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コロナうつ解消のカギは「スマホ首」自宅でもできる改善法

2021-01-25 15:30:00 | 日記

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 海外メディアも注目しているのが、日本の自殺者数の多さだ。CBSニュースは昨年、「コロナの10カ月間より多くの命が、自殺によって奪われている」とのタイトルで日本の自殺の現状について配信している。自分に手をかけずとも、心を病んだ人も含めると、膨大な数に上るだろう。実はコロナうつ、コロナ自殺を食い止める“切り札”が、首にあるという。
  ◇  ◇  ◇

 全国の自殺者数については、警察庁がまとめている。CBSが報じた昨年10月の自殺者数は、9月より309人増えて2158人。その後、公表された11月は1798人だ。10月より400人近く減っているが、対前年同月比増は5カ月連続。

■自殺者急増の背景

 昨年1年間の新型コロナウイルスによる死亡者数は3492人だから、10月と11月の2カ月でこれを上回る。11月までの合計は、1万9101人で、年末からコロナ感染が急拡大しているとはいえ、過去最多となった03年の3万4427人より少ないが、一昨年の2万169人を超えそうな上昇ぶりだ。

 感染爆発が続く米国やインド、ブラジルなどと比べると、感染者数も死亡者数もケタが2つ違う。世界的にはコロナ感染が落ち着いている日本の自殺者数がこのありさまだから、世界が驚くのも無理はない。

 中でも見逃せないのは女性の増加ぶりだ。女性の自殺者数は、対前年同月比で6カ月連続で増えている。全体の傾向を1カ月前倒ししている格好だ。せいぜい男性の半数程度で推移していたが、昨年10月は852人と男性の65%に上る。今や男性の半数超えはザラになっている。

 コロナ対策もさることながら、自殺対策も不可欠なのが現状だ。東京脳神経センター理事長の松井孝嘉理事長は、自殺対策に余念がない。松井氏が言う。

「2度目の緊急事態宣言が発令されて、仕事をしている人もなるべく出社せず、在宅勤務が求められています。そうすると、仕事も会議もちょっとした雑談もすべてオンライン上で、視線はモニターに注がれるため、姿勢は常にうつむき加減です。知らず知らずのうちに首への負担が増し、首の凝りが少しずつ蓄積されます。その結果、首を通る自律神経が圧迫され、さまざまな全身症状が表れて、最悪の結末として自殺があるのです」
うつむき加減の姿勢は首への負担が大きい拡大する
頭の重さは6キロ うつむく姿勢で荷重は3倍に
 PC作業も、スマホを見るのも、姿勢は同じうつむき加減で、松井氏はその体勢をスマホ首と呼んでいる。頭の重さは、ボウリングで男性がよく使う13ポンドのボール並みの6キロ。それがスマホ首だと、首への負担は3倍の18キロにハネ上がる。
 頭を支える構造上の凝りやすさに加え、スマホ首の荷重があると、首凝りが悪化するのは当然だ。
 スマホ首が体によくないのは分かるが、全身症状を引き起こし、ひいては自殺の引き金になるというのは、もう少し解説が必要だろう。松井氏が続ける。

「自律神経には、交感神経と副交感神経があり、それぞれがプラスとマイナスのような関係で体の機能のバランスを取っています。その働きは、心拍数や血圧、呼吸、体温などの調節のほか、内臓の動きや瞳孔の収縮などと全身に及ぶ上、精神面にも支障を来す。自律神経のどの部分が圧迫されるかによって、表れる症状が変わってくるのです。実は、首凝りのない『精神科のうつ病』の自殺率は15%ほどですが、『自律神経障害によるうつ』が重症化すると、9割に上る。一口にうつ状態といっても、その危険度は全く違うため、スマホ首から生じる首凝りを治療することがとにかく大切なのです」

薬は根治にはならない(C)日刊ゲンダイ拡大する
20の医療機関をハシゴした患者も
 スマホ首の人は、目の疲れは眼科、消化不良は消化器科、動悸は循環器科、気分の落ち込みは精神科といった具合に病院をハシゴする。それぞれの診療科で対応する薬を処方され、その時はよくなっても、根本が首を通る自律神経だから、根治にはならない。

