UNDER WORLD sakura052

マイペースとのろまは紙一重。
チンピラとカリスマも紙一重。

MEW

2005-08-24 20:17:46 | Weblog
MEWとゆう人達のアルバム「フレンジャーズ」を買いました。
デンマーク出身の4人組バンドです。

すっごく良くてずーっとヘビロテで聴いてます。
なんだかすごく綺麗でロマンティックで心地よいんです。

Voは声が高めで、より一層ファンタジックな世界が広がります。

4曲目の「シンメトリー」とゆう曲で少女と一緒に歌ってる曲が気に入ってます。6曲目にも女性と歌ってる曲があって、こちらもかなり好きですが何と言ってもこのアルバムではシングルにもなってる8曲目の「SheCameHomeChristmas」と最後の曲「ComfortingSounds」は名曲です。

「SheCame~」は私がMTVでPVを初めて見て、MEWを知るきっかけになった曲でもあります。優しいメロディで涙が出そうになりました。PVも「女の子が森でクマに出会い恋をするが、クマは魔女に殺されてしまい、女の子の涙で森に花が咲く」とゆうストーリーで、MEWの出演は全くないのですが曲と映像がぴったりでとてもステキでした。

「ComfortingSounds」はアルバムの最後を飾る曲です。この曲は静かに始まるんですが、聴き終わった後、ぼーっとしてしまいます。
アルバムのタイトル「フレンジャーズ」とは「フレンズ」と「ストレンジャー」をくっつけた造語らしいです。「友人とは言えないけど全く知らないわけでもない人」とゆう意味で、つまり「聴き慣れた音楽ではないけれど、全く知らない音楽でもない」ってことだそうです。なるほど。

かなりおすすめですよ。


あっちゃんの好きな映画

2005-08-24 00:42:23 | BUCK-TICK
ブログのデザインを変えてみました。
前まで「和風」ってやつだったけど、なんだかとても暗く感じたので明るいやつにしてみました。


さてさて。BUCK-TICKの櫻井あっちゃんが好きな映画は「田園に死す」だそうな。

レンタル屋で探して見ました。

昔の映画で、とても不思議な話でした。
まず出演してる人達はなぜか白塗りメイク。主人公は中学生の少年なんだけど、その子も学ランに白塗り。斬新な感じがしました。

この映画を作った監督の自伝に近い話らしいです。

演出の仕方が普通ではなくて、ある意味面白いです。

例えば、出産をした女の人が父親がいない事を理由に村の人から追われてしまい、赤ちゃんの命の危機を感じて崖っぷちまで追い込まれた末、川に赤ちゃんを流してしまうんですが、赤ちゃんを流した後ろの川上からお雛様が流れてくるんです。8段飾りか10段飾りか分かりませんが一式。赤ちゃんの名前を泣き叫ぶ母親の声をバックに雛段飾りが流れてくる光景は、なんか迫りくるものを感じました。

この話の中で重要だったのは「母親の存在」でした。
この映画の監督と少年が会うんですね。現実にはありえない事なんですが・・。

で、成人してからの少年(つまり監督)は「少年時代に母親が死んだら今の自分は存在するのか?」とゆう疑問を抱いてやって来て、それを実行しようとするが、いざ母親の前に行くとできない。
「一人の母親も殺せない自分は一体誰なのか」
とゆう大変重たい疑問を投げ掛けて映画は終わりました。


全体的には奇妙なサーカス団や恐山などが出てきて、不気味な雰囲気がムンムンしてる。でも母親との親子関係、お互いを想う気持ちや少年時代の葛藤など、「生と死と母親と愛」って言葉が浮かびました。

あっちゃんの詩そのものだ。