以前記事に書いた『図書館戦争』、全部読み終わりました。1月末くらいに(笑)
結構分厚いんですけど、ぐいぐい読めるのでどんどん進みましたよ。
めっちゃ面白い!!
以下、ネタばれしてますのでこれから読みたい方は気を付けてくださいね。
主人公2人も良いんだけど、サブキャラたちもすごく良いです!!
柴崎&手塚コンビが特に好き♪
別冊Ⅱのラスト、「やっと…やっとか、この2人…」と思わず感激してしまったよ(笑)
結婚したらあなたたちみたいになりたいんです。あたしたちなりの形で。
-『別冊図書館戦争Ⅱ』P270
このモノローグが大好きです!
本人たちを前にして、絶対に声に出して言わないのが柴崎なんだけど(笑)
でもほんと、くっついて良かったよー、と、
小説のキャラではあれど祝福と共に思ってしまうのでした♪
玄田隊長と折口さんのカップル(あれはカップルだろう…)も大好きです。
「還暦を迎えてお互い独りだったら、籍でも入れるか」なんて台詞、
私としてはすっげえなあって思うんです。
好き同士で、でも別れて、今はそれぞれの場所でそれぞれの責任を抱えて頑張ってるわけで。
でもいつかは…なんて思ってるなんて。
こういうの、すっごく憧れるー♪
2人の過去話が無かったのが、実は個人的にとても残念です。。。
少し真面目な話に入ってみると、
作品の中の「メディア良化法」ですが、近い将来、これと全く同じものではなくとも
何らかの形で似たような法案が作られそうな予感がします。
4巻の『図書館革命』では、ある事件をきっかけに「良化法」の是非を
国民全員が考える形となるのですが。。
原作者である有川さんは、『革命』のあとがきで
「良化委員会側の言い分は敢えて書いていない」と公言されています。
小説の上でのパラレルワールドであるとは言え、
「良化法」で語られる内容は現実世界とリンクする部分もあり、
簡単に是非を付けられない(し、付けて良いものではない)というのが真実だと思います。
ただ、私は、読書好きなひとりの人間として
もし現実世界に「良化法」のような法令が定められるとしたら、
反対の意志を示したいと思います。
さて、『図書館戦争』は昨年、アニメ化もされてまして、
DVD全5巻が現在発売されているのですが、
全巻の初回特典に、有川さんの書き下ろし小説が付くんですよねー。。。。。
読みたい!!
すっごく読みたい!!!
でも5巻全部購入するのは高いー!(涙)
…とりあえず、アニメがどんなのだか見ようと思い、TSUTAYAで1巻を借りてみました。
原作に沿ってて、声も合ってるし、結構好きな感じでした。
ただ、すっごいテンポ良く進んでいって、
「え、ここ端折るの??」って部分が幾つも出てきたのが残念だったなぁ。。
なので、購入は正直迷ってます。
そのうち、短編集とかに書き下ろし多分を収録してくれないかなあ…。
因みに、コミカライズもされています。
小説は苦手…という方はこちらから入っても良いと思います♪
『図書館戦争 LOVE&WAR』 弓きいろ(画)
『図書館戦争 SPITFIRE!』 ふる鳥弥生(画)
どちらも原作重視で、面白いですよ♪
『SPITFIRE!』は少年誌(?)に連載中なので、『LOVE&WAR』(こちらは少女マンガ)に比べて
戦闘シーンが多い感じがします。
私はどちらかと言うと、『SPITFIRE!』の方が好きかな~。
ただ、コチラは玄田隊長がほんまに“むさいオッサン”って感じで描かれてるので、
隊長は『LOVE&WAR』の方が良い(爆)