さかいほういち@遠望楽観

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小野小町伝説・瘡(かさ)神薬師

2007年05月04日 16時54分17秒 | 似非エッセイ

 

岐阜市岩井にある瘡(かさ)神薬師は、ここの霊水で小野小町が水疱瘡を治したとされる薬師如来がご本尊の寺である。
境内には、おいしい水が湧いているが、今年は水量が少ない。
近くに「岩井屋」という菜飯田楽が美味い店があるが、今日も賑わっていた。
小野小町は9世紀ころの人物なので、そのころからこの薬師様はあったということだ。
歴史が深い!
この田楽屋も、当時からあったのだろうか?
田楽屋ではないかもしれないが、何がしかの茶屋のようなものはあったのかもしれない。
豆腐田楽250円 芋田楽300円 菜飯200円 味噌汁100円 とリーズナブル。

小野小町も顔を洗ったかもしれない霊泉。

なぜか秋の風情の小野小町像が祭られているお堂。
ロウソクと線香をお供えした。


みょうがぼち。

2007年05月01日 18時56分37秒 | 似非エッセイ


みょうがぼち」もしくは「みょうがぼっち」とも言う。
ぼち(ぼっち)は「餅」を指す岐阜の方言。
茗荷の葉にくるんであって、香りが良い。
中の餡は、乾燥した空豆を水で戻し、それに砂糖を加え餡にしてある。
完全にはすりつぶしていなくて、粒粒の残る状態なので、噛むと空豆の芳香が口内に広がる。
餅の部分は、いわゆるもち米ではなく「小麦粉」で作られている。
岐阜方面の一部の地域でしか作られていない風土なFOODだったが、今ではスーパーでも買えるようになった。