『己の欲せざる所、人に施すことなかれ』
孔子
孔子の有名な言葉です。この言葉は孔子の高弟であった子貢が、「何か一生の戒めとしなければならない事を一言でお示し下さい。」と尋ねたのに対する孔子の答えであったと言われています。
孔子は、「それは“恕”であろう。“恕”とは思いやりということであって、自分の望まないことを他人にしてはいけない。」と説明しのだそうです。これは前に子貢が、「自分が他人からされたくないことは、自分も他人にしないようにしたいと思います。」と言ったのを孔子が覚えていて、それをより正そうとして言った言葉と伝えられています。
子貢の言葉、「自分が他人からされたくないことは、自分も他人にしない」と、孔子の言葉、「自分の望まないことを他人にしてはいけない」との違いは何でしょうか。
私が接した説明によると、「自分が他人からされたくないこと」という場合は、自分と他人を相対的に比較するので、自分に対すてうぬぼれや尊大な感情が少しでもあると、自分では他人を思いやっているつもりでも、かえって傷つけたり無礼になる怖れもあり得る。しかし、「自分が欲さないこと」というのは他人との比較がなく、素直で率直なものである上に、他人に何かしてやるという気持ちを一切含まず他人を思いやれる。と、いうものです。
この二つの言葉は一見とてもよく似てますが、言葉が発せられる心根の所はこうも異なるものかと考えさせられた次第です(笑)。
本当の思いやり。今週は上の言葉を胸に一週間精進したいと思います。
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私もにゃーご☆さんと同じで、そう思っていました(笑)。でもそれって決して間違いではないと思いますよ。お互いがんばりましょう!
私はこれですねっ
だから、その人の為って思って会話しても、
相手にとっちゃ、ありがた迷惑なのかもしれませんね。
うぬぼれが少しはあるのかもしれません。
でも人間だから、少々の間違いは仕方ないですよねっ
今日もお仕事頑張って下さい