 松井氏のところにたどり着いた患者の中には、20カ所以上の病院に通っていた人もいるという。

 ある男性は、原因不明の微熱で市販の解熱鎮痛剤を飲んだが、よくならない。様子を見ているうちに首や肩の凝りがひどくなり、頭痛や嘔吐もするように。仕事中にトイレに駆け込むこともしばしばだった。

 内科で処方された吐き気止めや鎮痛剤を服用しながら、何とか通勤したが、よくなる気配はない。不眠も重なって倦怠感から集中力が低下し、上司の問いかけにも気づかず、怒られることが増える。「もう限界」と自殺を考えるようになったところで、家族の勧めで松井氏のクリニックを受診。51日の入院で全快し、職場復帰できたという。

 松井氏は、女性の急増とともに自殺者数が増えているのは、コロナと密接な関係があるとみる。厚労省がまとめたコロナによる解雇や雇い止めは見込みを含めて累計8万836人。そのうち派遣やパートなど非正規労働者数は、半数近い3万8598人。内閣府の調査で非正規の割合は、女性が男性の2・5倍の55%。女性の非正規率の高さが、女性の自殺者数の増加につながっていると推測する。なるほど、NHKの調査でも、コロナで解雇や休業を余儀なくされた人は、女性は男性の1・4倍の26%だ。
15分作業したら首を30秒休める(C)PIXTA拡大する
治療の3本柱 自宅では休息と保温を
 では、スマホ首に伴うあらゆる不調とオサラバして、健康を取り戻すにはどうすればいいか。松井氏に聞いた。

「まずうつむいた姿勢を長時間続けるのをやめること。パソコン作業やスマホのチェックは、15分作業したら、30秒首を休めるのです。頭と首の境目あたりで両手を組み、頭を後ろに反らして30秒ほど首を休めるといい」

 松井氏の病院を受診した人は、首への低周波治療と電気鍼、遠赤外線の3本柱の治療を受ける。低周波治療と電気鍼を個人で取り入れるのは難しいが、遠赤外線治療は工夫次第で取り入れ可能だろう。

「首を温めるのは効果的です。冷えると、首の凝りが悪化して、症状がひどくなりますから。濡れタオルを電子レンジで温めるなどして、首の後ろ側に当てるといいでしょう」

 首や肩がつらくなると、自分でその周辺をもんだりしがちだが、自己流のマッサージは百害あって一利なしだという。

「首は、もんではいけません。自分でやるなら、温めるのが一番です。できるだけ首を休めながら温めてください」

 スマホ首が解消できれば、あらゆる不調がまとめてよくなる。スマホ首による自律神経性うつなら、抗うつ剤を使わずに前述の治療でよくなるし、頼りにしていた市販薬も処方薬もすべて不要になるという。

「首がよくなると、たとえコロナで仕事が不安定でも、『新しい会社の面接を受けよう』『別のバイトを探そうか』と不安ながらも前向きにとらえることができます。『もうダメだ』などと自分を追い込むことがなくなるのです」

 コロナ禍で体の不調を感じるようになった人は首を休めて、温めることから始めてみてはどうだろう。

 

追記:松井先生の病院は香川県観音寺市にある松井病院です。0875-23-2111 先生の著書は多数あります


南ア型「変異種」市中感染の恐怖 抗体もワクチンも効かず&花粉症がコロナ感染拡大リスク

2021-01-25 13:30:00 | 日記

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変異した新型コロナウイルスの感染力の強さに、なす術はないのか。

 南アフリカ型やブラジル型の変異ウイルスに対し、従来型の抗体やワクチンが効きにくいとの研究結果が次々に発表され、衝撃が広がっている。

 菅政権の中途半端な水際対策で、英国型は市中感染が拡大。南ア型やブラジル型についても覚悟した方がいいかもしれない。

 米ロックフェラー大などがファイザーとモデルナ製のワクチンを接種した20人から採血し、変異ウイルスへの効果を検証。その結果、抗体の効果は南ア型やブラジル型に対し、従来型の3分の1だったという。英国型の効果は半分だった。

 一方、南アの国家感染症研究所と協力する研究チームは、感染後に回復した人の血液を使用する「回復期血漿療法」による抗体が南ア型には効かないと報告。従来型と比べた感染力は、英国型が1.7倍、南ア型は1.5倍強いとされている。

