偏桃体のなすがまま

どうしてこんなにも翔さんに惹かれるのでしょう。
その理由が知りたくて今日もあれこれ思うのです。

花よりもなほ

2006-06-29 | 鑑賞・観覧
じんわりと面白い映画でした。
こういうのが「贅沢」っていうのかな。
衣装もセットも手が込んでいて、音も良くて、
スクリーンで見て楽しいなと思える出来映え。

私は准くんの顔は好きだし、
綺麗だと思うけど、声に関しては
好みの範疇からは大きく逸れていた。
声がか細いイメージが強くて、
強くインパクトに残らなかったのだけど、
宗左さんの台詞を話す准くんの声に
大きな変化を感じてしまった。
ソフトな准くんの声に自然と乗っかって
流れていく気持ちを画面から
感じ取っていくのが楽しかったな。

一番印象に残ったシーンは、
加瀬さんが演じた長屋の住人、
なげやり・そで吉さんが長屋を離れようとするのを
幼馴染みのわけあり・おりょうさんが止める所。
結ばれるだけが愛じゃないと思った。

准くんのシーンで一番良かったのは
父親から囲碁を教わった事を思い出す所。
仇討ちを果たすと言うネガティブな感情だけを
形見のように受け取ったと思っていた宗左さんが
他にも父から自分に受け渡されたものがあると
気付く所が良かったなぁ。
父の記憶が薄いお向かいに住む進坊を
ぎゅっと抱きしめる所も良かったなぁ。

こういう見方をするのは邪道なんだけれど、
私にはあのシーン、
進坊が幼い日の准くん自身を
今の准くんが抱きしめてるように
見えてしまって泣けたなぁ。
映画の筋と全然関係ない観方なのだけど、
准くんの生い立ちと重なってしまって、
准くん自身はお父さんから
どんな物を受け継いでるのかなと思った。

映画出演陣も総じて豪華で素敵でした。

そして私にとってSPECIALだったのは
『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』と
『ハチミツとクローバー』の予告が観られた事。

キャッツは公開までまだ間があるからか
ほんの少しだけだったけど、
あの5人を見られただけでテンションが上がる。
円陣組んで駆け出す所、バンビが最初少し
見切れてて、ムカっとしてしまった(笑)

『ハチミツとクローバー』は『アオゾラペダル』が
劇場で流れた瞬間、じわっと泣いた。
嵐で歌ってるんだけど、おーちゃんの声が
ひときわ立っていて、映像の雰囲気と合っていて
それがなんとも嬉しくて、泣いた。
予告で泣いてた人、きっと劇場で私だけだったろう。
暗くてよかった。本編観る前に泣いてるの変だもんね。
はぐちゃんが雑誌で見たりしていたよりも
ずっとずっと素晴らしく良くて、映画観るのが楽しみ。
翔くんがとても綺麗な映像の中に佇んでいるのを観て、
それもたまらなく嬉しくて、また泣いた。
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