VUCAの時代

こんにちは。 
酸化ﾁﾀﾝの樹脂への分散性を向上した製品を製造する大成化光株式会社　の　大森です。 

この製品は、下記画像のように粉体製品です。

 
さて本題ですが、少し前に読んだ本に、見慣れない単語がありました。 
それが、標題にある「社会のVUCA化」です。 
 
VUCAとは、 
　Volatile（不安点な） 
　Uncertain（不確実な） 
　Complex（複雑な） 
　Ambiguous（曖昧な） 
という今日の社会を特徴づける4つの形容詞の頭文字を合わせた言葉だそうです。 
 
この本は、新型コロナ感染症問題が発生する少し前に出版された本でしたが、 
新型コロナがこの傾向を加速したように思います。 
 
VUCAな社会は簡単に言うと、「変化の激しい社会」と言えると思いますが、ここでは 
今まで価値があると考えていたことがそれほど重要ではなくなると筆者は言っておりました。 
その代表的なものが、①経験　②予測　③最適化　だそうです。 
 
①環境が大きく変化している時には過去の経験が無価値化する、　 
②社会がより不安定で不確実な時には極めて予測が難しくなるので 
「計画的ないきあたりばったり」により変化に常に柔軟に対応する必要がある、 
③変化が激しい時代には、一瞬最適化したと思っても次の瞬間にはそれは最適でなくなっている 
ということが発生するということのようです。 

上記①～③が新型コロナ発生後の世界でまさに降りかかってきているように思います。