西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。

「政府は2月下旬にもワクチン接種を開始するとしていますが、感染力の強い変異ウイルスにワクチンや抗体が効かないとなれば、ただでさえリスクと隣り合わせの接種をためらう動きは、ますます広がるのではないか。水際対策に失敗した英国型の市中感染は止めようがありません。南ア型とブラジル型については、神のみぞ知る。命がけで食い止めないと急速に拡散し、大混乱に陥りかねません」

■12月の外国人入国は7万人

 政府の水際対策はデタラメ続き。東京五輪開催に政権延命をかける菅首相は、海外との往来緩和に前のめり。昨年10月から例外を広げる形で出入国制限を緩めてきた。出入国在留管理庁が自民党外交部会に提出した資料によると、昨年4~12月の外国人入国者数(速報値)は約23万5000人。5月は4000人台まで減少したが、11月が約6万6000人、12月は約7万人に急増した。

英国が変異ウイルス確認を発表したのが先月14日(現地時間)。英国からの入国を拒否したのは同24日。さらに4日後の同28日に対象を全世界に広げたものの、中韓など11カ国・地域とのビジネス往来を止めたのは今月14日だ。この間、空港検疫で12月25日に英国型、同28日に南ア型、今月10日にブラジル型の流入を確認。今月18日には静岡県内で英国型の市中感染が判明し、22日は都内でも確認された。

 緊急事態宣言の解除は、もはや夢物語だ。


花粉症がコロナ感染拡大リスクに 昨年2倍予想で新たな脅威

春先は花粉症患者にはつらい季節だが、今年は以前に増して危険が伴う。スギ花粉は昨シーズンを上回る飛散量が予測され、耳鼻科医から「くしゃみなどによって周囲にコロナをまき散らす可能性」が指摘されている。

日本気象協会は今年春の花粉飛散傾向を前シーズン比で、〈九州から関東にかけて多く、四国や東海、北陸、関東の所々で非常に多くなる〉と予想。前シーズンに花粉症の症状が軽かった人も、注意するよう警告している。

 一方、全国の花粉飛散の統計を出しているNPO花粉情報協会も<東北南部から関東、東海では昨年の2~4倍になる>という。早いところでは2月初旬から始まる花粉症。東京都民のスギ花粉症推定有病率48・8%からも分かる通り、通勤時の交通機関などは、くしゃみによる飛沫の脅威にさらされることになる。

 日本耳鼻咽喉科学会専門医で、瀬尾クリニック院長の瀬尾達氏は言う。

「昨年のスギ花粉の飛散状況は、過去10年に比べて非常に少なかった。コロナ予防のマスクによって花粉症患者が減ったとの報道もありましたが、そもそもスギ花粉のピークである2~3月はマスク不足もありましたし、病院にかかるほどの患者さんが少なかったのは、単純に飛散量が少なかったことが原因とみています」

■隣の人のくしゃみでクラスターに

 瀬尾氏が危惧するのは新型コロナウイルスとの関連だ。

「新型コロナは、ウイルス感染症であるインフルエンザとの同時併発は起こらないとされますが、花粉症はアレルギー性であり別物なので、併発します。花粉症の主な症状はくしゃみ、鼻づまり、水ばなで、いずれもコロナの飛沫感染の経路となります。花粉症を併発したコロナの無症状患者が外出先でくしゃみをすれば、周囲への感染リスクを高めるといえます」(瀬尾氏)

ウレタンマスクはおしゃれだが役に立たない
 花粉症の予防対策は、当然ながらマスク選びも大事だ。今月、23区で唯一成人式を開催した杉並区の会場では、出席者に「不織布マスク」を配っている。スーパーコンピューター「富岳」の実証実験で最も飛沫が飛ばないことが分かっているからだ。

 瀬尾氏も「花粉症とコロナを防ぐには、家庭用なら『不織布マスク』一択」と強調する。

「不織布マスクのフィルターサイズは5マイクロメートルほどで、30マイクロメートルほどの花粉をブロックできます。一方、コロナなどのウイルス粒子(0・1マイクロメートル)はそれより小さいのですが、飛沫の大きさは5~10マイクロメートルですので、理論上でも不織布マスクの効果が認められます」(瀬尾氏)

 現在「富岳」のシミュレーションによると、不織布マスクと布マスクは共に「吐き出し飛沫量」の約8割を抑えた。だが、「吸い込み飛沫量」となると、不織布マスクが7割をブロックしたのに対し、布マスクは5割以上もスルー。電車内で隣の人がくしゃみをしていたら、布マスクでは心もとないことが分かる。ウレタンマスク、フェースシールドやマウスシールドにいたっては気休め程度と考えていい。
■かゆくて目をこすれば自身も危険


