世界にたいして恥ずかしい日本の政治

昨年の衆院総選挙で、自民が惨敗、民主党が政権を取った。ところが、通常国会開会を前にして、民主党も、政治に関するカネ疑惑で、国民の不信を買っている。

鳩山総理・党首は、母からヤミで子供手当てをもらっていたことがバレて、贈与税を払った。
小沢幹事長は、政治資金でもって、世田谷の不動産を買った。それさえおかしいのに、購入資金が説明できなくて、関係先に検察の強制捜査が入った。
政権党のナンバーワンとナンバーツーがこれでは、この党はどうなる。
それも、どっちが1番で、どっちが2番だかわからないのが実態だ。

彼らは、おりしも、アメリカに対しては、基地再編に関する前政権の合意を覆している。
中国に対しては、小沢幹事長が140人の民主新人議員を引き連れて、国家主席に挨拶させるなど、目立つことをやっている。

世界中から、日本の政変に注目されている最中なのに、このありさまである。
私は、一日本人として、外国に対し、全く恥ずかしい。
日本って、こんな国だったのか。そう思われているのかな。

思えば、鳩山も小沢も「戦争を知らない」世代なのだ。恥の認識がないのだろうか。