「こだわりすぎない、ほどよさを」 (永崎一則著)
愛着すると裏切られる
執着すると逃げられる
握りしめるとこわれる
あまりこだわると崩れる
ものごとはほどほどがよい。パッキングみたいに、ぴったりしすぎると窮屈だ。
結婚相手はあの人しかいないと思いこむと、裏切られたときのショックは大きい。執着すると柔軟性を失い、ギクシャクする。これ以外にないと握りしめるとこわれる。
陶工が粘土をほどほどにこねて、ロクロで成形をするが、ロクロに逆らわないと形はできない。しかし逆らいすぎると形はこわれてしまう。その手加減が名人芸を生む。
何ごとにもそれにふさわしい力加減がある。強すぎても弱すぎてもいけない。このほどよさを鹿児島語でテゲテゲという。ものごとはテゲテゲによること。
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なにごとも、ほどほどがいいですね(^-^)