「花粉症患者にもリスクはある。はなをかむために頻繁にマスクを取り外したり、症状として目のかゆみもあります。公共物などに触れた手で、つい顔を触れることもあるでしょう。さらに、花粉症患者が新型コロナウイルスを併発した場合、軽症なら花粉症による鼻水なのか判別は難しい。そのため、アレルギーがある方は、今のうちにかかりつけの病院で初期治療を行ってほしいものです」(瀬尾氏)
は多くのメーカーから、おしゃれな布マスクやウレタンマスクが登場しているが、効果のほどは疑問だという。

コロナ感染の典型的な症状としては、くしゃみや鼻水、発熱やだるさ、気管支の炎症などが挙げられるが、花粉症も鼻水に始まり、場合によっては熱っぽい、体がだるいといった症状が出る人もいる。コロナとの区別がつきにくいため、発見が遅れる可能性も指摘される。

 一方、雨の日は花粉の飛散量が少なく、一時的に花粉症の症状が治まる。雨天で鼻水が止まらないようなケースは、コロナ感染を積極的に疑った方がいいだろう。

■“コロナ慣れ”で日々の消毒がおざなりに

 また、大江戸線の職員間で発生したクラスターでは、宿直施設の共有の手回し式蛇口が感染経路とされた。国立病院機構大分医療センターのクラスターは、飛沫が付いた「タブレット端末」を共有したことが原因とみられている。“コロナ慣れ”したことにより、日々の消毒がおざなりになっていることも考えられる。

コロナに感染した花粉症患者がくしゃみを押さえた手で共有物に触れれば、このようなクラスターはより増える。

 浜松医療センター感染症内科部長の矢野邦夫氏が言う。

「手指の高頻度接触面であれば、どこであっても感染源になり得ます。気になるのは次亜塩素酸水による消毒の誤解です。次亜塩素酸水は本来、物品の消毒用ですが、アルコールのように少量では効き目がなく、有効塩素濃度80ppm以上のものを、机などの表面が“ひたひた”になるまでかけて拭き取らなければ効果はありません」

 コロナウイルスは空気中に少なくとも3時間は残存するという研究もあるし、お店の人がきちんとテーブルを拭いても、テーブルには素手では触れないのが無難だ。


上皇陛下「おじじさま」と呼ばれて…初孫・眞子さまへ29年の愛情&世論の反発招いた秋篠宮発言

2021-01-25 11:00:01 | 日記

下記はヤフーニュースからの借用(コピー)です

上皇陛下は12月23日、87歳の誕生日を迎えられた。 いま上皇陛下にとって一番の心配事は、初孫である眞子さまの結婚問題かもしれない。眞子さまは11月13日《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と、小室圭さんとの結婚の意思を示した文書をご公表されている。 眞子さまはその文書を、《天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております》という謝辞で締めくくられている。文書公表にあたって、上皇陛下も眞子さまのお気持ちを「尊重」されているというのだ。 眞子さまが誕生したのは、'91年10月23日。その翌日、上皇陛下と美智子さまは、産後の紀子さまをお見舞いされ、生まれたばかりの眞子さまにも対面されている。このとき上皇陛下は「とても嬉しい気がしました」とおっしゃっていた。 そして'93年、還暦を迎えられた上皇陛下は、誕生日に際して記者から「眞子さまからどのように呼ばれていますか?」との質問にこうお答えになった。 「今は確か、『おじじさま』と呼ばれているように思います」 それから17年が経ち、眞子さまが国際基督教大学に入学された'10年。上皇陛下は78歳の誕生日に際して、眞子さまへの期待を述べられた。 「眞子は、国際基督教大学に入学し、学生生活を楽しく過ごしているようでうれしく思っています。夏には海外英語研修プログラムに参加し、アイルランドで、ほぼ40日間、国の異なる人々と生活を共にしています。帰国後、写真を見せて丁寧に説明してくれました。将来、大学生活を振り返り、有意義なときだったと思えるような日々を送ってほしいと願っています」 その国際基督教大学での学生生活で小室さんと出会われ眞子さま。'17年9月3日にお二人の婚約は内定となる。 「当時天皇だった上皇陛下が裁可されたことで、眞子さまと小室さんの結婚が内定しました。上皇陛下と美智子さまは、皇居の御所で秋篠宮夫妻と眞子さまからごあいさつを受けました。その時に初めて、小室さんとも対面されたのです。天皇陛下は初孫の慶事に、始終和やかなご様子でした。秋篠宮ご夫妻にも、『おめでとう、良かったね』と声をかけられました」(宮内庁関係者) 上皇陛下は同年、84歳の誕生日に際しても「私たちの初孫である、秋篠宮家の長女眞子と小室圭さんとの婚約が9月に内定し、来年11月に結婚いたします。大変喜ばしく、二人の幸せを願っています」と、眞子さまを祝福されていた。 眞子さまの結婚内定から3年余り――。その間、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブル、小室さんのニューヨーク行きなどさまざまなできごとがあったが、お二人の結婚の意志は揺らがなかった。 来年には小室さんがアメリカから帰国し、結婚に向けた準備が本格化するとみられているが、お二人の結婚に批判的な声も根強く、先行きは見えない。 高輪の仙洞仮御所で87歳の誕生日を迎えられた“おじじさま”は、初孫・眞子さまの幸せを静かに願われていることだろう――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4838448a59729c6eebf2441cb6fb16c90079727


