コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

氷菓 第13話「夕べには骸に」 感想

2012-07-17 22:46:42 | 氷菓(2012春夏)

 クドリャフカの順番2話目。今回は文化祭1日目の後半の様子について描かれていきました。文集・氷菓は売れるのでしょうか…?また今回新OPがお披露目に!ストーリー+今後の伏線があって何回観ても飽きません~。

 

 今回からOPが新OPに!古典部で会話中、寝てしまった奉太郎が、校内をさまよう夢を観るという設定で進んでいきます。校内を誰にも気付かれず彷徨う奉太郎…。途中で遠垣内・入須達とすれ違いますが、気づいてもらえず寂しそう…。
 後半にはこれからの話の舞台になる、橋・川・神社が出てきます。橋のシーン、背景だけでも高クオリティでますます楽しみになりました!今後の伏線もばっちりです。
 そして彷徨う奉太郎が最後行き着いた場所が古典部の部室。える・里志・摩耶花は奉太郎に気づき、そしてえるが奉太郎の手を引き、助けだそうとします――。見つめ合うえると奉太郎のシーン…なんだか意味深でした。これからの二人の関係について暗示しているんでしょうか。奉太郎、最後に気づいてもらってよかった~。
 そうして眠っていた奉太郎。眠っているところを里志と摩耶花に見つかり、顔にいたずらされてしまいます…!悪巧みする里志・摩耶花も面白かったですが、怒る奉太郎が~。古典部の皆は仲良しなようで。ニヤニヤするOPでした!

 


 

 カンヤ祭1日目。クイズトライアルに参加する里志。司会が答えを言うまでのためが長すぎてうんざりします~。まるでミリオネア。
 またクイズ大会の司会の女生徒の声は日笠さん…!これでけいおんメンバーが皆氷菓に出演したことに!氷菓はゲストキャラ地味に多いですね。あと司会の男子生徒、早くもへばっていて笑。最初から飛ばしすぎたようで…。

 クイズ大会の最中、里志は囲碁部の谷に話しかけられます。どうやら碁石が少し盗まれたそうで…。ですがこの時点では里志はあまり興味を示さず。

 決勝戦まで勝ち残り、ステージに立つ里志。

 そして里志はあのギャラクシーな衣装を着て、
 ステージで古典部・氷菓を宣伝!

 回るシーンがシュールすぎます~。里志トークがとても上手いです。里志はカンヤ祭の名前の由来について、上手く焦らして宣伝。答えを言わないというのがポイントですね。
 この里志の宣伝に観客も大盛り上がり!里志も大満足なようで。


「アピール成功だ…
 もう優勝なんてどうでもいい…」


 勝負はこれからなのに、早くも燃え尽き気味な里志…。大丈夫なんでしょうか。そんな里志の宣伝を部室から聞いて、力入っているのは部数だとツッコミする奉太郎…。そういえば奉太郎、今回部室から出ていなかったような…。

 その後里志は決勝戦でいいところまでいきますが、優勝を逃してしまいます…。とりあえず氷菓の宣伝ができたことでよしとすることに。
 ですが谷は勝負の決着をつけることをまだ諦めていないようで。次は明日の料理勝負。
 



 奉太郎とえる。えるようやく部室に帰還。寄り道しすぎ~。ですがすぐに氷菓の宣伝をするために、戦利品を置いて部室から出ていってしまいます。
 奉太郎はえるの戦利品の中の、写真が気になり、ついつい見てしまいます…!そこには前回のコスプレ写真が…!無表情な奉太郎ですが、かなりガン見…。

 ですがそこに里志の宣伝効果でお客さんが…!カンヤ祭の名前の由来に興味を持ったようです。うろたえる奉太郎面白すぎ~。で、氷菓がまた1部売れます。今回来た生徒は園芸部の男子生徒。銃を持っていてサバゲー部かと思ってしまいました…。声は杉山紀彰さん。氷菓は何故ゲストキャラの声が豪華なんでしょう…?
 また今回もわらしべ長者イベントが進行。園芸部員のズボンが破けているのに気づき、奉太郎はバッチのピンを手渡します。これで破けたところをカバー。園芸部員は感謝してお礼に奉太郎に焼き芋に使っていた水鉄砲をあげます。パッチのピンが水鉄砲に…。次は何に変わるんでしょうか…?
 



