「平家物語」の冒頭
祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必滅の理（ことわり）をあらはす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
この冒頭に出て来る沙羅双樹（さらそうじゅ）その名前は
以前から知ってはいてもどんな樹なのか知りませんでした。
たまたま出掛けた近くの美術館の庭にその樹がありました。
６月には白い花が咲くそうですがこの時期は真っ赤に紅葉
してきれいでした。
また『無常』の象徴とされているのがこの樹だそうです。
紅葉した沙羅双樹
些細なことですが前々から気になっていたことが一つ判ってちょっと嬉しい。
夏椿って言うから常緑樹かと・・・
立て札が無いと、これが沙羅双樹だとは気がつかないでしょうね。
そうなんですよ。私も立て札があったので
ハズカしながら気が付きました。沙羅双樹
って名前が好きだったので一体どんな樹な
のか以前から知りたかったのです。
夏椿と呼ばれて親しまれていた事も初めて
知りました。これからは夏と秋にここを訪
れてみようと思ってます。
白い椿に似た花が咲くそうですが私も
見てませんので本当の所は判りません。
紅葉する事も初めて知った次第です。
まだまだ知らない樹がいっぱいあります
ね。 この木 何の木 気になる木～♪
ってＣＭがありましたがあれも気になって
仕方がありません。う～ん何だろう
沙羅双樹、仏教的で高尚な
それに比べて「ボケ」「ヨゴレネコノメ」「ヘクソカズラ」と呼ばれる植物が
可哀相というかオイシイというか・・・。
沙羅双樹って名前を初めて聴いた時から
ずぅ～と気になっていました。名前の響き
好きで紅葉した沙羅双樹を見て益々好きに
なりました。 ボケは庭に咲いてるしヘクソ
カズラは家の周りになんぼでも生えてます。
ホントに誰が名付けたんでしょうねぇ～
名付け親の顔が見たい（笑）