眞子さま「結婚問題」 世論の反発招いた秋篠宮発言の「矛盾」〈週刊朝日〉

秋篠宮さまが長女・眞子さまと小室圭さんとの結婚を「認める」と表明し、宮内庁長官が苦言を呈するなど異例の展開をみせるふたりの結婚問題だが、小室さんが母の元婚約者との金銭トラブルを解決しないまま、なし崩し的に結婚へと向かうことに、世論の反発が強まっている。 
 秋篠宮さまは会見で、「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります」と述べた。このことに、ネット上では<特権を享受するときは皇族、そうでないときは憲法の権利という主張が、通るのか><憲法のつまみ食いだ>などといった声があふれた。  確かに、天皇は憲法で日本国の象徴とされ、皇室メンバーは無条件に衣食住の心配のない環境にある。コロナ禍で困窮する家庭も増えるなか、天皇ご一家と上皇ご夫妻へは年額3億2400万円の「内廷費」、秋篠宮ご一家へは同1億2810万円の皇族費が支払われている。結婚にともない眞子さまに支給される約1億5千万円の一時金は「ぜいたく費」とも受け取られかねない。憲法から超越した「特権」を享受する人々が、憲法上の権利を持ち出すことにある種の反発が出るのだろう。皇室と憲法の関係に詳しい横田耕一・九州大学名誉教授は、「憲法が適用されない人間はいません。天皇や皇族であってもそうです。人権があると考えます」と話す一方、秋篠宮家についてこう指摘する。 「そうはいっても内廷費や皇族費、結婚に伴う一時金の原資は税金です」  だからこそ、秋篠宮さまが当初言及したように、国民の納得と祝福が結婚の条件となるべきではないか。眞子さまが、「一時金はいりません」と口にしたという話も漏れ伝わってくるが、結婚して民間人となっても当面は新居に警備がつくなど目に見えない税金も投入される。 人々の不満が皇室への怒りに変質しないうちに、小室さんは説明責任を果たすのだろうか。(本誌・永井貴子) ※週刊朝日  2021年1月1‐8日合併号

眞子さまの婚約内定会見で報じられなかった「秘密」

「Let it be」、「太陽」と「月」──。眞子さまの婚約内定会見は、印象深い言葉がちりばめられた。菊のカーテンに包まれた皇族方の胸のうち。だが、その心のひだを読み解く方法はいくつかある。皇室と長年交流のある人物や言葉の専門家に取材し、会見から垣間見えた、「秘密」を解き明かす。