 えるは氷菓の宣伝をお願いするために、壁新聞部の遠垣内の元をたずねることに。遠垣内先輩再登場。OPとのタイミングもばっちりです。
 ですが遠垣内は古典部には取り上げるネタがないと気まずそうに断ります。ですが取り上げるに値する話題があれば、考えるとえるに返事を。壁新聞部に古典部の宣伝をしてもらうためには、何か話題を作る必要がありそうですが…。

 その後えるは友達の十文字かほに会い、占いをしてもらうことに。かほは占い研究会部長でした。部員が一人しかいないようですけど…。一人でも部の承認もらえるんでしょうか。
 また占い研究会でも、タロットカードの運命の輪のカードが盗まれるという些細な事件が起きていました。文化祭が終われば返してくれるようですが、確かに1枚カードなくなったら占いできないですね…。
 校内で多発する些細な事件…。すべては繋がっているのでしょうか…?
 



 後半、漫研の方では争いの火種が…。

 漫研で権力を持つ河内(ナコルル)が
 文集の内容にいちゃもんをつけてきて、
 摩耶花を挑発してきます――。


 これに摩耶花は我慢しきれず、副会長に反論を…!漫画の名作について議論することになります。
 漫画の面白さは本来みんな同じで、名作は年月が過ぎても存在するもの。そう主張する河内ですが、摩耶花は名作は発表された時から名作であると主張。結局何が名作かは、人それぞれの好みによって違ってくると思うのですが、色々難しい問題です…。


 そして摩耶花は名作の漫画として、
 去年漫研で発行された
 「夕べには骸に」を引き合いに…!



 そのタイトルに一瞬怯み、複雑そうな表情を浮かべる河内。河内はその作品について何か知っているようですが…?

 この日の勝負は摩耶花が「夕べには骸に」を明日持ってくると約束したところでおしまい。ですがこの討論が、いつの間にか人寄せのイベントになっていて、摩耶花大慌て~。会長、何気に策士です。河内も一体どこまで本気なんでしょう…?


 

 文化祭1日目の反省会。氷菓は14部売れしました。普通に考えると良いペースですが、完売にはまだまだ程遠く…。
 里志は更に氷菓を宣伝するために、料理勝負のイベントに参加することに。ですが明日のイベントは3人一組の参加…。一人で参加できると思っていた里志は困り、える・摩耶花に相談。そこで里志・える・摩耶花の3人で参加することに。3人の料理シーン楽しみですー。

 えるは占い研究会での些細な事件が気になっていたようですが、氷菓のために我慢。奉太郎もえるが我慢して一安心のようです。
 ですが話し終わった後、えるは奉太郎が自分のコスプレ写真を見たことに気づき動揺…!同じように慌てる奉太郎が面白すぎます~。もう付き合っちゃえばいいのに…。えると奉太郎の思わぬニヤニヤシーンが見れてよかったです。
 



 夜、「夕べには骸に」を探す摩耶花ですが、見つけることはできず…。棚の後ろを見て見つけたと思ったらタウンページ…あるあるすぎる~。ボディトークという漫画を持っていこうとしますが、やめてしまいます。何気に切ないシーン…。
 摩耶花の部屋、思った以上に少女漫画が多くてびっくりしました。奉太郎以外のキャラの部屋を観るのはやっぱり新鮮です。
 「夕べには骸に」を読んだ時のことを思い出す摩耶花。絵が高校生とは思えないほど上手です…。「夕べには骸に」を読んでキラキラする摩耶花。摩耶花にとってその本は特別な本でした。
 結局、この晩に「夕べには骸に」を見つけることはできず、2日目の戦いに挑むことに…。


「どこにもない…なんで?」
 



 次回は「ワイルド・ファイア」文化祭2日目、料理勝負に参加することになった古典部の面々。今度こそ優勝することはできるんでしょうか…?必死になっている奉太郎も見逃せません…!校内で起きている些細な事件と奉太郎の物々交換がどう進んでいくかも気になりますー。
 今回は明るめのBGMが多く、いつもより印象に残りました。田中公平さんのBGMは力強さを感じます。

 ではまた次回に!