Apple Pieと月の船

さくやの日常や思ったことを気ままに綴っていきます

SWITCH買いました

2008年11月24日 | Mr.Children
先日のお芝居見に行った時に、みすちびちゃんから少し見せて貰ってたんですが、
やっと買ってきました、『SWITCH』。

写真が良いですね。気取った感じがなくて♪
レコーディングスタジオとその周囲で撮影って書いてあるとおり、
何だか自然体というか、溶け込んでるって感じがしました。

SWITCHのインタビューは、前も書いたんですが、他の雑誌と違って会話調に書かれてなくて、
誰々がどこに座って…とか導入部から始まり、この台詞を言ってる時にどんな表情をしてるかとか、
まるで小説でも読んでるようにイメージが広がるのがとても好きです。
雰囲気も伝わってくるし。
でも合間でしっかりとインタビュアーの考えとかも入ってて。
こういうとこ、すごく好きです。
他の雑誌には無い強みですね。


インタビューの中で「肯定していく楽しみ方」って単語が出て来てたんですけど、
最近(ここ5年くらい)のミスチルの曲って確かにそうだなって思います。
mixiのミスチルコミュで、
「最近の曲はつまらない。『Atomic Heart』や『深海』の頃が良い」って意見を書いてる人も割と居て。
多分、つまらないと感じる人はその「肯定さ」が引っ掛かってるんじゃないかなと思います。
以前は世の中の不条理と言うか、社会的な、そういうのが題材の曲が幾つもあったし、
私も実際、ファンになりたての頃(18~19歳。若っ!)はそちらの曲の方が好きでした。
『傘の下の君に告ぐ』とか『So Let's Get Truth』とか…。

でも、就職して、自分の見てる世界が色々と広がって、
世間的に“大人”って言われる年齢になってくると、
求める部分が少しずつ違って来てて。
毎日毎日色んなことに揉まれて、疲れて、
「あー、自分、これで良いのかなあ」とか思うこともしょっちゅうで。
そんな中で、最近のミスチルの曲はすごく響いて来ると思ってます。
特に、もう何度も書いてるけど、ap bank fes'06での『彩り』とか衝撃過ぎで。
何でこんな状態の時に、私が1番言って欲しい言葉を
こんな優しいメロディにのせて言ってくれるの?って思ったし。。。
『GIFT』とか『HANABI』とかも、ほんとにそう。
普段生活してて、ふとした時に聴いて、励まされる感じ。

年を重ねるごとに、自分ひとりじゃ波風も立たない不条理な社会は身に沁みて分かってきて、
否定的で悲観的なことばかりで疲れ果てて、
それでも生きてかなきゃいけない、
そんな中でふと聴こえてきた曲に「これで良いんだ」って励まされること。
いまの世界は、そういうことが必要なんじゃないかと思います。
もちろん、私も含めて。
それを狙ってじゃなくて、「こういう曲が書きたい」って心の底から思って
メンバーが書いてくれているのなら、こんな嬉しいことってないと思います。
(もちろん狙って書いてくれてても構わないんですけどね。
 それで救われているのは事実なわけだから)

私はそんなMr.Childrenが好き。
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