 9月3日午前11時。婚約内定会見を午後にひかえた眞子さまと小室圭さんは、それぞれの車で皇居を訪れた。眞子さまは両陛下にお会いしたのち、小室さんを紹介することになっていた。
 淡いグリーンのドレスに合わせたパールのネックレスと共布の帽子。何げない服装にも、皇室のルールや個性を読み取ることができる。たとえば帽子の白い飾り花。これは眞子さまのお印の木香茨(もっこうばら)を模したもの。
 日中に身に着けていた帽子だが、会見のときには外されていた。なぜか。宮内庁関係者がこう解説する。
「両陛下のもとを訪れるときは、正装として帽子を着用なさったのでしょう。婚約内定会見が開かれた場は赤坂東邸。東宮ご一家や秋篠宮家など、宮さま方がお住まいの赤坂御用地内の建物ですから、自宅と同義とみなして帽子はお使いにならなかったのでしょう」
 眞子さまはここ数年、青や緑系のドレスやワンピースを身に着ける場面が印象的だ。以前は、宮殿行事では淡いピンクや黄色、公務でも白やグレーなどの服装が目についた。外出した際など、眞子さまはカラフルな色やいつもと違うデザインの小物を、長い時間手にとっていたこともあった。
 秋篠宮家の事情に詳しい人物がこう話す。
「紀子さまは、眞子さまに対して丁寧に把握なさっているところがある。たとえば宮内庁職員が仕事で出したメール一本についても把握なさっています」
 服装についてもそうだ。6月のブータン訪問でキラという民族衣装を身に着けたが、これは紀子さまから受け継がれたものだ。「眞子さまは、お母さまのご助言をよくお聞きになっているようです」(前出の事情に詳しい人物)
ファッションデザイナーのドン小西さんが、これまでの眞子さまの服装を見て、「胸のブローチは、母の紀子さまのアドバイスでしょう。この年齢でブローチをつける習慣はない」と分析した。会見の日も、ブローチを身に着けていた。
「最近お作りになるお洋服は、青やグリーン系がほとんど。いろいろなタイプをお召しになりたいのではないか、とお察しするのですが」(前出の人物)
 眞子さまと小室さんが会見で見せた表情や言葉、記者とのやり取りからも読み取れることがある。
 心理学者の佐藤綾子・ハリウッド大学院大学教授(パフォーマンス学)は、口元の動きに注目する。
「なにより驚いたのは、唇をキュッと斜め上に持ち上げる口角挙筋の動きが、お二人ともまったく同じだったことです。母である紀子さまスマイルの口角の上げ方にそっくりなのです」
 人は時間をかけて好意と尊敬心を持つ相手を模倣する。娘の眞子さまに受け継がれたスマイル。今度は、眞子さまと約5年の交際期間を過ごした小室さんにインプットされたのだろう、と佐藤教授は見る。
 皇族の婚約会見は、日本中が“一億総小姑”となって注視する。1958年の美智子さまの会見のときは、「手袋の長さが短い」と皇居内から声があがり、89年の紀子さまは、「兄の皇太子さまを差し置いて非常識だ」と“口撃”された。そして、93年の雅子さまの会見では、「皇太子さまよりしゃべりすぎだ」と非難された。
 当時の皇太子さまと雅子さまの会見を改めて見直すと、雅子さまに幸せに満ちた満面の笑みはなく、外交官のキャリアを諦めて「皇太子」という皇族と結婚する覚悟を懸命に伝えているようにも見えた。
