櫻井語録

惑わされずに 寄り添っていて。

毎日思うこと。

色のある感覚。

2007年12月19日 | 日々思う(ブログ版)
人のがんばりに感化されることもある。できればいい影響を受けたい、という気持ちと持つことは、今の自分にとって誰かのがんばりを燃料ににして、餌にして、貪っているような気がして、嫌だけど、そういう面もなくはない。熱効率とか、排気ガスの問題に似ている。

何か大きなことじゃなくても、ふとある瞬間に思い出すことがいくつもある。この数週間の中のことをいくつも思い出す。それは些細なことであったり、記憶しておきたいことであったり、誰かの顔(必ずしも良いものではなくても)が忘れられないからであったりする。

今日は目覚めての音読ができた。それは良かったし、物理もできた。
がんばる人を見ることもできた。

意味のわからないことも起きた。普通の野良犬になりたい時もある。
ある人の書いた詩の解釈を考えた。
東の空に現れるであろう、火星を探した。
なんだかいいこともたくさん起きたはずなのに、悲しい気分になってきてしまったよ。悲しさは確実に人生にある種の色味を与えているのだから、悪いことばかりではないと、今は思う。むしろ単色で進んでいくことの方が、今は怖いよ。そういう色のある感覚があるうちはそれをきちんと握っていようと思った。また何かの拍子にスイッチが切れて、しばらく戻らなくなるかもしれないから。