ひきつづき西南官軍コレクション増補用の絵を進めています。今回は警視隊の将校のリテイク。
以前描いたものがあまり気に入っていなかったのであらためて新規に描きおこすとともに、より精強そうな雰囲気というのも意識してみました。
1枚目は常装の少警視(=陸軍では佐官相当)。黒色のフロックコート型略衣は当時の幹部級警視官(警部補以上)用として一般的だったもの。階級章の類は一切ないシンプルなつくりで、立襟と開襟の両方が可能なデザインですが、古写真を見るかぎりは開襟で着用している者が圧倒的に多いです。サーベルは定制のものに加え、オリジナル品を佩用することも認められていたため、イラストも日本刀仕込みの私品サーベルをイメージしています。
こちらは戦地バージョンの警部補(陸軍では下士相当)。有名な別働第三旅団将兵の凱旋記念写真を元にしました。略衣を立襟で着用し、脚絆・足袋・草鞋に日本刀です。
3枚目は戦地バージョンその2。大警部(陸軍では尉官相当)のつもりですが、帽章は警部補と同じです。特徴的な長い外套は、警視隊のトレードマークとして薩軍の将兵にも強い印象を与えていたもよう。拳銃は当時ポピュラーだったルフォショー・リボルバーにしました。
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警視隊の活躍については、過去にもまとめ記事を書いていますので、ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
以前描いたものがあまり気に入っていなかったのであらためて新規に描きおこすとともに、より精強そうな雰囲気というのも意識してみました。
1枚目は常装の少警視(=陸軍では佐官相当)。黒色のフロックコート型略衣は当時の幹部級警視官(警部補以上)用として一般的だったもの。階級章の類は一切ないシンプルなつくりで、立襟と開襟の両方が可能なデザインですが、古写真を見るかぎりは開襟で着用している者が圧倒的に多いです。サーベルは定制のものに加え、オリジナル品を佩用することも認められていたため、イラストも日本刀仕込みの私品サーベルをイメージしています。
こちらは戦地バージョンの警部補(陸軍では下士相当)。有名な別働第三旅団将兵の凱旋記念写真を元にしました。略衣を立襟で着用し、脚絆・足袋・草鞋に日本刀です。
3枚目は戦地バージョンその2。大警部(陸軍では尉官相当)のつもりですが、帽章は警部補と同じです。特徴的な長い外套は、警視隊のトレードマークとして薩軍の将兵にも強い印象を与えていたもよう。拳銃は当時ポピュラーだったルフォショー・リボルバーにしました。
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警視隊の活躍については、過去にもまとめ記事を書いていますので、ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
威厳のイメージですね?
警視隊というととにかく強そうなイメージがありますので。