「殿下にお幸せになっていただけるように、そして私自身も自分で『いい人生だった』と振り返れるような人生にできるように努力したいと思います」
 だが、皇室に同調するのを拒むように、自身の価値観と言葉を前面に出す雅子さまに対して、世間は心ない批判を投げ続けた。
 一方で、眞子さまと小室さんは、世間という小姑をサラリとかわした。
「表情や言葉遣いを見ると、お二人の同調性の高さも目を引きます」(佐藤教授)
 記者が「天皇陛下からどのような言葉があったか」と質問した場面を、佐藤教授はこう振り返る。
「眞子さまが『私の心の内に大切にとどめておきたく存じます』と答え、小室さんも同じ表現を選んで、スマートにかわす。陛下のお言葉を軽率に口外しない自制心と、嫌みなく品の良い受け答えに、年配者の心はわしづかみにされました」
 そして世間の注目を集めたのは、互いを「太陽」と「月」に例えた比喩のうまさだった。
「小室さんは『きれいな月を見るとうれしくなって、宮さまにお電話をしています』と具体的なエピソードを紹介し、眞子さまを月に例えた。話の展開が非常に上手です」(同)
 太陽は自ら輝き、月は太陽の光を反射して初めて輝く。小室さんの存在が明らかになって以来、小室さんの家柄や将来性に不安を唱える意見も少なくない。
「しかし、眞子さまは、小室さんを太陽に例えることで、男性として立てた。地頭の回転のよいお二人だと感じます」(同)
 そもそも、「太陽」と「月」の比喩はどこから発想を得たのだろうか。
 ギリシャ、ローマ、日本を含め各国に太陽神と月神が登場する神話がある。ギリシャ神話には、ゼウスの息子の太陽神アポロンと双子の妹で月の女神のアルテミスが登場する。
 日本だと太陽神の天照大神は女神で、月をつかさどる月読命は性別が定かでない。他方、「万葉集」の時代から月を題材に歌を詠んだ。百人一首などで知られる平安時代の歌人西行は、いとしい女性を月に例えて思慕する。
 君にいかで月にあらそふほどばかりめぐり逢ひつつ影を並べん(「山家集」)
 眞子さまのことを思う小室さんのようだ。
 月や太陽を題材やタイトルにすえた小説や映画も少なくない。19世紀の作家ギ・ド・モーパッサンの「月光」は、月の光に照らされた夜、美しい婦人が恋に落ちる短編小説。英映画の名作には、詩人アルチュール・ランボーの愛を描いた「太陽と月に背いて」があり、日本の歌謡界では、つんく♂がプロデュースした音楽グループは「太陽とシスコムーン」。さる大学教授が言う。
「太陽と月を両方登場させる作品はあまりない。お二人独自の発想でしょう」
 皇室とお付き合いのある人物は、こう話す。
「初々しさにあふれる会見は素晴らしかった。あえて言えば、太陽か月の片方のほうが上品です。両方登場させるのは、若さゆえというか、綿密に準備をなさったのでしょう。もう少し素朴な表現でもよかったかもしれません」
 太陽が顔をのぞかせた会見の日、秋篠宮ご夫妻は「私たちは、その二人の意思を喜んで尊重いたしました」と父として、母としての心情を発表。その夜、満月に近い月が夜空を照らしていた。小室さんと母佳代さんは、秋篠宮ご夫妻と眞子さまに温かく迎えられた。
https://dot.asahi.com/wa/2017091200046.html?page=1


