さむかわ次世代経営者研究会 公式ブログ

神奈川県高座郡寒川町にある『さむかわ次世代経営者研究会』の公式ブログ。活動内容やメンバ企業の紹介をしていきます!


私なりのわび・さび そして茶について【お茶の菱和園】

2021-10-13 08:00:00 | 活動内容

私なりのわび・さび そして茶について

■侘び寂びの意味

わび・さび(侘・寂)は、日本の美意識の1つ。一般的に、質素で静かなものを指す。本来侘(わび)と寂(さび)は別の概念であるが、現代ではひとまとめにされて語られることが多い。
引用:わび・さびーwikipedia

 

現代では、このように「侘び寂び」という概念が説明されている。

 

私なりの解釈をすると

今の生活の中に満足を見出し、自然的なモノの中に趣(おもむき)を感じる美意識。

侘び寂びは決して我慢して質素な生活をすることではない。

美意識を身につけた上で、あくまでも自然に質素な生活を求めるようになることが大切なのではないでしょうか?


「侘び」に込められている意味

侘び寂びという言葉は、一つの概念のように捉えられることが多いですが、侘び寂びは一つの概念として考えるだけでも多くの人に役立つものとなるでしょう。

しかし、本当に侘び寂びの心について深めたければ、「侘び」と「寂び」それぞれに込められている意味について調べ学ぶ必要があると思い調べてみました。

「侘び」の意味は次の通りです。

(わび)とは、「貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識」

引用:わび・さびーwikipedia

 

侘びの本質は「足るを知る」ということである。つまり、今自分が手にしているものの中から、心の充実を得るということのようです。

実際、多くの人たちは今の自分に足りないものばかりに目を向け、欲しいものばかりを求めている。まるで、今手にしていないものを手に入れれば、幸せになれる、欲求が満たされると思い込んでいるかのように。

心の充実というものは、そういうものなのか?自問自答・・・(笑) 外的要因からもたらされるもので満足は出来ない。たとえ爆買いしても、お金をたくさん稼いでも、心が貧相であればどこか満足しない人生になってしまうのではないだろうか?

心の充実とは、自分の内面の意識によってもたらされるものだと思います。

「侘び」という言葉は、自分の意識を内面に向け、そこから幸せを感じる心こそ、本当の心の充実である、ということだと私は思います。

 

 

「寂び」に込められている意味

「侘び」という言葉は、自分の意識を内面に向け、そこから幸せを感じ、心の充実を得るという意味が込められているようです。現在風に言うと「リア充」かな?

それに対し、「寂び」という言葉はどういった意味なのだろうか?

「寂び」の意味は次の通りです。

(さび)は、「閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ」

引用:わび・さびーwikipedia

 

寂びという言葉の本質は、「美意識」。つまり、自分の意識を内面に向け、そこから幸せを感じ心の充実を得る「侘び」に気づくため、「寂び」の美意識が必要だということのようです。

侘びと寂びは表裏一体のように切っても切れない関係、侘びが寂びを引き立て、寂びが侘びを引き立てる。ゆえに、侘び寂びは一つの概念として捉えられることが多いようです。

寂びの美意識は、何気ない日常から喜びや幸せを感じたり、ただそこにあるものに美しさを感じるという奥深い意識が中心!「幸せは手にするものではなく、気づくもの」と聞くが、寂びの美意識はまさにそのことを表現している。ひっそりとして落ち着いている中に美しさを見出すことこそ、人間の幸せなのかと思います。

人の幸せは人それぞれなので、侘び寂びの精神が万人受けするわけではない。しかし、侘びと寂びの意味を理解することで、見える世界は一変する。

侘びの心で足るを知り、寂びの心で美意識を手にすれば、平凡な毎日が鮮やかに色づいて見えてくるだろう。

 

DXなど取り入れた社会、近代化が進む今日ですが

今一度、心を落ち着けて「弊社の菱和園のおいしいお茶を飲んでみては如何でしょうか?」

見える世界が一変するかも!?

今回は、侘び茶の作法を完成させた茶人の千利休に因んで「私なりのわび・さび そして茶」について贅沢にも語らせて頂きました。

 

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