鋼の錬金術師 22

ブラッドレイに斬られたランファン。すぐさまリンが助けに入るが、彼もまたブラッドレイやグラトニーに追い詰められてしまう。一方グレイシアと共にヒューズの墓参りに行ったウィンリィは、その帰り道、エドとアルがスカーと戦っている事を知る。急ぎ現場へと向かうウィンリィだったが、そこで彼女は偶然、スカーこそ自分の両親を殺した犯人であるという事実を耳にしてしまう。


　22話　「遠くの背中」


うおっ！ブラットレイに追い詰められ、リンの目が開きました。
細い、細いよ（笑）
せっかく、ブラットレイに説教かましましたが、・・・・残念ながら、ちょっと迫力不足というか説得ないなぁ・・・ごにょ。


　　あの人、結構、寂しがり屋だから・・・・・

ヒューズの墓～・・・・・てだけで泣けました。


時間かせぎにスカーに問いかけるアルだが・・・・・
なんていうか、やぶへび。
キメラの件で、逆に心の奥にしまって、目を背けていたものを言われてしまう。


　殺されなきゃいけなような何をしたの？！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　返してよぉぉぉ！！！

スカーが両親の敵だと知り、拳銃を向け、憎しみのまなざしを向けるウィンリィ。
ウィンリィの叫びはもっともです。
でも多分、イシュバールの人々も同じことを思ったと思います。
叫んだと思います・・・・
憎しみからの復讐が復讐しか呼ないことをウィンリィのまなざしに見るスカー。


　生きろ！死んではいけない！！

スカー兄はどうやら優秀な錬金術師だったみたいです。
彼の研究でみつけた”力”はなんだったのでしょう？
兄声が子安氏とわかったとたん、テンションが一気に上がりました。
皆殺しにされる同族、自分をかばって亡くなった兄、兄から譲られた腕・・・・スカーが怨む気持ちも、誤ってウィンリィの両親を殺してしまった気持ちも、この世界を呪いたい気持ちもわかる。
同じ立場だったたら復讐せずにはいられないと思う。
でもスカーの気持ちはわかるけど、復讐するなら手当たり次第じゃなくて、もっと計画的にしたらいいのに・・・と思うのは私だけでしょうかね？


　バカ兄！なにやってんだ！！

ごもっとも（苦笑）。
ウィンリィの存在に気づかずスカーのことを言ってしまったエドは本当、うっかりさんです。
おかげでウィンリィは人殺しになるところだったし・・・・
もっと言ってもいいぞアル！！


　お前の手は人を殺す手じゃない。
　　　　　　　　　　　生かす手だ・・・・・・・・

結局はスカーを撃てなかったウィンリィ。
スカーの手からウィンリィをかばったエド。
両親の仇を討てなかったと放心状態のウィンリィにかけるエドのせりふが涙でした。
その手に何度も救われてきただろうエド。
そうだね、せめて、ウィンリィの手は、それがエゴであったとしても、やっぱり汚れてほしくないです。