の家は、埃をかぶっていただけで、何も変わりがなくてほっとした。娘がいない我が家は、何だかもの寂しい。娘は、呉市に住んでいて、時々この家に帰って来るらしい。部屋のあちこちのものが動いていて、娘の訪れた形跡を見つけて笑ってしまった。娘にとっても、ここは帰れる家なのだ。
私の心は、すでに東京のアパートに居着いてしまった。それでも、帰って来るとほっとする捨てがたい自分の家なのであった。
     
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静岡の海を見る旅 (その1)

2015年02月17日 20時28分52秒 | 旅行
東京を出て、神奈川県から静岡県まで、太平洋を見ながらのドライイブ旅行をしました。結婚1周年記念の二泊三日の旅を夫が提案してくれました。
静岡県袋井市にいる夫の知人を訪ねての旅ですが、行き帰り道に海を見て走ろうと計画したのです。


◆1日目のコース  川崎→横浜→横須賀→箱根→三島→沼津→袋井→磐田

2月15日(日)AM6時。家を出て、多摩川沿いに車を走らせました。真っ赤な朝日を見ながら、これからのドライブの行程にわくわくしました。


東京蒲田と川崎で用事を済ませていざ、出発です。出発時間は、午前8時5分。海が大好きな二人ですから、太平洋を見て走ろうという壮大な計画には、すぐに意見がまとまりました。

まず、神奈川県の三浦半島沿いの道路を走ってみることにしました。お天気は上々で、明るく光る海はとてもきれいでした。

ところが、三浦半島沿いの道から鎌倉にある由比ヶ浜や江の島に向かう道路は、休日のため渋滞。運転手は、ぶつぶつぼやきながらの運転でした。でも、海がきれいなので、良しとしましょうね。

相模湾沿いは、順調に走れました。遠く細長い伊豆半島を見ながらのドライブです。小田原を抜けて、三島へ向かう途中で、どの道を通るか迷い、箱根を越えることに。ナビをしていた私の判断ミスでした。(後で分かったのは、熱海へ抜けて、そこから三島にトンネルが通じているらしかった。)
箱根の山々は、延々と上り坂で、軽自動車にはやや負担でしたが、雪もなく無事峠を越えられました。箱根駅伝で知られた山ですが、実際に車で走ることができて、とてもよかったです。三島へ着いたときはほっとしました。

その後は、沼津インターから東名高速道路を経て、夕方には袋井へ着きました。その晩は、磐田グランドホテルで一泊し、夫の知人と再会。引き酒と言って、静岡の美味しいお酒を多種味わうことができ、夫は大満足。今日の運転、ご苦労様でした。

翌日は、午前中、袋井市にある老人施設に入所されている方を訪問。夫は久しぶりのお世話になった方との再会に話が弾み、とても嬉しそうでした。夫からのプレゼントは、たくさんの絵手紙集でした。私は、初対面でしたが、手作りのリストウォーマーをプレゼントし、喜んでもらえてよかったです。やはり、手作りに勝るものはないですね。はるばる訪ねてよかったと思いました。
まだ、お元気な方ですが、事情により施設に入所されています。手持無沙汰のようで、日記を書こうにも字を忘れて書けないと言われ、近くの書店で辞書を求め、プレゼントしてきました。気を落とさないよう、いつまでもお元気で過ごしてほしいなと願うばかりです。

(つづきは、また明日とします。)



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