鹿児島市皇徳寺台のピアノ教室 坂井節子ピアノ教室            坂井節子のブログ

ピアノを弾いたり教えたりしている日常の中で感じたことを綴ります。

5の指

2014-10-05 20:12:02 | ピアノレッスン

ピアノを弾く時、指の全ての関節が、凸形になっていることがまず大事なのは言うまでもないのですが、各指のDIP関節(指先の関節)と各指のMP関節(付け根の関節)のうち、5の指のDIP関節とMP関節は、凹みやすいので、注意が必要です。特に、幼児の場合は、ほぼ100%凹みますが、それは、まだ関節が未発達なためで、悪い癖がついたわけではありませんので、心配はいりません。関節の発達とともに、支える筋肉を“グッパー”や“カスタネット”・“トング”などのグッズを使って、楽しく意識的に鍛えるうち、5の指を支える筋肉が発達してくると、他の指同様にしっかりしてきます。ただし、小学校低学年頃までは、安定しませんので、常に注意が必要です。

手が小さめで、MP関節が凹みやすい手だったお子さんも、“音楽が好き”という気持ちが表われる“美しく良く響く音”で弾けるようになっておられます。

 


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