昨晩のSONGS、本当に素晴らしかったですね。
アルバムと一緒のDVDもとても良かったのですけど、こちらはまた格別でした。
多分、365日密着取材をして、色んな角度から捉えどころは沢山あったと思うんですけど、
恐らく、敢えて『Starting Over』に焦点を当てて番組が作られたのだろうなと思いました。
ライナーノーツでも書かれていた、『足音』と分かれて、新しく生まれ変わった“双子の曲”。
漠然と「へえ、そうなんだ~」と思ってましたが、
こうして時系列に曲が生まれた経緯を目の当たりにすると、
“生まれ変わった”と簡単に言いつつも、それはとても凄いことなんだと。。。
1つの曲を作るための試行錯誤とか。
小林さんと離れたからこその部分も大きく、
それこそ小林さんは前ツアーで紹介された通りの【音の司令塔】だったんだなと。
それは雑誌『MUSICA』のインタビューでも再三に渡って語られてましたけど。
司令塔の居ない中で、それぞれが司令塔になるしかなく。
でもそれを乗り越えて生まれてきた曲だから、恐らくNHKの方々にとっても密着していく中で
存在感のある曲になって、「これに焦点を!!」ってなったんだろうな、、、と思いました。
歌詞も、正直最初に聴いた時は私の中でイメージが湧かなくて、上滑りしてた曲だったんですよね。
“肥大したモンスター”?
“僕だけが行ける世界”?
そこで“銃声が轟く”?
抽象的で、これは何を指してるんだろう?と思ってました。
双子の長男である『足音』の方がストンと自分の中で腑に落ちてる感じがあったので。
でも、この番組を見てラストに流れるさいたまでのツアーの『Starting Over』。
ああ、こういうことを言いたかったのか、と思いました。
たぶん、この曲だけでなく他の曲も、
幾つもの試行錯誤があって世に出されていくんだと思います。
そう思うと、抱きしめたくなるほどに1曲1曲が愛おしく思えますね。
そして、とても幸せな曲たちだなあ、と。。
今回のアルバムに関して、ロキノンやMUSICAや、今回のSONGSもそうですけど
桜井さんやメンバーのインタビューを読んでて(聞いていて)、
少しCoccoのことを思い出したんですよね。
活動再開した直後のインタビューで、Coccoは休業した理由について、
『歌は続々と自分の中に生まれてくる。散歩してる時も、夜寝ている時も。
なのに、歌を形にして世を出すためにはギターを、ベースを、ドラムを入れてもらい、
CDにして大勢の人の手を介してでないと出せない。
歌ですら、自分一人では録音出来ない。
でもスタッフは私だけのために居るわけじゃない。
スケジュールを合わせるにも時間が掛かる。
その間に生まれた歌は消えていく。歌に対して、それが申し訳ない』
まとめてしまいましたけど、ニュアンスとしてはこんな感じで。
今回のアルバムに対するインタビューを読みながら
メンバーの口から「僕たちは幸せだ」という言葉も出て来てて、
それは本当に(客観的に見ても)そうだと思うし、そういう場所から生まれて、
メンバー4人と色んなスタッフさんの手で育てられて
世に解き放たれていく“Mr.Childrenの音楽”は本当に幸せだなと、思います。
そしてその曲を聴いた私達にも、色んな感情をもたらし“幸せ”を知らしめてくれる。
この幸せな循環の中に居られることは、月並みな表現かもですが
きっと奇跡的なことなんだと感じます。
他にも、4人の関係性と言うか、
そういう部分が僅か1時間弱の番組なのに巧みに編集されていて。。
SONGSのスタッフさんてば凄い!!って思いました(笑)
1番笑った、、と言ってはいけませんが、
やっぱり笑ってしまったのが、怒ってる田原さん…(笑)
ちょっと待って、そこ、JENさんに言うんだ?自分で言わないんだ??と。。(笑)
自分が言ってもダメだ、JENに言って貰った方が桜井には効くはず、ってことなんでしょうか。。?(笑)
でも桜井さんのことをとても心配してるのは凄く良く分かったし、
(体調面もだし、多分スケジュール的なこととか色んなものも含まれてるんでしょうが)
そしてそれを「直接本人に言えよー」と言わずに「分かった」と言っちゃうJENさん(笑)
そして“JENの暴走を止める係”のナカケーさん(笑)
いやあ、、最高ですね♪
あとTwitterでも少しつぶやきましたけど、桜井さんの
「ミーティングで、的外れな意見だとしてもそれが次の新しいアイデアを生むかもしれない」
という発言が、とても衝撃で。
そもそも多くの組織では“的外れな意見”って敬遠されがちですし、
そんな意見を述べたとしてもバッサリ斬られるのがオチで。
“音楽”という、抽象的で正解が無いことを取り扱ってることもあるのかもですが
的外れでも何でも良い意見を言える環境があるって、最高だと思うんです。
参加してる全員がそれを許容できる環境、といった方が良いかもしれません。
ましてや、そんな“職場”が日本に幾つある?みたいな。
ミーティングの参加者に最大級の信頼が無いと出てこない言葉でもあると思いますし。
そういった意味でも、Mr.Childrenって本当に素晴らしいなあ、と思います。
…まあ、そこから生まれてきたのが『花道までエスカレーター』案であり、
実際に商品化されちゃった『みかんTシャツ』なんですが(笑)
そこも、「そうか!だからか!その自由な発想!!」と腑に落ちた感じです(笑)
いやでも、本当に良い環境だと思います。私も参加したいくらいです。。
他にも書きたい感想はいっぱいあるんですが、
一先ずこの辺りで。
アルバムと一緒のDVDもとても良かったのですけど、こちらはまた格別でした。
多分、365日密着取材をして、色んな角度から捉えどころは沢山あったと思うんですけど、
恐らく、敢えて『Starting Over』に焦点を当てて番組が作られたのだろうなと思いました。
ライナーノーツでも書かれていた、『足音』と分かれて、新しく生まれ変わった“双子の曲”。
漠然と「へえ、そうなんだ~」と思ってましたが、
こうして時系列に曲が生まれた経緯を目の当たりにすると、
“生まれ変わった”と簡単に言いつつも、それはとても凄いことなんだと。。。
1つの曲を作るための試行錯誤とか。
小林さんと離れたからこその部分も大きく、
それこそ小林さんは前ツアーで紹介された通りの【音の司令塔】だったんだなと。
それは雑誌『MUSICA』のインタビューでも再三に渡って語られてましたけど。
司令塔の居ない中で、それぞれが司令塔になるしかなく。
でもそれを乗り越えて生まれてきた曲だから、恐らくNHKの方々にとっても密着していく中で
存在感のある曲になって、「これに焦点を!!」ってなったんだろうな、、、と思いました。
歌詞も、正直最初に聴いた時は私の中でイメージが湧かなくて、上滑りしてた曲だったんですよね。
“肥大したモンスター”?
