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プラスティディップで服を作る【1】

2009年08月03日 21時55分50秒 | figma改造

さて、前回は雄型をプラスティディップに漬けて服を作ってみましたが、エッジがだるくなり、せっかく型をシャープに作っても反映されない問題点を書いて終了しました。

今回は雄型と雌型を併用して、服を作ってみたく思います。
方法としては…

 ①雄型をプラスティディップにドボン。厚い部分を均して全体的に薄く塗布する。
 ②雄型が固まったら、雌型にプラスティディップを塗り、乾燥したプラスティディップをまとった雄型をグッと押し付けてはめる。
 ③乾燥後、取り出す。

【期待できるメリット】
 ・服表面のディテールは雌型をもとに作成され、ディテールがダルくならず、シャープに型取される。
 ・雄型を型として使用しているので収縮が起こらない。

【想像できるデメリット】
 ・雄型と雌型、2回に分けてプラスティディップを塗布し、合体させるわけで、合体時に空気が挟まれ、積層間に空洞ができる。
 ・同様に雌型に雄型を押し付ける時に空気が入って、表面に気泡ができる。

さて、実際はどうなるでしょうか?

 


まずは前回同様、雄型をプラスティディップにドボンすることから始めます。

 


あとで雌型にはめるので、窪んでいる部分のプラスティディップを乾燥前に均して、全体的に薄くフィットするような塗膜にしました。


肩口やスタンド穴も型に沿って凹むよう、整えました。
乾燥状態を見る限り、上々のようです。


次は(※写真がありません、速攻作業なので撮影の時間が取れません※)、雌型にプラスティディップを塗り、すぐにプラスティディップをまとったままの雄型を押し付け、セットします。

 

それを両面おこないクランプで固定、数日間乾燥させます。
空気に触れないため、通常よりも長く(4日間ほど)乾燥させました。

 

で本日、型から外してみました。


雌シリコン型にプラスティディップは貼り付かないため、簡単に剥離します。
ディテールはまぁまぁシャープに出ています。


背面です。ボツボツはシリコン型に存在する気泡によって生じました。


バリを取って、Vカラーシンナーで背面左側を均してみました。
こまかい窪みや荒れは、Vカラーやプラスティディップを塗って、均していく予定です。