四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

振袖の着付け

2017-01-18 | 振袖

先日、お嬢様をお持ちのお母様が「振袖の他装」の相談にみえました

成人式の着付けは髪のセットと一緒に美容室にお願いされたそうです
せっかくお持ちの振袖、お正月やご家族の行事の時にはお母様の手でお着付けできるようになりたいとのこと(^-^ 
よくわかります!
箪笥に仕舞い込んでいないで、お嬢さんには何度も袖を通してもらいたいですよね(*^-^*)

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振袖の着付けといっても基本的には普通の着物と同じです
なので、並丈袖の着物の着付けが出来る方であれば、振袖ならではのいくつかのポイントを押さえた上で、帯結びの練習中心で大丈夫かと思います
全く着付けをされたことがない方であれば、まずは小紋で一重太鼓や二重太鼓をマスターされた後に振袖の着付けの練習に移行された方がスムーズです
基本的な着物の着付けと帯さばき(巻き始め、結び)をしっかり身につけることで、振袖の着付けに対応できる基礎力がつくからです

 

 


生徒さんがと一緒にお稽古しながら、私自身、生徒さん方に講師として育てて頂いていると感じることが多く、ありがたい気持ちになります
モチベーションを維持出来るのも、情熱を持ち続けることができるのも、皆さんのお陰に他ならないのです

自分のことだけで完結せずに、何かお役に立てる技術をお伝えできるように、私も練習を怠らないようにしなくては・・と肝に命じています
一緒にもっと上手になりましょう(^^)/

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時代は違いますが・・私は小学校の5~6年生頃から高校時代までのお正月は毎年、母が着付けてくれていました
お下がりで私に回ってきた中振袖が2枚あり、とっかえひっかえ元旦の朝は毎年ひと騒動ひと悶着(^-^;)

元旦恒例のおせちとお雑煮を食べた後、母が悪戦苦闘して私に着付けを開始
私は「紐が苦しい、痛い!」と文句を言いながらぶすたくりん顔
「神社参りは元旦午前中でないとだめ」と決めている昭和の父はしびれを切らして機嫌が悪くなり・・
なんとかぎりぎりセーフで神社の鳥居を正午間際にくぐるase2という毎度のパターン
神社参りの後はこれまた恒例、写真館でかしこまって家族写真撮影でした(^-^;)

今、写真を見返すと、当時の母より今の私の方が着付けは上手かも?と思います(^。^)
しかも.. 元旦のいざこざまで思い出してしまう... というお粗末な写真なのですが、なんとも懐かしい写真たちです

家に着物があるのであればやっぱり、自分で着たり着せたりできるといいな~と思います


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