「歯が抜けるリスクも」歯科医が警鐘、50代で「噛む力」が急低下する人の意外な生活習慣

2021-01-25 08:30:00 | 日記

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歯の土台危機は50代から一気に増加
平成元年から厚生労働省と日本歯科医師会が推奨している8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動を耳にしたことがある人は多いだろう。「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という取り組みだが、近年は「残された歯でしっかり噛めるか」も、オーラルケアの重要なテーマとして指摘されている。
歯科医師で宝田歯科院長の宝田恭子先生は「50代から歯の土台危機が始まる」と警鐘を鳴らす。歯の土台とは、歯を支えている歯ぐきと歯槽骨などからなる歯周組織のこと(図表1)。歯の土台が弱ると、噛む力を十分に発揮することが難しくなるばかりか、歯が抜けるリスクが高まるという。固い物を食べるときに、思わず歯をかばってしまうことはないだろうか。50歳以下であっても、それは歯の土台危機の始まりかもしれない。
資料提供=歯の土台ケア広報事務局
40代~70代を対象とした「歯の土台に関する実態調査」(※)によると、50代~70代の約3人に1人が、歯を支える力が低下し、歯が抜けてしまうリスクの高い状態(=歯の土台危機層)にあることが明らかになった。
※ライオン「40代~70代の歯の土台に関する実態調査」n=400
各世代の歯の土台危機への現状リスクを判別すると、「現状リスク大」に該当する人の割合は50代から一気に増加し、40代の2倍以上に。50代から歯の土台が弱り始める傾向にあることがわかる(図表2)。
具体的な症状としては、「固いものを食べるときに、思わず歯をかばってしまうことがある」と答えた人の割合は、40代で17.0%なのに対し、50代で33.0%と約2倍に増加している(図表3)。
自覚症状がなくても油断は禁物。歯の土台チェック!
以下のチェックリストを使って、自分の歯の土台を確認してみよう。
(監修:宝田恭子先生)
歯の土台チェックリスト【症状編】あてはまる項目にチェックしよう!
□歯ぐきが下がってきた(歯が長く伸びてきた)
□歯並びが悪くなってきた
□歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなってきた
□固いものを食べるときに、思わず歯をかばってしまうことがある
________________________________
チェック0個…現状リスク小
チェック1~2個…現状リスク中
チェック3~4個…現状リスク大
「歯の土台危機が進行し、弱ってくると徐々に土台の骨(歯槽骨)が壊されて減ってしまいます。そのぶん、歯ぐきが下がり、以前より歯が長く見えるようになったり、歯をしっかり支えられなくなったりして、グラつきや歯並びの変化も出てきます。こうした変化により、食べ物が挟まりやすい、固いものが噛みづらいなどの自覚症状が表れてくるので注意が必要です」(宝田先生)
歯の土台チェックリスト【生活習慣編】あてはまる項目にチェックしよう!
□甘いものなど間食をよくする
□ダラダラ飲んだり食べたりし続けることが多い
□晩酌・寝酒をよくする
□食後にウトウトしてしまう
□あまり噛まずに食べる、早食いだ
□野菜は嫌い、あまり食べない
□1日のうち、長時間スマホを見ている
□睡眠不足だ
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チェック0個…悪化リスク小
チェック1~3個…悪化リスク中
チェック4~8個…悪化リスク大
「間食やダラダラ飲食は、口内に食べ物のカスが残りやすく、菌の塊(プラーク)ができやすい状態になってしまいます。同じように、晩酌・寝酒や食後のウトウト習慣は歯磨きがおろそかになり、歯の土台に炎症を起こしてしまう可能性があります。さらに睡眠中の唾液の減少により、歯の土台に炎症が起きやすい状態になってしまいます。
あまり噛まない、野菜をあまり食べない人は、よく噛む機会が少なく、歯の土台への刺激が少なくなります。ほかにも、長時間のスマホにより普段から前傾姿勢(猫背)になってしまうと、正しい噛み合わせ位置がズレて噛む回数が少なくなりがちです。こうして咀嚼が減ると、歯槽骨の新陳代謝が促されずに、健康な歯の土台が維持できなくなる恐れがあります。ほかにも、睡眠不足は白血球の減少を招き、抵抗力を低下させて、歯の土台の炎症を悪化させるリスクとなります」(宝田先生)
前述の調査結果によると、【生活習慣編】の8つのチェック項目のうち、5つ(甘いものなど間食をよくする、ダラダラ飲んだり食べたりし続けることが多い、あまり噛まずに食べる・早食いだ、野菜は嫌い・あまり食べない、睡眠不足だ)において、50代は該当率がNo.1という結果になった。意外な生活習慣が、歯の土台の悪化リスクにつながっていることがわかる。こうした習慣を続けている人は、たとえ30代であっても要注意。歯の土台の悪化は、日々の習慣から始まると心得ておいたほうがいいだろう。
歯の土台ケアの2本柱は「しっかり噛むこと」と「プラークコントロール」
歯の土台を守るセルフケアの方法を宝田先生に教えていただいた。基本は、毎日の食事でしっかり噛むことと、丁寧なオーラルケアだ。
【毎日の食事編】しっかり噛む食事法
歯を支える歯槽骨は、肌と同じように新陳代謝を繰り返している。加齢により歯槽骨の新陳代謝は衰えていくが、毎日の食事でしっかりと噛むことで、歯槽骨を形成する骨芽細胞の活性化が期待できる。
ポイント→固めに炊いた白米や玄米1口分を口に入れ、背筋をピンと伸ばしてできるだけゆっくり30回程度すりつぶすようにして噛んで食べる。一度箸を置くくらい時間をかけるのがコツ。
【オーラルケア編】しつこいくらい丁寧な歯磨きで汚れを落とす
歯周病菌による炎症によって生じる酸化ストレスは、歯の土台を弱らせる要因となる。歯周病菌の繁殖を予防するプラークコントロールは歯の土台ケアにも有効だ。
ポイント→歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を斜めにあて、軽い力で小刻みに動かして1~2本ずつ磨く。歯ブラシが動かしやすいよう、口を少しだけ閉じること、汚れがひどい箇所は時間をかけて丁寧に磨くこと、舌で触れて確かめてツルツルになっていなければ磨き治すことが大切。また、歯ぐきと唇の折り返し部分と、歯と歯の間の歯肉を、中心に向かって指でなぞるようにしてマッサージすることも効果的(図表4)。
提供=宝田恭子先生
これらのセルフケアに加え、定期的に歯科医院を受診して、歯石を除去してもらうことも大切だという。
50代になってから慌てないよう、若い頃から歯と歯ぐきだけでなく、それを支える歯の土台ごとケアする意識を持って、今ある歯を守っていきたいものだ。