UNDER WORLD sakura052

マイペースとのろまは紙一重。
チンピラとカリスマも紙一重。

会社で泣く

2006-09-21 23:56:43 | Weblog
今日は締日で忙しかったのでスーパー残業。
残業しすぎると家に帰るのが面倒になってしまう。
「数時間後にまたどうせここに来るんだし」
とか思ってダラダラ会社に居座ってしまう。
今日もそんな調子。さほど疲れてなかったし社員のおない歳の子と喋ってました。
そこで今日あった出来事を話しまして。

友達が近くの会社で働いてるので今日一緒にお昼ゴハンを食べたのですが、友達はなんだかいつもより元気がない感じでした。「疲れた」とゆってたのでそうなんだと思って何気ない会話をしてたんですけどどうもリアクションが薄い。
「大丈夫?」と聞いてもうつむいて黙ってるんですよ。
そしたら急にポロッと涙を流して泣き始めました
普段は勝気で強気発言が多い子なのでびっくりしました。
「泣くまい」とガマンしてたけどこらえきれなかった感じでハンカチで顔を覆って泣いてました。

私はびっくりしてオロオロしちゃったけど落ち着いてから話を聞いたら
同じ会社の本社にいるオヤジの電話対応のせいらしい。
やつあたりされるんだって。
こっちは悪くないのにグチグチ文句ばっかり言われてひたすら耐えてるんだって。
その電話のせいで毎日毎日泣く寸前のところまでいくけど、「泣くもんか」ってなんとかこらえてるらしい・・・。
かわいそうに耐えすぎていっぱいいっぱいだったんだね。

20代後半な私達は「仕事中に泣いて許されるのは10代だけ」ってゆう考えがあって、イヤな事があってもそれが「仕事上の問題」であるならば会社の人前で泣く
なんて事はただの甘えだと思ってる。
だって泣いて仕事が解決する訳じゃないし卑怯だと思う。
「泣いてるヒマがあるならその問題をどうすればいいか考えろ」
です。

こんな風に書くとすごく厳しい意見のように聞こえるかもしれませんが、最近の子はすぐに泣きすぎるんですよ。
今年の春からの新入社員18歳。ド派手な爪で出勤してきて
「何その爪。明日までにとってきなよ」
ってお局に言われた→泣く。
自分のミスが発覚して営業さんに迷惑がかかった→泣く
取引先に電話したくない→泣く

ありえなーーーい

泣いてどうしてほしいんだか・・・ほんとに呆れる。
「まあ18歳だしね・・・」
ってコレしか言えません。

まあ私も忙しすぎてお昼休憩が取れずにひたすらパソコン打って、やっと落ち着いたと思ったら日が暮れててちょっとタバコ休憩した時は「仕事終わるのか!?」って不安になって泣きそうになった事はあるけど。あくまで休憩室に一人での話。


そんなこんなで私の友達はかなり精神的ダメージをくらってたので今日はお昼で早退すると言って帰りました。でも「仕事やりかけだからちゃんと引継ぎしてくる」とゆって一度会社に戻りました。
これが社会人とゆうものです。
勉強しろ18歳!

月マニア

2006-09-20 00:44:49 | Weblog
いやあ夜は涼しくなったもんだ。
一年のうちの秋だけは時間の流れが惜しく感じます。
最近は夜中に真っ暗な部屋でカーテンをあけて夜の空をぼーっと眺めるのが日課です。

今日お誕生日の人がいたのでケーキをプレゼントしたらすごく喜んでくれて
「今日は朝からイヤな事ばっかだったけど、これで吹き飛んだよ」
なんてゆってくれました。
そんなに喜んでくれて私もうれしかったよ。

さて今日のお題。
私は月マニアです。
マニアといっても月に関して詳しいとか知識はそんなにないんですけども・・・。

月の本はけっこう読んでるし部屋も月のポスターやら写真集やらが結構ありまして。
その中で好きな写真家が石川賢治さん。
この人は月光だけで撮影する写真家さんでして、先日写真展があったので行って来ました。
すっごい良かった~・・・キレイすぎてため息でちゃいました。

会場はまさに月光くらいの明かりでうす暗くて虫の声が流れてました。
その中に青い写真たちがたくさん展示してありました。
ほんとは一つずつゆっくり見たかったけど人が結構いて立ち止まってられませんでした。
「ほんとにこれ月の光だけで撮影したの!?」って感じの写真ばかりですごくステキでした。この世に月の光だけでこんなキレイに写る場所があるんだ・・・って別の世界にいるみたいでぼーっとしてしまいました。
今回の写真展はオーストラリア・マダガスカル・ガラパゴスを撮影した写真が主に展示してありました。
他にも屋久島の縄文杉や古存木、京都の銀閣寺や中国を撮影した写真集もそれぞれ出版してます。本当にどれもすばらしいです。
ちなみに写真は屋久島の山から撮影したとゆう私のお気に入りの写真です。

この秋にまた何度か手に取って眺めるんだろうな私。


UNITED93

2006-09-17 03:01:36 | 映画・マンガ
「UNITED93」を見てきました。
NYの国際センタービルの自爆テロの話です。

映画を見て初めて知った事がたくさんあってびっくりしました。
てゆうか知らなさすぎな自分に驚いた・・。

「ビルに飛行機がつっこんだ」って事しか知らなかったんですよね。ほんとにこれしか知らなかった。
だから飛行機が同時に5機もハイジャックされた事とか乗客が全員死亡したとかUNITED93ってのが飛行機の名前だって事すら知らなかった。いかんです。
まじでいかんですよ私。

映画を見て良かったと思いましたよ。
5年もたってから知るなんて遅すぎるけど、もっとニュースを考えながら見ないとダメだなって思った。
「同時自爆テロ」
の意味を今頃理解してます・・。


映画の内容は、前半は飛行機の指令塔(?)何てゆうんですか、操縦士に連絡を取って空の交通整理をする仕事。あぁコレまた無知。
とにかく色んな場所のその人達が連絡を取り合ってる場面が長く続くんですよ。
そこで無線に応答しない飛行機があって、「おかしいな」と思ったらハイジャックされてた。近辺の空港や軍に知らせたりしてたら管理してるレーダー上から消えて、騒いでるうちに国際センタービルにつっこんだ。

これがあっとゆう間に二回もあって、展開の早さに驚いた。
指令塔の人達も
「えっ」
って感じで唖然。
実際もそうだったんだろうな・・。
一体何が起こってるのかわからなくなってくるはず。映画を見ててもそうなりかけました。

そして3機が激突した時にUNITED93はハイジャックされてました。
乗客の様子のシーンは辛かったです。
家族に最期の電話する人がたくさんいました。
機長は殺されて犯人は体に爆弾をつけてる。地上では飛行機が立て続けにビルに激突した。自分が乗ってる飛行機は異常に低空飛行・・。

「次はこの飛行機が激突する!」
って気付いてしまうんですよ。
「もう助からない」って絶望に襲われて、泣きながら子供や恋人や親に電話してました・・。

とてつもない恐怖だったでしょうね・・。
自分が同じ立場だったら、って考えただけで鳥肌がたちました・・。
男の乗客が犯人に立ち向かって戦うんですが操縦室にやっとたどり着いて高度を必死であげようとするんですけど間に合わなかったんです。
もう、このシーンは泣きました。祈りました。
無知なのでUNITED93が実際には助かったのかダメだったのか知らなかったので最後の終わり方にはかなりショックを受けました。
「映画だけどこれは現実に起きた事なんだ」って思い知らされました。

どんよりした気分で帰ってきましたが、この事件は忘れてはいけない事だと思いました。ぜひ見て下さい。