“僕だけが行ける世界”?
そこで“銃声が轟く”?
抽象的で、これは何を指してるんだろう?と思ってました。
双子の長男である『足音』の方がストンと自分の中で腑に落ちてる感じがあったので。
でも、この番組を見てラストに流れるさいたまでのツアーの『Starting Over』。
ああ、こういうことを言いたかったのか、と思いました。
たぶん、この曲だけでなく他の曲も、
幾つもの試行錯誤があって世に出されていくんだと思います。
そう思うと、抱きしめたくなるほどに1曲1曲が愛おしく思えますね。
そして、とても幸せな曲たちだなあ、と。。
今回のアルバムに関して、ロキノンやMUSICAや、今回のSONGSもそうですけど
桜井さんやメンバーのインタビューを読んでて(聞いていて)、
少しCoccoのことを思い出したんですよね。
活動再開した直後のインタビューで、Coccoは休業した理由について、
『歌は続々と自分の中に生まれてくる。散歩してる時も、夜寝ている時も。
なのに、歌を形にして世を出すためにはギターを、ベースを、ドラムを入れてもらい、
CDにして大勢の人の手を介してでないと出せない。
歌ですら、自分一人では録音出来ない。
でもスタッフは私だけのために居るわけじゃない。
スケジュールを合わせるにも時間が掛かる。
その間に生まれた歌は消えていく。歌に対して、それが申し訳ない』
まとめてしまいましたけど、ニュアンスとしてはこんな感じで。
今回のアルバムに対するインタビューを読みながら
メンバーの口から「僕たちは幸せだ」という言葉も出て来てて、
それは本当に(客観的に見ても)そうだと思うし、そういう場所から生まれて、
メンバー4人と色んなスタッフさんの手で育てられて
世に解き放たれていく“Mr.Childrenの音楽”は本当に幸せだなと、思います。
そしてその曲を聴いた私達にも、色んな感情をもたらし“幸せ”を知らしめてくれる。
この幸せな循環の中に居られることは、月並みな表現かもですが
きっと奇跡的なことなんだと感じます。
他にも、4人の関係性と言うか、
そういう部分が僅か1時間弱の番組なのに巧みに編集されていて。。
SONGSのスタッフさんてば凄い!!って思いました(笑)
1番笑った、、と言ってはいけませんが、
やっぱり笑ってしまったのが、怒ってる田原さん…(笑)
ちょっと待って、そこ、JENさんに言うんだ?自分で言わないんだ??と。。(笑)
自分が言ってもダメだ、JENに言って貰った方が桜井には効くはず、ってことなんでしょうか。。?(笑)
でも桜井さんのことをとても心配してるのは凄く良く分かったし、
(体調面もだし、多分スケジュール的なこととか色んなものも含まれてるんでしょうが)
そしてそれを「直接本人に言えよー」と言わずに「分かった」と言っちゃうJENさん(笑)
そして“JENの暴走を止める係”のナカケーさん(笑)
いやあ、、最高ですね♪
あとTwitterでも少しつぶやきましたけど、桜井さんの
「ミーティングで、的外れな意見だとしてもそれが次の新しいアイデアを生むかもしれない」
という発言が、とても衝撃で。
そもそも多くの組織では“的外れな意見”って敬遠されがちですし、
そんな意見を述べたとしてもバッサリ斬られるのがオチで。
“音楽”という、抽象的で正解が無いことを取り扱ってることもあるのかもですが
的外れでも何でも良い意見を言える環境があるって、最高だと思うんです。
参加してる全員がそれを許容できる環境、といった方が良いかもしれません。
ましてや、そんな“職場”が日本に幾つある?みたいな。
ミーティングの参加者に最大級の信頼が無いと出てこない言葉でもあると思いますし。
そういった意味でも、Mr.Childrenって本当に素晴らしいなあ、と思います。
…まあ、そこから生まれてきたのが『花道までエスカレーター』案であり、
実際に商品化されちゃった『みかんTシャツ』なんですが(笑)
そこも、「そうか!だからか!その自由な発想!!」と腑に落ちた感じです(笑)
いやでも、本当に良い環境だと思います。私も参加したいくらいです。。
他にも書きたい感想はいっぱいあるんですが、
一先ずこの辺りで。